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空良と一緒にいたい
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「佳都っ! 支度が終わったのか?」
「はい。ちょうど今終わって、悠木先生たちが来られてるって聞いたから」
「そうか、すごくよく似合ってる」
「ふふっ。ありがとうございます」
突然現れた佳都くんの登場に興奮していた理央くんも泣いていた空良もキョトンと見つめている。
それくらい今日の佳都くんはいつもよりもずっとずっと綺麗だった。
「綾城……」
俺たちの目の前でいちゃつき始めた綾城に声をかけると、佳都くんと2人でハッとこっちを見て
「ああ、悪い。つい……佳都の可愛さにお前らの存在忘れてたわ」
と悪びれもなく言い出した。
「あの……良かったら君たち、僕の控え室でちょっと話をしない? ねっ」
佳都くんはスッと空良と理央くんに近づき、笑顔で2人の手をとって
「じゃあ、直己さん。そっちはよろしくね」
とあっという間に連れ出してしまった。
新郎控え室には俺たち3人だけが取り残され、一気にむさ苦しさだけが残った。
「あの子がお前の大切な子なんだろう?」
綾城にそう聞かれて俺は『ああ』と頷いた。
「じゃあ、なんですぐに言ってやらなかったんだ?」
「まさか空良が俺と結婚したいとまで考えてくれてるとは思わなかったんだ! 俺だってゆくゆくはお前と佳都くんのようにみんなの前で……って思ってたが、空良にとって俺はようやく唯一信頼できる大人くらいの存在になったくらいと思ってたから……だから空良の言葉が嬉しすぎて言葉に詰まっただけなんだよ」
「そうだったのか。ははっ。そりゃあ驚くよな。でも、空良くんだっけ? あの子、俺と佳都が男同士で結婚式挙げるって言っても驚いただけで全然嫌そうな顔もしなかったし、お前と結婚できるって知ってものすごく嬉しそうな顔してただろ? だから、お前のこともっと深く思ってるんじゃないのか? なぁ観月」
「ああ。俺もそう思うよ。空良くん、お前のこと絶対的に信頼しているのは間違いないが、その中には愛情がふんだんに入ってるぞ。あの子の目を見ればわかる」
空良が俺のことを好きだと思ってくれているのはわかっていた。
だが、結婚したいと思うほどの気持ちを持ってくれているとは思いもしなかったんだ。
「言っとくけど観月……俺から言わせればお前もだぞ。理央くんがあれだけ悠木に怒ったのはどうしてだと思う?」
「それは……悠木がはっきり言わなかったからだろう?」
「ふふっ。まだまだだな。あの子は自分が言われた気になったんだよ。理央くんもお前との結婚を考えてたはずだからな」
「理央が……?」
「ああ」
綾城の言葉に観月は今にも部屋を飛び出していきそうだったが、
「観月、ちょっと待て。俺は今日せっかくお前たちが同伴者を連れてくるって言ってたから、ちゃんと用意しといたんだ」
と綾城は意味深な目で俺たちを見つめた。
「用意って……何をだ?」
「ふふっ。ここはホテルだぞ。俺たちの結婚式を見てムードが盛り上がるだろ?」
「「あっ――!」」
「ふふっ。お前たちの部屋、とっておいたから好きに使え」
綾城はそう言って俺たちにカードキーを手渡した。
ゴールドのカードはこのホテルのスイートルーム専用キー。
「これ……いいのか?」
「ああ。お前たちにはたくさん借りがあるからな。部屋には必要なものも全部用意してあるから、使ってもらわないと困るんだよ。もちろん、泊まりの支度も全部新品で揃えてるから気にしないで泊まってくれたらいい」
「ありがとう。綾城、ぜひ泊まらせてもらうよ」
笑顔でそう返す観月を見ながら、俺は少し考えていた。
「悠木は? どうする?」
「いや、こんなすごいホテルに泊まるのは空良も初めてだろうし、俺もぜひ泊まりたいとは思ってるが、あんなふうに泣かせた後で空良が俺と泊まってくれるかどうか……」
「ははっ。それはもう大丈夫だろう」
「えっ?」
「佳都がうまく話してくれてるはずだから心配しないでいい。ただ、こっちに戻ってきた時が肝心だぞ。ちゃんとお前の気持ちを伝えないと!!」
前に綾城に同じようなことを言った覚えがある。
まさかこうやって返されるとはな。
「ああ、わかってるよ。ありがとう。佳都くんにもあとでお礼を言っておかないとな」
「ちなみにお前たちの大切な子のお泊まりセットを選んだのは佳都だから。俺が選んだわけじゃないからな」
「佳都くんが選んだなら、空良も喜びそうだ」
「ああ、理央もだよ」
『ははっ』と3人で声を上げて笑っていると、トントントンと扉を叩く音が聞こえた。
「直己さん、入ってもいいかな?」
佳都くんの声に綾城は俺たちを払い除けるように急いで扉へと駆け寄った。
「佳都っ!」
「ふふっ。直己さん、待たせちゃいましたか?」
「いや、大丈夫だ。佳都たちはどうだった?」
「それが……空良くんも理央くんも2人にお話があるみたいで……。ねっ」
佳都くんの背後に隠れるようにいた空良と理央くんがさっと顔を出してきた。
「それで、僕と直己さんは式のことで担当さんと少しお話があるので、僕たちの控え室使ってもらっていいですよ。ねぇ、直己さん」
「んっ? ああ、そうか。じゃあ、佳都。行こうか」
そういうと綾城は佳都くんの腰を抱くように2人で寄り添って出ていった。
しんと静まり返った部屋で観月が
「じゃあ、俺……理央を連れてあっちに行くよ」
というとすぐに理央くんを連れて部屋を出ていった。
俺と空良だけが部屋に残され、なんと言って話しかけようかと思ったその時突然空良が
「ごめんなさい!」
と頭を下げてきた。
「空良っ! なんで空良が謝るんだ? 悪いのは俺の方だろう」
「だって、僕……寛人さんの話聞かずに勝手に泣き出したりしたから……」
「違うんだ。空良は何にも悪くない。誤解させた俺が悪いんだ」
「佳都さんに言われたんです……言葉って聞こえたままの意味だとは限らないんだ……って」
「えっ?」
「お互いに言葉が足りないだけだ……って、そう言われたんです」
それは……佳都くんが勘違いして綾城の家から出ていってしまった時に俺が佳都くんに伝えた言葉だ。
ふふっ。まさか自分の言葉に教えられるとはな。
「僕、ちゃんと自分の気持ちを伝えてなかったって思い出したんです。あの時、寛人さんに好きだって言ってもらえた時、僕は寛人さんと一緒にいる時間が幸せだって言いましたけど、好きだとは返してなかったですよね。あれから寛人さんと一緒に過ごす時間が増えていって、寛人さんのこと好きだなって……ずっと一緒にいたいなって思うようになったんです。だから、さっき佳都さんと直己さんが結婚するって聞いて、僕たちもできるんだと思ったら嬉しくなって……それで――っ!!」
「ああ、わかった。空良の気持ちはちゃんと伝わったよ!! 俺……嬉しすぎておかしくなりそうだ」
「寛人さん……」
「いつかちゃんとした場所でプロポーズするけど、これは予約ってことで聞いてほしい。
空良……結婚しよう。俺はずっと空良と一緒にいたい」
そういうと空良は俺にギュッと抱きついて
「はい。僕も寛人さんとずっと一緒にいたいです」
と涙を流して答えてくれた。
さっきの涙とは全然違う、満面の笑みを見せながら……。
「はい。ちょうど今終わって、悠木先生たちが来られてるって聞いたから」
「そうか、すごくよく似合ってる」
「ふふっ。ありがとうございます」
突然現れた佳都くんの登場に興奮していた理央くんも泣いていた空良もキョトンと見つめている。
それくらい今日の佳都くんはいつもよりもずっとずっと綺麗だった。
「綾城……」
俺たちの目の前でいちゃつき始めた綾城に声をかけると、佳都くんと2人でハッとこっちを見て
「ああ、悪い。つい……佳都の可愛さにお前らの存在忘れてたわ」
と悪びれもなく言い出した。
「あの……良かったら君たち、僕の控え室でちょっと話をしない? ねっ」
佳都くんはスッと空良と理央くんに近づき、笑顔で2人の手をとって
「じゃあ、直己さん。そっちはよろしくね」
とあっという間に連れ出してしまった。
新郎控え室には俺たち3人だけが取り残され、一気にむさ苦しさだけが残った。
「あの子がお前の大切な子なんだろう?」
綾城にそう聞かれて俺は『ああ』と頷いた。
「じゃあ、なんですぐに言ってやらなかったんだ?」
「まさか空良が俺と結婚したいとまで考えてくれてるとは思わなかったんだ! 俺だってゆくゆくはお前と佳都くんのようにみんなの前で……って思ってたが、空良にとって俺はようやく唯一信頼できる大人くらいの存在になったくらいと思ってたから……だから空良の言葉が嬉しすぎて言葉に詰まっただけなんだよ」
「そうだったのか。ははっ。そりゃあ驚くよな。でも、空良くんだっけ? あの子、俺と佳都が男同士で結婚式挙げるって言っても驚いただけで全然嫌そうな顔もしなかったし、お前と結婚できるって知ってものすごく嬉しそうな顔してただろ? だから、お前のこともっと深く思ってるんじゃないのか? なぁ観月」
「ああ。俺もそう思うよ。空良くん、お前のこと絶対的に信頼しているのは間違いないが、その中には愛情がふんだんに入ってるぞ。あの子の目を見ればわかる」
空良が俺のことを好きだと思ってくれているのはわかっていた。
だが、結婚したいと思うほどの気持ちを持ってくれているとは思いもしなかったんだ。
「言っとくけど観月……俺から言わせればお前もだぞ。理央くんがあれだけ悠木に怒ったのはどうしてだと思う?」
「それは……悠木がはっきり言わなかったからだろう?」
「ふふっ。まだまだだな。あの子は自分が言われた気になったんだよ。理央くんもお前との結婚を考えてたはずだからな」
「理央が……?」
「ああ」
綾城の言葉に観月は今にも部屋を飛び出していきそうだったが、
「観月、ちょっと待て。俺は今日せっかくお前たちが同伴者を連れてくるって言ってたから、ちゃんと用意しといたんだ」
と綾城は意味深な目で俺たちを見つめた。
「用意って……何をだ?」
「ふふっ。ここはホテルだぞ。俺たちの結婚式を見てムードが盛り上がるだろ?」
「「あっ――!」」
「ふふっ。お前たちの部屋、とっておいたから好きに使え」
綾城はそう言って俺たちにカードキーを手渡した。
ゴールドのカードはこのホテルのスイートルーム専用キー。
「これ……いいのか?」
「ああ。お前たちにはたくさん借りがあるからな。部屋には必要なものも全部用意してあるから、使ってもらわないと困るんだよ。もちろん、泊まりの支度も全部新品で揃えてるから気にしないで泊まってくれたらいい」
「ありがとう。綾城、ぜひ泊まらせてもらうよ」
笑顔でそう返す観月を見ながら、俺は少し考えていた。
「悠木は? どうする?」
「いや、こんなすごいホテルに泊まるのは空良も初めてだろうし、俺もぜひ泊まりたいとは思ってるが、あんなふうに泣かせた後で空良が俺と泊まってくれるかどうか……」
「ははっ。それはもう大丈夫だろう」
「えっ?」
「佳都がうまく話してくれてるはずだから心配しないでいい。ただ、こっちに戻ってきた時が肝心だぞ。ちゃんとお前の気持ちを伝えないと!!」
前に綾城に同じようなことを言った覚えがある。
まさかこうやって返されるとはな。
「ああ、わかってるよ。ありがとう。佳都くんにもあとでお礼を言っておかないとな」
「ちなみにお前たちの大切な子のお泊まりセットを選んだのは佳都だから。俺が選んだわけじゃないからな」
「佳都くんが選んだなら、空良も喜びそうだ」
「ああ、理央もだよ」
『ははっ』と3人で声を上げて笑っていると、トントントンと扉を叩く音が聞こえた。
「直己さん、入ってもいいかな?」
佳都くんの声に綾城は俺たちを払い除けるように急いで扉へと駆け寄った。
「佳都っ!」
「ふふっ。直己さん、待たせちゃいましたか?」
「いや、大丈夫だ。佳都たちはどうだった?」
「それが……空良くんも理央くんも2人にお話があるみたいで……。ねっ」
佳都くんの背後に隠れるようにいた空良と理央くんがさっと顔を出してきた。
「それで、僕と直己さんは式のことで担当さんと少しお話があるので、僕たちの控え室使ってもらっていいですよ。ねぇ、直己さん」
「んっ? ああ、そうか。じゃあ、佳都。行こうか」
そういうと綾城は佳都くんの腰を抱くように2人で寄り添って出ていった。
しんと静まり返った部屋で観月が
「じゃあ、俺……理央を連れてあっちに行くよ」
というとすぐに理央くんを連れて部屋を出ていった。
俺と空良だけが部屋に残され、なんと言って話しかけようかと思ったその時突然空良が
「ごめんなさい!」
と頭を下げてきた。
「空良っ! なんで空良が謝るんだ? 悪いのは俺の方だろう」
「だって、僕……寛人さんの話聞かずに勝手に泣き出したりしたから……」
「違うんだ。空良は何にも悪くない。誤解させた俺が悪いんだ」
「佳都さんに言われたんです……言葉って聞こえたままの意味だとは限らないんだ……って」
「えっ?」
「お互いに言葉が足りないだけだ……って、そう言われたんです」
それは……佳都くんが勘違いして綾城の家から出ていってしまった時に俺が佳都くんに伝えた言葉だ。
ふふっ。まさか自分の言葉に教えられるとはな。
「僕、ちゃんと自分の気持ちを伝えてなかったって思い出したんです。あの時、寛人さんに好きだって言ってもらえた時、僕は寛人さんと一緒にいる時間が幸せだって言いましたけど、好きだとは返してなかったですよね。あれから寛人さんと一緒に過ごす時間が増えていって、寛人さんのこと好きだなって……ずっと一緒にいたいなって思うようになったんです。だから、さっき佳都さんと直己さんが結婚するって聞いて、僕たちもできるんだと思ったら嬉しくなって……それで――っ!!」
「ああ、わかった。空良の気持ちはちゃんと伝わったよ!! 俺……嬉しすぎておかしくなりそうだ」
「寛人さん……」
「いつかちゃんとした場所でプロポーズするけど、これは予約ってことで聞いてほしい。
空良……結婚しよう。俺はずっと空良と一緒にいたい」
そういうと空良は俺にギュッと抱きついて
「はい。僕も寛人さんとずっと一緒にいたいです」
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