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夫夫の秘密※
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ベッドに横たわったまま征哉さんの行動を見ていたけれど、スッと僕の背中側に回ってピッタリと寄り添ってくる。
正直に言って征哉さんの顔が見えなくなったのは不安だ。
けれど、背中から征哉さんの心臓の音が伝わってきて、僕と同じくらいドキドキしてくれているんだと思ったら、不安が消えた気がした。
「大丈夫だから」
と何度も耳元で囁いてくれるのも嬉しかった。
ヌルヌルの指が僕のお尻に触れたときは流石に驚いてしまった。
おむつを穿いていた時には毎日見られていた場所だけど、直に触れられることなんてなかったから。
でも、
「私たちが深く愛し合うために必要なんだ。大丈夫、優しくするから……」
と言われたら、心配はなくなった。
僕が頷くのを確認してから征哉さんの指が中に入ってきた。
指が入る感触が怖くなってきて、きゅっとお尻に力を入れてしまったら、余計に征哉さんの指の感触を感じてしまう。
どうしたらいいんだろうと思っていると、征哉さんのもう片方の指が僕の胸に触れた。
前に行った時に初めて温泉で蜜を出してから、今まで幾度となく蜜を出してもらいながら、僕の胸にも触れてくれた。
征哉さんの指に摘まれると身体中がビリビリとした感覚を受けるのも、それがものすごく気持ちがいいということも僕の身体が知っている。
あまりの気持ちよさに力が抜けた瞬間、僕のお尻に入っていた征哉さんの指が奥まで入り込んでしまった。
「ひゃあっ、ああっ……んっ、ああっ……ああっ!!」
中をかき混ぜられる感覚が最初は変な感じがしたけれど、僕の身体はもっと奥を擦って欲しいと望むようにお腹の奥がウズウズする。
もう少し奥まで……と思っていると、それよりも手前で今まで感じたことのない刺激を感じた。
「ああっ……!! そ、こ……っ、な、んか、へん……っ」
必死に気持ちよさを伝えたのに、突然征哉さんの指の感触が消えてしまった。
お腹の奥はもっと欲しいとウズウズしているのに、どうして……。
「大丈夫、もっと気持ちよくさせてあげるから」
僕の悲しみに寄り添うようにそんな声がかけられたかと思ったら、さっき指が入っていた場所におっきくて熱くて硬いモノが押し当てられた。
絶対に指じゃないそれは一体なんなのかもわからない。
だけど、ものすごく気持ちがいい。
手前の気持ちがいい部分を擦られて、もっと奥も欲しくなってねだると、一気に奥に入り込んできた。
ずっとウズウズしていた場所に入り込んできて、目の前がチカチカするくらいに気持ちがよかった。
もう自分の身体じゃないくらいに全身の震えが止まらない。
その時、征哉さんが僕の腰を掴んで中をゴリゴリと擦り始めた。
たった今とんでもない刺激を与えられたばかりなのに、さらに奥を擦られてもうおかしくなってしまいそう。
気持ちよすぎて壊れてしまいそう……。
そう思った瞬間、苦しげな征哉さんの声が聞こえたと思ったら、身体の奥深い場所に温かなものが広がっていくのを感じた。
そのあったかいものが身体の奥にあったウズウズを止めてくれたみたい。
身体中が満足したような高揚感を感じていると、これが僕たちが一つになって愛し合った証拠だと聞かされた。
そうか。これが深く愛し合うってことだったんだ……。嬉しい。
僕は今までにない幸せな気持ちを感じて眠りについた。
「んっ……」
「一花、起きたか」
「ん……せ、い……こほっ、こほっ」
「ああ、無理しなくていい」
おはようと言いたかったのに、声が掠れてうまく出せない。
いつもは征哉さんに挨拶をして、キスをしてもらえるのに寂しい。
僕、どうしちゃったんだろう……。
そう思っていると、征哉さんの唇が近づいてきて優しくキスされる。
まだ挨拶もしてないのにキスしてくれるんだと喜んでいると、少しずつ僕の口の中に水が入ってくる。
その心地良い水を少しずつ飲み干していくと、乾き切った喉と身体がじわじわと潤っていくのがわかる。
「まだ飲むか?」
「んっ……」
「わかった」
征哉さんから与えられる水がびっくりするほど美味しくて、結局三度もおかわりをしてしまった。
すっかり潤った喉で、
「美味しい……っ」
と言うと、征哉さんは嬉しそうに笑っていた。
「おはようございます」
「一花、おはよう。身体は辛くないか?」
「身体……?」
「ああ、一花の深い場所まで私の愛を受け止めてもらったからどこか痛い場所はないか?」
「痛い場所って……」
身体を動かそうとして、お尻にピリッと痛みが走ったけれど事故に遭った時の痛みに比べたら全然痛く感じない。
「ちょっと変な感じがしますけど、大丈夫です」
「変な感じ?」
「はい。なんだかおっきなものが僕の中にまだいるような感じはしますけど、痛いとかそう言うのはないです」
「おっきなものというのは、これか?」
「えっ? ああっ、これ……っ!!」
向かい合わせに抱きしめられていたけれど、僕の太ももにおっきくて熱くて硬いモノが擦り付けられて昨日、僕を気持ち良くしてくれたものだとすぐにわかった。
「昨夜は後ろ向きだったから気づいていなかったんだろう。今はこれが何かわかるか?」
「は、はい。征哉さんの……」
「そうだ。深く愛し合うというのは、一花の中に私のモノを入れることなんだよ。そして、一花の中に私の蜜を放つことで本当の夫夫になる」
「本当の、夫夫……」
「ああ。これは夫夫にとって、ものすごく大事なことだから誰にも話してはいけない」
「えっ、誰にも?」
「夫夫同士の秘密なんだ。その方がもっと愛が深まる。だから、一花も私たちが愛し合うことについて話をしてはいけないし、他の人から聞き出してもいけない。直純くんも昇くんから教えられるまで深く愛し合うことは知ってはいけないんだ。一花から聞いてしまったら、二人は将来本当の夫夫にはなれなくなる。わかるか?」
「夫夫だけの秘密……わかりました!! 直くんたちが将来本当の夫夫になれないのは嫌だし、僕も征哉さんとだけの秘密がいいです!! だって、その方がもっと愛が深まるんですもんね! 僕、内緒にします!!」
「ああ、一花はいい子だな」
ギュッと抱きしめられて、さらに太ももに熱を感じる。
なんだか身体の奥がまたウズウズしてきちゃったな。
「征哉さん……」
「どうした?」
「これ……また、奥に欲しいです……深く愛し合いたいです」
「――っ!!! 一花っ!!」
太ももに触れていた熱いモノに指で触れながら伝えると、征哉さんは苦しげにしながらも僕の中に埋め込んでくれた。
ああ、満たされる……。
僕たちはしばらくの間、ベッドで深く愛し合い続けた。
正直に言って征哉さんの顔が見えなくなったのは不安だ。
けれど、背中から征哉さんの心臓の音が伝わってきて、僕と同じくらいドキドキしてくれているんだと思ったら、不安が消えた気がした。
「大丈夫だから」
と何度も耳元で囁いてくれるのも嬉しかった。
ヌルヌルの指が僕のお尻に触れたときは流石に驚いてしまった。
おむつを穿いていた時には毎日見られていた場所だけど、直に触れられることなんてなかったから。
でも、
「私たちが深く愛し合うために必要なんだ。大丈夫、優しくするから……」
と言われたら、心配はなくなった。
僕が頷くのを確認してから征哉さんの指が中に入ってきた。
指が入る感触が怖くなってきて、きゅっとお尻に力を入れてしまったら、余計に征哉さんの指の感触を感じてしまう。
どうしたらいいんだろうと思っていると、征哉さんのもう片方の指が僕の胸に触れた。
前に行った時に初めて温泉で蜜を出してから、今まで幾度となく蜜を出してもらいながら、僕の胸にも触れてくれた。
征哉さんの指に摘まれると身体中がビリビリとした感覚を受けるのも、それがものすごく気持ちがいいということも僕の身体が知っている。
あまりの気持ちよさに力が抜けた瞬間、僕のお尻に入っていた征哉さんの指が奥まで入り込んでしまった。
「ひゃあっ、ああっ……んっ、ああっ……ああっ!!」
中をかき混ぜられる感覚が最初は変な感じがしたけれど、僕の身体はもっと奥を擦って欲しいと望むようにお腹の奥がウズウズする。
もう少し奥まで……と思っていると、それよりも手前で今まで感じたことのない刺激を感じた。
「ああっ……!! そ、こ……っ、な、んか、へん……っ」
必死に気持ちよさを伝えたのに、突然征哉さんの指の感触が消えてしまった。
お腹の奥はもっと欲しいとウズウズしているのに、どうして……。
「大丈夫、もっと気持ちよくさせてあげるから」
僕の悲しみに寄り添うようにそんな声がかけられたかと思ったら、さっき指が入っていた場所におっきくて熱くて硬いモノが押し当てられた。
絶対に指じゃないそれは一体なんなのかもわからない。
だけど、ものすごく気持ちがいい。
手前の気持ちがいい部分を擦られて、もっと奥も欲しくなってねだると、一気に奥に入り込んできた。
ずっとウズウズしていた場所に入り込んできて、目の前がチカチカするくらいに気持ちがよかった。
もう自分の身体じゃないくらいに全身の震えが止まらない。
その時、征哉さんが僕の腰を掴んで中をゴリゴリと擦り始めた。
たった今とんでもない刺激を与えられたばかりなのに、さらに奥を擦られてもうおかしくなってしまいそう。
気持ちよすぎて壊れてしまいそう……。
そう思った瞬間、苦しげな征哉さんの声が聞こえたと思ったら、身体の奥深い場所に温かなものが広がっていくのを感じた。
そのあったかいものが身体の奥にあったウズウズを止めてくれたみたい。
身体中が満足したような高揚感を感じていると、これが僕たちが一つになって愛し合った証拠だと聞かされた。
そうか。これが深く愛し合うってことだったんだ……。嬉しい。
僕は今までにない幸せな気持ちを感じて眠りについた。
「んっ……」
「一花、起きたか」
「ん……せ、い……こほっ、こほっ」
「ああ、無理しなくていい」
おはようと言いたかったのに、声が掠れてうまく出せない。
いつもは征哉さんに挨拶をして、キスをしてもらえるのに寂しい。
僕、どうしちゃったんだろう……。
そう思っていると、征哉さんの唇が近づいてきて優しくキスされる。
まだ挨拶もしてないのにキスしてくれるんだと喜んでいると、少しずつ僕の口の中に水が入ってくる。
その心地良い水を少しずつ飲み干していくと、乾き切った喉と身体がじわじわと潤っていくのがわかる。
「まだ飲むか?」
「んっ……」
「わかった」
征哉さんから与えられる水がびっくりするほど美味しくて、結局三度もおかわりをしてしまった。
すっかり潤った喉で、
「美味しい……っ」
と言うと、征哉さんは嬉しそうに笑っていた。
「おはようございます」
「一花、おはよう。身体は辛くないか?」
「身体……?」
「ああ、一花の深い場所まで私の愛を受け止めてもらったからどこか痛い場所はないか?」
「痛い場所って……」
身体を動かそうとして、お尻にピリッと痛みが走ったけれど事故に遭った時の痛みに比べたら全然痛く感じない。
「ちょっと変な感じがしますけど、大丈夫です」
「変な感じ?」
「はい。なんだかおっきなものが僕の中にまだいるような感じはしますけど、痛いとかそう言うのはないです」
「おっきなものというのは、これか?」
「えっ? ああっ、これ……っ!!」
向かい合わせに抱きしめられていたけれど、僕の太ももにおっきくて熱くて硬いモノが擦り付けられて昨日、僕を気持ち良くしてくれたものだとすぐにわかった。
「昨夜は後ろ向きだったから気づいていなかったんだろう。今はこれが何かわかるか?」
「は、はい。征哉さんの……」
「そうだ。深く愛し合うというのは、一花の中に私のモノを入れることなんだよ。そして、一花の中に私の蜜を放つことで本当の夫夫になる」
「本当の、夫夫……」
「ああ。これは夫夫にとって、ものすごく大事なことだから誰にも話してはいけない」
「えっ、誰にも?」
「夫夫同士の秘密なんだ。その方がもっと愛が深まる。だから、一花も私たちが愛し合うことについて話をしてはいけないし、他の人から聞き出してもいけない。直純くんも昇くんから教えられるまで深く愛し合うことは知ってはいけないんだ。一花から聞いてしまったら、二人は将来本当の夫夫にはなれなくなる。わかるか?」
「夫夫だけの秘密……わかりました!! 直くんたちが将来本当の夫夫になれないのは嫌だし、僕も征哉さんとだけの秘密がいいです!! だって、その方がもっと愛が深まるんですもんね! 僕、内緒にします!!」
「ああ、一花はいい子だな」
ギュッと抱きしめられて、さらに太ももに熱を感じる。
なんだか身体の奥がまたウズウズしてきちゃったな。
「征哉さん……」
「どうした?」
「これ……また、奥に欲しいです……深く愛し合いたいです」
「――っ!!! 一花っ!!」
太ももに触れていた熱いモノに指で触れながら伝えると、征哉さんは苦しげにしながらも僕の中に埋め込んでくれた。
ああ、満たされる……。
僕たちはしばらくの間、ベッドで深く愛し合い続けた。
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