歩けなくなったお荷物な僕がセレブなイケメン社長に甘々なお世話されています

波木真帆

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嬉しいメッセージ

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<side征哉>

電話を切ってすぐに、手に入れた奴らの情報を全て志摩くんに送る。
と同時に志摩くんからも谷垣くんの電話番号とメッセージアプリのIDが届いた。
これを教えたら一花も喜ぶだろう。

谷垣くんに相手がいない時ならメッセージのやり取りをやらせるのも少し心配だったが、志摩くんという相手ができたのなら問題はない。

一花にとってリハビリだけでなくなんでも相談できる間柄になってくれればいいとさえ思う。

それにしても今日の志摩くんは実に幸せそうだった。
最愛に愛されているという自信に溢れていたな。

本当に羨ましい。

いつか私も一花と深く繋がれたら……という思いは決して消えることはないが、今はまだそのことは考えないでいよう。
今は一花が私と共にいることが当たり前で幸せだと思ってくれたらそれでいい。

「一花、志摩くんから谷垣くんの連絡先を聞いたぞ」

「わぁ! ありがとうございます」

「スマホに入れてやろう」

「あっ、自分でやってみたいです。征哉さん、教えてくれますか?」

「ああ。もちろんだよ。まずはここを押してごらん」

ベッドに座る一花の後ろに周り背中から抱きしめながら、スマホの操作の仕方を教える。

「そう、そうしたらここに名前を入れるんだ」

「えっと……な、お、た、か、さん、できました!」

「じゃあ、その下にこの番号を入れて」

さっき教えてもらった番号を一花に見せると、ささっと入力を終えた。

「保存を押したらOKだよ」

「わぁ! できました!!」

一花はアドレス帳に並んだいくつかの番号を見て嬉しそうに微笑む。
これから少しずつアドレスも増えていくだろう。
と同時に一花の交友関係も広がっていくのだろうな。

「次はメッセージアプリの方の登録をしよう」

こちらはすぐに登録も終わり、すぐにメッセージを入れられることになった。

「もう送っても大丈夫ですか?」

「ああ、今日は谷垣くんはお休みだからすぐに返事は来ないかもしれないけどね」

「はい。ゆっくり待ってます」

そういうと、一花は嬉しそうにメッセージを入力し始めた。

私が後ろで見ていても気にするそぶりもない。
一花にとってはそれが自然なのだろうが、私はそれだけで嬉しく感じる。

少し時間をかけて一生懸命書き綴ったメッセージを一花は嬉しそうに送信していた。
さて、谷垣くんはなんと返してくるだろうな。

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