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番外編
上司・中野の末路※
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二人のその後を書こうと思ってましたが、上司がその後の話を読んでみたいとリクエストいただいたので先にそちらをアップします。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
✳︎ ✳︎ ✳︎
「おい、久保田! これもやっとけ! 明日の朝イチで使うやつだから今日中だぞ!」
「あ、でも……まださっきのも終わってないですし……」
「ああっ?! ふざけてんのか? そんなのお前がチンタラやってるからだろうが! 終わらなければ、今日も残業してやればいいだろ!」
「くっ――!」
「なんだ、その顔は? 俺はお前の直属の上司として、お前が早く仕事に慣れるようにしてやってんだろうがっ! ありがたく思っとけっ!」
俺は手に持っていた資料を久保田に投げつけ、自分の荷物を持ちさっさと退社した。
あーあ、あいつが入社してきてから早く帰れるようになったし、ほんっと助かるわ。
あいつ、いるだけで妙にムカつくんだけど、仕事だけはできるからな。
あいつに仕事やらせたおかげで俺の評価も上がってるし、言うことなしだな。
「ああ? まだあいつ出社してねえのかよ? ほんと仕事をナメてんな」
就業時間ぎりぎりに出社する俺が来ても、まだ久保田が出社しない。
就業時間を3分ほど過ぎたところでようやくやってきた。
はぁ、はぁって息急き切って飛び込んできたが、もう遅刻なんだよ。
そんな芝居しやがって、どうせすぐそこまでチンタラ歩いてきたくせに。
こいつを見ているだけでムカムカしてくる。
「久保田ーっ。遅刻してんじゃねーよ! 新入社員は誰よりも早くきて掃除を済ませておくように言っただろうが!」
素直に謝れば許してやってもいいのに、すぐに口答えしてくるところもムカつく!
今日の遅刻の罰に今日は社内に泊まり込みで仕事をさせることにした。
一晩会社にいるなら、あれも、ああ、あれもやらせとこう!
いいな、これから週の半分は会社に泊まらせるのもいいかもしれない。
俺の仕事が捗るな。
営業で外回りの間に電気店に寄って、ペット用の見守りカメラを買ってきた。
これを俺のスマホと連動させれば、リアルタイムであいつを監視できる。
あいつは俺のペットみたいなものだから、これで十分だろう。
あいつがサボらないようにどこからでもチェックできるようにしておかないとな。
見守りカメラ5台を設置して、俺は退社した。
帰りの電車の中でもあいつをチェックできる。
おお、今のところは真面目に仕事しているみたいだな。
このカメラ、意外といいな。
そうだ、これをあいつの部屋に置いとくのはどうだろう?
直属の上司としてあいつの中身を知るのも大事な業務の一環だ。
あいつがどういう生活をしているか知ることで遅刻をしないように改善させることもできる。
おかしな交友関係をしていたとしてもいち早く知りやめさせることもできるな。
今日は社内に泊まらせることにしているし、自宅には帰ってこないだろう。
今のうちにカメラを設置しとくか!
そう考えがまとまったら行動は早かった。
急いで電車を降り、電気店でいろんなサイズのカメラを数十台買ってあいつの自宅へと向かった。
鍵は以前、何かあった時のためにとあいつの服から拝借して合鍵を作っておいたのが役に立ったな。
俺は部屋に入り、1ルームの部屋のどの角度からでも死角なく見えるようにカメラを設置しておいた。
もちろん、風呂場もトイレも抜かりない。
これであいつの生活の全ては俺のものだ。
ニヤニヤが止まらない。
どうせ今日はあいつは帰ってこないはずだし、ここで見守りカメラの鑑賞会がてらあいつのプライベートを全部掌握しておこうか。
俺はあいつの……というか、もう俺のという感覚になっている部屋の家探しを始めた。
ふーん、あいつこんな下着つけてんのか。
AVなんかは見当たらないな。
欲求不満なら俺が解消してやるのも上司の大事な仕事だな。
あいつ、いちいちムカつくが妙にそそる身体してるんだよな。
あいつは絶対男がイケる口だろう。
俺のデカいのでヒィヒィ言わせたらもっと従順になるかもな。
……って、そうか、そうだな。
もしかしたらあいつはそれを望んでわざと俺を怒らせるようなことをやってたのかもな。
なんだよ、そうならそういえばさっさと可愛がってやったのによ。
あーあ、今日会社に泊まらせるんじゃなかったぜ。
俺のはもうすっかりやる気満々で昂り始めてるっていうのによ。
仕方ない、今から会社に行ってやろう。
それであいつの気が済むように可愛がってやればいいか。
見守りカメラで動画も撮れるし、言うことなしだな。
思い立ったが吉日とばかりに俺は急いであいつの待つ会社へと向かった。
眠りこけてる警備員から鍵をくすねて中に入ると、あいつは椅子に座っていた。
ちゃんと仕事してんな。
褒めてやる代わりにいっぱい可愛がってやるよ。
そう思って近づいた瞬間、急にあいつが立ち上がったと思ったらそのまま床に倒れ込んだ。
慌てて駆け寄ろうとすると、あいつの周りを眩しい光が包み込んでいく。
咄嗟に俺もその光に入り、あいつの姿を探したが何も見えない。
「ぐわっ!!!!」
突然、ものすごい力でその光から跳ね除けられ俺はどこかに強かに全身を強打し、俺は意識を失った。
気づけば俺は真っ暗な森の中にいた。
「なんだ、ここ? 一体なんなんだ? ――ったた!!」
身体を動かそうとして、全身に痛みが走った。
そういえばどっかにぶつかったんだっけ。
で、ここどこなんだよ?
身体も動かせない状態で周りをみるが、草や木ばっかで何もない。
すると少し離れた茂みからガサっと音がする。
「なんなんだよ、何が出てくるんだよ」
怯えながらそこを見ていると現れたのは3mはあろうかという大男。
なぜか俺を睨みつけている。
「あ、あの……俺」
なんとか助けてもらおうと声をかけた瞬間、大男はニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
その笑みにただならぬ恐怖を感じたが、どうしようもない。
近寄ってくる大男を見ても痛みで動くこともできず、そのまま服を引き裂かれ慣らしもしていない後孔に途轍もないデカいモノをグサッと奥まで一気に貫かれた。
「ぎゃーーーっ!!!」
太ももを伝う生ぬるい感触と内臓をグチュグチュと掻き回される感覚を味わいながら、俺は再び意識を失ってもう目覚めることはなかった。
俺はただあいつを自分のものにしたかっただけなのに。
なんでこんなことになったんだ……。
<おまけ>
「株式会社○○の社員・久保田礼央さんが一昨日から行方不明になっている事件で、警察は同じく一昨日から行方をくらませている久保田さんの直属の上司・中野典男容疑者を全国に緊急指名手配しました。中野容疑者は久保田さんの自宅や社内の至る場所に久保田さんを監視するためのカメラを設置し、久保田さんの自宅にも入りこみ動向を見張っていたストーカーの容疑がかかっており、久保田さんの安否が心配されています。久保田さんの情報、並びに中野容疑者の情報をお持ちの方はお近くの警察署に情報提供をお願いします」
大々的に捜索が行われたものの、どちらも発見には至らず事件は迷宮入りとなった。
楽しんでいただけると嬉しいです♡
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「おい、久保田! これもやっとけ! 明日の朝イチで使うやつだから今日中だぞ!」
「あ、でも……まださっきのも終わってないですし……」
「ああっ?! ふざけてんのか? そんなのお前がチンタラやってるからだろうが! 終わらなければ、今日も残業してやればいいだろ!」
「くっ――!」
「なんだ、その顔は? 俺はお前の直属の上司として、お前が早く仕事に慣れるようにしてやってんだろうがっ! ありがたく思っとけっ!」
俺は手に持っていた資料を久保田に投げつけ、自分の荷物を持ちさっさと退社した。
あーあ、あいつが入社してきてから早く帰れるようになったし、ほんっと助かるわ。
あいつ、いるだけで妙にムカつくんだけど、仕事だけはできるからな。
あいつに仕事やらせたおかげで俺の評価も上がってるし、言うことなしだな。
「ああ? まだあいつ出社してねえのかよ? ほんと仕事をナメてんな」
就業時間ぎりぎりに出社する俺が来ても、まだ久保田が出社しない。
就業時間を3分ほど過ぎたところでようやくやってきた。
はぁ、はぁって息急き切って飛び込んできたが、もう遅刻なんだよ。
そんな芝居しやがって、どうせすぐそこまでチンタラ歩いてきたくせに。
こいつを見ているだけでムカムカしてくる。
「久保田ーっ。遅刻してんじゃねーよ! 新入社員は誰よりも早くきて掃除を済ませておくように言っただろうが!」
素直に謝れば許してやってもいいのに、すぐに口答えしてくるところもムカつく!
今日の遅刻の罰に今日は社内に泊まり込みで仕事をさせることにした。
一晩会社にいるなら、あれも、ああ、あれもやらせとこう!
いいな、これから週の半分は会社に泊まらせるのもいいかもしれない。
俺の仕事が捗るな。
営業で外回りの間に電気店に寄って、ペット用の見守りカメラを買ってきた。
これを俺のスマホと連動させれば、リアルタイムであいつを監視できる。
あいつは俺のペットみたいなものだから、これで十分だろう。
あいつがサボらないようにどこからでもチェックできるようにしておかないとな。
見守りカメラ5台を設置して、俺は退社した。
帰りの電車の中でもあいつをチェックできる。
おお、今のところは真面目に仕事しているみたいだな。
このカメラ、意外といいな。
そうだ、これをあいつの部屋に置いとくのはどうだろう?
直属の上司としてあいつの中身を知るのも大事な業務の一環だ。
あいつがどういう生活をしているか知ることで遅刻をしないように改善させることもできる。
おかしな交友関係をしていたとしてもいち早く知りやめさせることもできるな。
今日は社内に泊まらせることにしているし、自宅には帰ってこないだろう。
今のうちにカメラを設置しとくか!
そう考えがまとまったら行動は早かった。
急いで電車を降り、電気店でいろんなサイズのカメラを数十台買ってあいつの自宅へと向かった。
鍵は以前、何かあった時のためにとあいつの服から拝借して合鍵を作っておいたのが役に立ったな。
俺は部屋に入り、1ルームの部屋のどの角度からでも死角なく見えるようにカメラを設置しておいた。
もちろん、風呂場もトイレも抜かりない。
これであいつの生活の全ては俺のものだ。
ニヤニヤが止まらない。
どうせ今日はあいつは帰ってこないはずだし、ここで見守りカメラの鑑賞会がてらあいつのプライベートを全部掌握しておこうか。
俺はあいつの……というか、もう俺のという感覚になっている部屋の家探しを始めた。
ふーん、あいつこんな下着つけてんのか。
AVなんかは見当たらないな。
欲求不満なら俺が解消してやるのも上司の大事な仕事だな。
あいつ、いちいちムカつくが妙にそそる身体してるんだよな。
あいつは絶対男がイケる口だろう。
俺のデカいのでヒィヒィ言わせたらもっと従順になるかもな。
……って、そうか、そうだな。
もしかしたらあいつはそれを望んでわざと俺を怒らせるようなことをやってたのかもな。
なんだよ、そうならそういえばさっさと可愛がってやったのによ。
あーあ、今日会社に泊まらせるんじゃなかったぜ。
俺のはもうすっかりやる気満々で昂り始めてるっていうのによ。
仕方ない、今から会社に行ってやろう。
それであいつの気が済むように可愛がってやればいいか。
見守りカメラで動画も撮れるし、言うことなしだな。
思い立ったが吉日とばかりに俺は急いであいつの待つ会社へと向かった。
眠りこけてる警備員から鍵をくすねて中に入ると、あいつは椅子に座っていた。
ちゃんと仕事してんな。
褒めてやる代わりにいっぱい可愛がってやるよ。
そう思って近づいた瞬間、急にあいつが立ち上がったと思ったらそのまま床に倒れ込んだ。
慌てて駆け寄ろうとすると、あいつの周りを眩しい光が包み込んでいく。
咄嗟に俺もその光に入り、あいつの姿を探したが何も見えない。
「ぐわっ!!!!」
突然、ものすごい力でその光から跳ね除けられ俺はどこかに強かに全身を強打し、俺は意識を失った。
気づけば俺は真っ暗な森の中にいた。
「なんだ、ここ? 一体なんなんだ? ――ったた!!」
身体を動かそうとして、全身に痛みが走った。
そういえばどっかにぶつかったんだっけ。
で、ここどこなんだよ?
身体も動かせない状態で周りをみるが、草や木ばっかで何もない。
すると少し離れた茂みからガサっと音がする。
「なんなんだよ、何が出てくるんだよ」
怯えながらそこを見ていると現れたのは3mはあろうかという大男。
なぜか俺を睨みつけている。
「あ、あの……俺」
なんとか助けてもらおうと声をかけた瞬間、大男はニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
その笑みにただならぬ恐怖を感じたが、どうしようもない。
近寄ってくる大男を見ても痛みで動くこともできず、そのまま服を引き裂かれ慣らしもしていない後孔に途轍もないデカいモノをグサッと奥まで一気に貫かれた。
「ぎゃーーーっ!!!」
太ももを伝う生ぬるい感触と内臓をグチュグチュと掻き回される感覚を味わいながら、俺は再び意識を失ってもう目覚めることはなかった。
俺はただあいつを自分のものにしたかっただけなのに。
なんでこんなことになったんだ……。
<おまけ>
「株式会社○○の社員・久保田礼央さんが一昨日から行方不明になっている事件で、警察は同じく一昨日から行方をくらませている久保田さんの直属の上司・中野典男容疑者を全国に緊急指名手配しました。中野容疑者は久保田さんの自宅や社内の至る場所に久保田さんを監視するためのカメラを設置し、久保田さんの自宅にも入りこみ動向を見張っていたストーカーの容疑がかかっており、久保田さんの安否が心配されています。久保田さんの情報、並びに中野容疑者の情報をお持ちの方はお近くの警察署に情報提供をお願いします」
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