14 / 26
番外編
激しい夜※
しおりを挟む
<side秀吾>
エヴァンさんと弓弦くん、悠木さんと空良くん、そして観月さんと理央くん。
三組の合同結婚式はこの上ないほどキラキラと輝いて同じ空間にいるだけで幸せを分けてもらえた気がした。
長いトレーンが印象的な弓弦くんの綺麗なドレス。
頭にはあの豪華なクラウンティアラが弓弦くんの美しさをさらに引き立てているような気がした。
空良くんの可愛さと凜とした美しさを際立たせていた女神さまのようにシンプルながらも上品なドレスとマリアベールとマリアティアラ。
そのどれもが悠木さんのこだわりが詰まっている気がした。
そして、なんと言っても理央くんのドレス。
僕も小さい頃から大好きだったあの絵本に出てくるお姫さま。
そのお姫さまが絵本から抜け出してきたようにティアラも、背中のリボンが可愛らしいふんわりとしたドレスも、そしてキラキラと輝きを放つガラスの靴まで全てが再現されていた。
隣に立つ観月さんもあの王子さまそのもので、やっぱり観月さんは王子さまだったんだなと改めて感じさせられた。
ふふっ。
でも大学時代、綾城さんはインテリ系イケメン、悠木さんはワイルド系イケメン、そして観月さんはクールな王子さまって呼ばれていたらしいけど、あの観月さんの表情を見ると、少なくとも理央くんだけに関しては王子さまだけどクールではなかったかな。
僕と将臣で結婚証明書の証人欄にサインできた時、観月さんと初めて会った日のことを思い出して涙が出そうだった。
僕と将臣を見ながら羨ましそうに……でも、自分は諦めたとでも言わんばかりのあの表情。
観月さんのあの表情を見た時に僕は誓ったんだ。
観月さんに運命が見つかるまでずっと見守るって。
そして運命が見つかった時には思いっきり応援しようって。
そう誓ったんだ。
まさかこんなにも可愛い男の子が相手だとは思いもしなかったけれど、綾城さんも悠木さんも同じタイミングで可愛い男の子を相手に選んだし、僕としても仲間ができたようでとても嬉しかった。
しかも、その輪がフランスにまで広がるとは夢にも思わなかったな。
そんないろんなことが重なり合った奇跡に感謝しながら、みんなとの写真撮影を楽しんでいると、ジュールさんがやってきて、今日泊まる部屋の準備が整ったことを教えてくれた。
フランス語のわからない理央くんたちは気づいていないけれど、声高らかに初夜のはじまりですよと宣言されているようでかなり恥ずかしい。
しかも、ジュールさんのその言葉に旦那さまたちが一斉に抱きかかえにやってくるんだもん。
全員の目が自分の夫しか見つめていなくて、彼らがどれだけこの時間を待ち望んでいたかがありありと感じられた。
特に悠木さんの空良くんを見る目は凄まじく見えて、背中がぞくっとしてしまったのは気のせいじゃないかもしれない。
将臣も例外でなく、僕をすぐに抱きかかえにやってきた。
「秀吾、俺たちも初夜をしようか」
「ばかっ、僕たちはとっくに夫夫――んんっ!」
抱きかかえられながら突然唇を重ねられる。
周りにはまだ理央くんたちもいるのに恥ずかしい。
「将臣ったら……えっ?」
唇が離れて抗議しようと思った時には、もう周りには誰もいなくなっていた。
もうみんな可愛い夫を抱きかかえてお城の中に戻ってしまったみたい。
「もう、いない……」
「ふふっ。だから気にすることないよ。俺たちがキスしてたってみんな見えてないよ」
「ふふっ。確かにそうかも」
じゃあ、僕たちが甘い夜を過ごしても誰も何も気にしないか。
せっかくの将臣からのお誘いを断っちゃダメだよね。
「なぁ、秀吾。可愛い秀吾のドレス姿、結婚式以来だな」
「うん、そうだね。あの時はウェディングドレスだけだったけど、今日のカラードレスはどう?」
「可愛すぎてそのまま押し倒したくなったよ」
「ふふっ。じゃあ、本当に押し倒してもらおうかな」
「えっ?」
「だって……僕たちも、初夜……するんでしょう?」
「――っ!! 秀吾……今日は寝かさないからな」
久しぶりにみる将臣のギラギラとした目に身体の奥が疼くのを感じながら、僕は将臣に抱きかかえられて部屋に連れて行かれた。
将臣は部屋に入るとそのまま寝室に入っていく。
大きなベッドを前に僕を下ろすと、しゃがみ込んで靴を脱がせてくれた。
「ドレス、着替えなくていい?」
「ドレス姿の秀吾と愛し合いたいんだ。懐かしいだろう? あの結婚式の夜を思い出す」
「あの時の将臣、すごかったよね」
「それはそうだろ。ずっと好きだった秀吾と結婚できて、そのままの姿の秀吾と愛し合えるんだから。いつもと同じなわけないよ」
「ふふっ。あの時はドレスに興奮しているんだと思ってた」
「俺は別に秀吾に女の子のようになって欲しいわけじゃないんだ。あれがタキシードであろうと興奮したよ。秀吾が着ているだけで俺は興奮するんだからな」
そう自信満々に言い切る将臣が僕は好きなんだ。
僕がどんな格好をしていても、僕が着ているというだけで興奮してくれる。
そんな将臣が、僕は大好き。
「せっかくドレス着ているから、今日は将臣の好きなようにしてあげる。どうして欲しい?」
ニコッと笑みを浮かべながら将臣を見ると、将臣は僕を見つめながらごくりと唾を呑んだ。
「秀吾が上に乗って……いや、その前に口で、して欲しいかな」
「ふふ。いいよ」
フェラなんていつもは将臣からねだったりしない。
これは将臣がものすごく興奮している証だ。
将臣は僕の返事にさっとジャケットを脱ぎ捨てた。
待ちきれないとでもいうようなそんな姿が可愛い。
僕は将臣の前にしゃがみ込んでベルトを外した。
もうすでにズボンを押し上げているのが見える。
「ふふっ。こんなに大きくなってる」
「秀吾がこんなに可愛いから当然だよ」
「窮屈だと可哀想だからね」
そう言いながら、前を寛げて下着を着せたまま、将臣の大きくなったモノだけを取り出そうとすると
「わっ!」
勢いよく外に出てきた。
「ふふっ。おっきぃ」
そっと指で触れると、ピクリと震える。
その反応が可愛くてたまらない。
将臣を見上げながら、舌を出し根元から先端に向かって舐めると
「くっ!」
将臣の声が漏れる。
「気持ちいい?」
「ああ、最高だ」
「じゃあ、もっと気持ちよくしてあげるね」
将臣を見上げながら、大きく口を開けて先端から咥えると、
「ああっ!!」
将臣の気持ちよさそうな声が寝室に響く。
と同時に僕の口が奏でるじゅぷじゅぷとしたいやらしい音も響いていた。
「まはおみ、きもひいい?」
両手で根元を扱き、一生懸命口を動かしながら尋ねると、
「くぅ……っ!! そ、こで喋るなっ!! ああっ!!!」
と苦しげな声が聞こえたと思ったら、将臣の大きな手が僕の側頭部を押さえる。
「んんっ……!!」
ビュルビュルとすごい勢いで蜜が弾けているのがわかる。
僕はそれを全て口内に溜めて、ゆっくりと唇を離した。
「秀吾、大丈夫か?」
心配する将臣に見せつけるように口をあけ、たっぷりと溜まった将臣の蜜をごくりと一気に飲み干した。
「――っ!! 秀吾っ!」
「ふふっ。ごちそうさま」
何度飲んでも不思議な味だけど、嫌いじゃないんだよね。
やっぱり将臣のだからかな。
「秀吾……もう今日は手加減できそうにないな」
「えっ? わっ!!」
急に低い声が聞こえたと思ったら、そのまま抱きかかえられてベッドに寝かされた。
僕を跨いで見下ろす将臣がまるで獰猛な狼のようで、今度は僕はごくりと唾を呑む。
それからの甘い時間は結婚式以上の激しい夜になったのはいうまでもない。
エヴァンさんと弓弦くん、悠木さんと空良くん、そして観月さんと理央くん。
三組の合同結婚式はこの上ないほどキラキラと輝いて同じ空間にいるだけで幸せを分けてもらえた気がした。
長いトレーンが印象的な弓弦くんの綺麗なドレス。
頭にはあの豪華なクラウンティアラが弓弦くんの美しさをさらに引き立てているような気がした。
空良くんの可愛さと凜とした美しさを際立たせていた女神さまのようにシンプルながらも上品なドレスとマリアベールとマリアティアラ。
そのどれもが悠木さんのこだわりが詰まっている気がした。
そして、なんと言っても理央くんのドレス。
僕も小さい頃から大好きだったあの絵本に出てくるお姫さま。
そのお姫さまが絵本から抜け出してきたようにティアラも、背中のリボンが可愛らしいふんわりとしたドレスも、そしてキラキラと輝きを放つガラスの靴まで全てが再現されていた。
隣に立つ観月さんもあの王子さまそのもので、やっぱり観月さんは王子さまだったんだなと改めて感じさせられた。
ふふっ。
でも大学時代、綾城さんはインテリ系イケメン、悠木さんはワイルド系イケメン、そして観月さんはクールな王子さまって呼ばれていたらしいけど、あの観月さんの表情を見ると、少なくとも理央くんだけに関しては王子さまだけどクールではなかったかな。
僕と将臣で結婚証明書の証人欄にサインできた時、観月さんと初めて会った日のことを思い出して涙が出そうだった。
僕と将臣を見ながら羨ましそうに……でも、自分は諦めたとでも言わんばかりのあの表情。
観月さんのあの表情を見た時に僕は誓ったんだ。
観月さんに運命が見つかるまでずっと見守るって。
そして運命が見つかった時には思いっきり応援しようって。
そう誓ったんだ。
まさかこんなにも可愛い男の子が相手だとは思いもしなかったけれど、綾城さんも悠木さんも同じタイミングで可愛い男の子を相手に選んだし、僕としても仲間ができたようでとても嬉しかった。
しかも、その輪がフランスにまで広がるとは夢にも思わなかったな。
そんないろんなことが重なり合った奇跡に感謝しながら、みんなとの写真撮影を楽しんでいると、ジュールさんがやってきて、今日泊まる部屋の準備が整ったことを教えてくれた。
フランス語のわからない理央くんたちは気づいていないけれど、声高らかに初夜のはじまりですよと宣言されているようでかなり恥ずかしい。
しかも、ジュールさんのその言葉に旦那さまたちが一斉に抱きかかえにやってくるんだもん。
全員の目が自分の夫しか見つめていなくて、彼らがどれだけこの時間を待ち望んでいたかがありありと感じられた。
特に悠木さんの空良くんを見る目は凄まじく見えて、背中がぞくっとしてしまったのは気のせいじゃないかもしれない。
将臣も例外でなく、僕をすぐに抱きかかえにやってきた。
「秀吾、俺たちも初夜をしようか」
「ばかっ、僕たちはとっくに夫夫――んんっ!」
抱きかかえられながら突然唇を重ねられる。
周りにはまだ理央くんたちもいるのに恥ずかしい。
「将臣ったら……えっ?」
唇が離れて抗議しようと思った時には、もう周りには誰もいなくなっていた。
もうみんな可愛い夫を抱きかかえてお城の中に戻ってしまったみたい。
「もう、いない……」
「ふふっ。だから気にすることないよ。俺たちがキスしてたってみんな見えてないよ」
「ふふっ。確かにそうかも」
じゃあ、僕たちが甘い夜を過ごしても誰も何も気にしないか。
せっかくの将臣からのお誘いを断っちゃダメだよね。
「なぁ、秀吾。可愛い秀吾のドレス姿、結婚式以来だな」
「うん、そうだね。あの時はウェディングドレスだけだったけど、今日のカラードレスはどう?」
「可愛すぎてそのまま押し倒したくなったよ」
「ふふっ。じゃあ、本当に押し倒してもらおうかな」
「えっ?」
「だって……僕たちも、初夜……するんでしょう?」
「――っ!! 秀吾……今日は寝かさないからな」
久しぶりにみる将臣のギラギラとした目に身体の奥が疼くのを感じながら、僕は将臣に抱きかかえられて部屋に連れて行かれた。
将臣は部屋に入るとそのまま寝室に入っていく。
大きなベッドを前に僕を下ろすと、しゃがみ込んで靴を脱がせてくれた。
「ドレス、着替えなくていい?」
「ドレス姿の秀吾と愛し合いたいんだ。懐かしいだろう? あの結婚式の夜を思い出す」
「あの時の将臣、すごかったよね」
「それはそうだろ。ずっと好きだった秀吾と結婚できて、そのままの姿の秀吾と愛し合えるんだから。いつもと同じなわけないよ」
「ふふっ。あの時はドレスに興奮しているんだと思ってた」
「俺は別に秀吾に女の子のようになって欲しいわけじゃないんだ。あれがタキシードであろうと興奮したよ。秀吾が着ているだけで俺は興奮するんだからな」
そう自信満々に言い切る将臣が僕は好きなんだ。
僕がどんな格好をしていても、僕が着ているというだけで興奮してくれる。
そんな将臣が、僕は大好き。
「せっかくドレス着ているから、今日は将臣の好きなようにしてあげる。どうして欲しい?」
ニコッと笑みを浮かべながら将臣を見ると、将臣は僕を見つめながらごくりと唾を呑んだ。
「秀吾が上に乗って……いや、その前に口で、して欲しいかな」
「ふふ。いいよ」
フェラなんていつもは将臣からねだったりしない。
これは将臣がものすごく興奮している証だ。
将臣は僕の返事にさっとジャケットを脱ぎ捨てた。
待ちきれないとでもいうようなそんな姿が可愛い。
僕は将臣の前にしゃがみ込んでベルトを外した。
もうすでにズボンを押し上げているのが見える。
「ふふっ。こんなに大きくなってる」
「秀吾がこんなに可愛いから当然だよ」
「窮屈だと可哀想だからね」
そう言いながら、前を寛げて下着を着せたまま、将臣の大きくなったモノだけを取り出そうとすると
「わっ!」
勢いよく外に出てきた。
「ふふっ。おっきぃ」
そっと指で触れると、ピクリと震える。
その反応が可愛くてたまらない。
将臣を見上げながら、舌を出し根元から先端に向かって舐めると
「くっ!」
将臣の声が漏れる。
「気持ちいい?」
「ああ、最高だ」
「じゃあ、もっと気持ちよくしてあげるね」
将臣を見上げながら、大きく口を開けて先端から咥えると、
「ああっ!!」
将臣の気持ちよさそうな声が寝室に響く。
と同時に僕の口が奏でるじゅぷじゅぷとしたいやらしい音も響いていた。
「まはおみ、きもひいい?」
両手で根元を扱き、一生懸命口を動かしながら尋ねると、
「くぅ……っ!! そ、こで喋るなっ!! ああっ!!!」
と苦しげな声が聞こえたと思ったら、将臣の大きな手が僕の側頭部を押さえる。
「んんっ……!!」
ビュルビュルとすごい勢いで蜜が弾けているのがわかる。
僕はそれを全て口内に溜めて、ゆっくりと唇を離した。
「秀吾、大丈夫か?」
心配する将臣に見せつけるように口をあけ、たっぷりと溜まった将臣の蜜をごくりと一気に飲み干した。
「――っ!! 秀吾っ!」
「ふふっ。ごちそうさま」
何度飲んでも不思議な味だけど、嫌いじゃないんだよね。
やっぱり将臣のだからかな。
「秀吾……もう今日は手加減できそうにないな」
「えっ? わっ!!」
急に低い声が聞こえたと思ったら、そのまま抱きかかえられてベッドに寝かされた。
僕を跨いで見下ろす将臣がまるで獰猛な狼のようで、今度は僕はごくりと唾を呑む。
それからの甘い時間は結婚式以上の激しい夜になったのはいうまでもない。
147
お気に入りに追加
635
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる