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俺の就職先
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翌日には身体の痛みもほとんど良くなったので朝から祐悟さんと一緒に出社した。
「おはようございます、藤乃くん。体調は大丈夫ですか?」
「はい。ご心配をおかけしてすみません。今日からまた頑張りますのでよろしくお願いします!」
心配して声をかけてきてくれた砂川さんに笑顔で思いっきり頭を下げてから顔を上げると、砂川さんが目を丸くして食い入るように俺の首辺りを見つめていた。
「砂川さん……? あ、あの……何か?」
「い、いえ。なんでもありません」
???
なんとなく祐悟さんを睨んでるように見えるのは気のせいかな?
当たり前のように姫抱っこで社長室に連れて行かれ、書類仕事に精を出す祐悟さんの隣で俺はあの例の重要ファイルと睨めっこしながら、祐悟さんのやっている仕事を見させてもらってこの会社の業務内容について理解を深めていった。
祐悟さんが会議に参加するときには俺も一緒に会議室に連れて行かれ、邪魔にならないように部屋の隅で待機していようと思ったら、なぜか足が心配だからという謎の理由で俺の席は祐悟さんの隣にピッタリとくっついて置かれていた。
「祐――いやあの、社長。私はここだと迷惑になりませんか?」
「離れている方が心配で会議が進まないから、ここにいてくれた方がいい。なぁ、砂川?」
「はいはい、それでいいですよ。藤乃くん、申し訳ないが、そこにいてください。
会議を円滑に進めるには藤乃くんが隣にいてくれた方が良さそうです。
大丈夫です、誰も気にしませんから」
もはや諦めたような口振りでそう言ってくる砂川さんと周りに座っている役員さんたちに目を向けると、なぜか温かな視線を向けてくれている。
こんなのいいのかな……。
誰も反対する人がいないので、結局俺が隣に座ったまま会議が始まった。
祐悟さんは役員さんたちに向けて重要なことを話しながら、テーブルの下で俺の手を握ったり足を撫でたり腰に手を回してきたりする。
「ちょ――っ、社長!」
小声で祐悟さんに声をかけるけれど、祐悟さんは素知らぬ様子でさらに饒舌に話しながら手の動きを止めようとしない。
それどころかその手の動きがどんどんエスカレートしてきて、服の上から股間を撫でられる。
「――っ、なっ――!やぁ……っ」
祐悟さんは俺のその声にニヤリと一瞬視線を向けたけれど、すぐに視線を戻し話を続けた。
けれど、手の動きは止まるどころか激しくなっていくばかり。
これ以上されたらこんなに大勢の人の前でとんでもない失態を犯してしまうと思い、
俺は涙目になりながら必死に祐悟さんの手をとって、祐悟さんにだけ聞こえるような声で『しゃ、ちょう……やめてください』と懇願すると、『ぐぅっっ』と苦しげな声をあげ、ようやくいやらしい手の動きが止まった。
粗相しなくてよかったとホッとして顔を正面に向けると会議室は静寂に包まれていてそこにいる人たち全員の顔が赤い。
もしかしてさっきのみられてた??
ドキドキしながら視線を合わせようとするとみんな目を背けて合わせてくれようともしない。
うわーっ、絶対見られてたよ!!
恥ずかしさのあまり俯いていると、『ん゛っんっ』と大きな咳払いが聞こえ、そのまま何事もなかったかのように会議が再開した。
その後すぐに会議が終了し、役員さんたちはすぐに部屋を出て行って会議室には俺と祐悟さん、そして砂川さんだけが残っていた。
「あ、あの……」
さっきのことを聞こうと砂川さんに話しかけると、
「藤乃くん、お疲れさまでした。初めての会議は大変だったでしょう。ですが、藤乃くんがいると社長のやる気が違いますからこんなに早く会議が終わりましたよ。ありがとうございます。これからもよろしくお願いしますね」
とにこやかな笑顔を向けられた。
もしかして何も気づかれてない??
ああーっ、よかった……ほっとしたよ。
「社長!! ちょっとよろしいですか? いろいろとお聞きしたいことが!!」
俺に向けてくれた笑顔から急に真顔になった砂川さんは凄みを利かせた声で祐悟さんに詰め寄った。
そして笑顔で『藤乃くんはここで待っていてくださいね』と言うと、祐悟さんと一緒に部屋を出て行った。
砂川さん、どうしたんだろう?
話ならこの会議室でやってくれてよかったのにな。
俺に聞かせちゃいけない話とか??
まぁ、まだ俺は新入社員だし聞かせられない話はあって当然だよな。
会議室は防音らしく、外に出て行った祐悟さんと砂川さんの話は全然聞こえなかったけど、会議室に戻ってきた祐悟さんが少し窶れたように見えたのが気になった。
「社長、大丈夫ですか? 何か難しい案件でも?」
「いや、なんでもない。大丈夫だ。さぁ、社長室に戻ろうか」
そのまま社長室へと戻り、途中砂川さんがテイクアウトしてきてくれたお弁当で昼食を挟みながら午後もまた仕事に没頭した。
夕方になり、俺が砂川さんに今日の仕事内容を報告していると、祐悟さんが書類の山を砂川さんがいる目の前のテーブルにどさっと並べた。
「航、今日の業務はこれで終わりだ。というより、ここでやる予定の仕事は今日で全て終わった。明日東京に戻るから一緒に帰るぞ」
「えっ? もう? 本当ですか?」
思いがけない祐悟さんの言葉に目を丸くしてしまった。
「ふふっ。だから言っただろう? 航がいてくれたら仕事が捗るって。砂川、これで航を秘書にする件は決定だな」
「はぁーっ。私も正直言ってここまでとは思いませんでした。まさか1週間の仕事予定をわずか3日で終わらせてしまうとは……。藤乃くんはこの西表でゆっくりじっくりうちの業務を覚えていただこうと思っていましたが、致し方ありませんね」
「よし、これで航は正式に私の秘書だ。K.Yリゾートの社員ではなく、私の専属秘書だからな。
私にはここの会社の他に東京にも別会社を持っているから、航にはそっちも手伝ってもらうぞ」
「えっ? 別会社って……こことは全く別の業務内容の会社ですか?」
「ああ、そうだ。友人と共同で芸能事務所を経営してるんだ。
東京に帰って落ち着いたらその友人たちとも顔合わせするからな。
あ、そうそう! 航のアパートはもう解約して荷物は全部私の自宅に運ばせてるからこれから一緒に生活するぞ」
いろんな情報がいっぺんに押し寄せてきてもう何がなんだかわからない。
「えっと、あの……俺が社長の秘書として働くことが決まって、それでここ以外の会社でも秘書として働くということですよね? そこまではわかりました……それで、俺のアパートを解約って……一緒に生活って、あのどういうことですか?」
「どういうことって……元々ここで就職が決まれば今のアパートは引っ越すつもりだったんだろう?
私の専属秘書になるということは24時間私の傍にいてもらうということだぞ。秘書なんだから当たり前だろう?」
24時間って……秘書ってそういうもの?
秘書なら当たり前なのか……知らなかった。
「余っていた部屋にアパートにあった荷物は一つ残らず運ばせてるから、ゆっくり片付けたらいい。アパートはもう引っ越しの手続きも全部済ませているから問題ないぞ」
もうすでに手続きも終えているなんて驚きだ。
確かに採用されたら西表に住む気だったし、あのままアパートに住むことはなかったんだから引っ越しは当然っちゃ当然なんだけど。
それに、これからも西表と東京を行き来するなら祐悟さんと一緒にいる方がスケジュールの管理もしやすいかもしれない。
さっきは突然の話でびっくりしちゃったけど、確かに理にかなってる。
高校卒業して住み始めたあのアパートはほとんど寝に帰るだけであんまり思い入れもなかったし全然気にはならない。
「わかりました。よろしくお願いします!」
俺がそういうと、祐悟さんは『よかった』と小さく呟いて、
「ああ。これから頑張ってくれ!! 期待してるぞ!」
と嬉しそうに笑っていた。
「おはようございます、藤乃くん。体調は大丈夫ですか?」
「はい。ご心配をおかけしてすみません。今日からまた頑張りますのでよろしくお願いします!」
心配して声をかけてきてくれた砂川さんに笑顔で思いっきり頭を下げてから顔を上げると、砂川さんが目を丸くして食い入るように俺の首辺りを見つめていた。
「砂川さん……? あ、あの……何か?」
「い、いえ。なんでもありません」
???
なんとなく祐悟さんを睨んでるように見えるのは気のせいかな?
当たり前のように姫抱っこで社長室に連れて行かれ、書類仕事に精を出す祐悟さんの隣で俺はあの例の重要ファイルと睨めっこしながら、祐悟さんのやっている仕事を見させてもらってこの会社の業務内容について理解を深めていった。
祐悟さんが会議に参加するときには俺も一緒に会議室に連れて行かれ、邪魔にならないように部屋の隅で待機していようと思ったら、なぜか足が心配だからという謎の理由で俺の席は祐悟さんの隣にピッタリとくっついて置かれていた。
「祐――いやあの、社長。私はここだと迷惑になりませんか?」
「離れている方が心配で会議が進まないから、ここにいてくれた方がいい。なぁ、砂川?」
「はいはい、それでいいですよ。藤乃くん、申し訳ないが、そこにいてください。
会議を円滑に進めるには藤乃くんが隣にいてくれた方が良さそうです。
大丈夫です、誰も気にしませんから」
もはや諦めたような口振りでそう言ってくる砂川さんと周りに座っている役員さんたちに目を向けると、なぜか温かな視線を向けてくれている。
こんなのいいのかな……。
誰も反対する人がいないので、結局俺が隣に座ったまま会議が始まった。
祐悟さんは役員さんたちに向けて重要なことを話しながら、テーブルの下で俺の手を握ったり足を撫でたり腰に手を回してきたりする。
「ちょ――っ、社長!」
小声で祐悟さんに声をかけるけれど、祐悟さんは素知らぬ様子でさらに饒舌に話しながら手の動きを止めようとしない。
それどころかその手の動きがどんどんエスカレートしてきて、服の上から股間を撫でられる。
「――っ、なっ――!やぁ……っ」
祐悟さんは俺のその声にニヤリと一瞬視線を向けたけれど、すぐに視線を戻し話を続けた。
けれど、手の動きは止まるどころか激しくなっていくばかり。
これ以上されたらこんなに大勢の人の前でとんでもない失態を犯してしまうと思い、
俺は涙目になりながら必死に祐悟さんの手をとって、祐悟さんにだけ聞こえるような声で『しゃ、ちょう……やめてください』と懇願すると、『ぐぅっっ』と苦しげな声をあげ、ようやくいやらしい手の動きが止まった。
粗相しなくてよかったとホッとして顔を正面に向けると会議室は静寂に包まれていてそこにいる人たち全員の顔が赤い。
もしかしてさっきのみられてた??
ドキドキしながら視線を合わせようとするとみんな目を背けて合わせてくれようともしない。
うわーっ、絶対見られてたよ!!
恥ずかしさのあまり俯いていると、『ん゛っんっ』と大きな咳払いが聞こえ、そのまま何事もなかったかのように会議が再開した。
その後すぐに会議が終了し、役員さんたちはすぐに部屋を出て行って会議室には俺と祐悟さん、そして砂川さんだけが残っていた。
「あ、あの……」
さっきのことを聞こうと砂川さんに話しかけると、
「藤乃くん、お疲れさまでした。初めての会議は大変だったでしょう。ですが、藤乃くんがいると社長のやる気が違いますからこんなに早く会議が終わりましたよ。ありがとうございます。これからもよろしくお願いしますね」
とにこやかな笑顔を向けられた。
もしかして何も気づかれてない??
ああーっ、よかった……ほっとしたよ。
「社長!! ちょっとよろしいですか? いろいろとお聞きしたいことが!!」
俺に向けてくれた笑顔から急に真顔になった砂川さんは凄みを利かせた声で祐悟さんに詰め寄った。
そして笑顔で『藤乃くんはここで待っていてくださいね』と言うと、祐悟さんと一緒に部屋を出て行った。
砂川さん、どうしたんだろう?
話ならこの会議室でやってくれてよかったのにな。
俺に聞かせちゃいけない話とか??
まぁ、まだ俺は新入社員だし聞かせられない話はあって当然だよな。
会議室は防音らしく、外に出て行った祐悟さんと砂川さんの話は全然聞こえなかったけど、会議室に戻ってきた祐悟さんが少し窶れたように見えたのが気になった。
「社長、大丈夫ですか? 何か難しい案件でも?」
「いや、なんでもない。大丈夫だ。さぁ、社長室に戻ろうか」
そのまま社長室へと戻り、途中砂川さんがテイクアウトしてきてくれたお弁当で昼食を挟みながら午後もまた仕事に没頭した。
夕方になり、俺が砂川さんに今日の仕事内容を報告していると、祐悟さんが書類の山を砂川さんがいる目の前のテーブルにどさっと並べた。
「航、今日の業務はこれで終わりだ。というより、ここでやる予定の仕事は今日で全て終わった。明日東京に戻るから一緒に帰るぞ」
「えっ? もう? 本当ですか?」
思いがけない祐悟さんの言葉に目を丸くしてしまった。
「ふふっ。だから言っただろう? 航がいてくれたら仕事が捗るって。砂川、これで航を秘書にする件は決定だな」
「はぁーっ。私も正直言ってここまでとは思いませんでした。まさか1週間の仕事予定をわずか3日で終わらせてしまうとは……。藤乃くんはこの西表でゆっくりじっくりうちの業務を覚えていただこうと思っていましたが、致し方ありませんね」
「よし、これで航は正式に私の秘書だ。K.Yリゾートの社員ではなく、私の専属秘書だからな。
私にはここの会社の他に東京にも別会社を持っているから、航にはそっちも手伝ってもらうぞ」
「えっ? 別会社って……こことは全く別の業務内容の会社ですか?」
「ああ、そうだ。友人と共同で芸能事務所を経営してるんだ。
東京に帰って落ち着いたらその友人たちとも顔合わせするからな。
あ、そうそう! 航のアパートはもう解約して荷物は全部私の自宅に運ばせてるからこれから一緒に生活するぞ」
いろんな情報がいっぺんに押し寄せてきてもう何がなんだかわからない。
「えっと、あの……俺が社長の秘書として働くことが決まって、それでここ以外の会社でも秘書として働くということですよね? そこまではわかりました……それで、俺のアパートを解約って……一緒に生活って、あのどういうことですか?」
「どういうことって……元々ここで就職が決まれば今のアパートは引っ越すつもりだったんだろう?
私の専属秘書になるということは24時間私の傍にいてもらうということだぞ。秘書なんだから当たり前だろう?」
24時間って……秘書ってそういうもの?
秘書なら当たり前なのか……知らなかった。
「余っていた部屋にアパートにあった荷物は一つ残らず運ばせてるから、ゆっくり片付けたらいい。アパートはもう引っ越しの手続きも全部済ませているから問題ないぞ」
もうすでに手続きも終えているなんて驚きだ。
確かに採用されたら西表に住む気だったし、あのままアパートに住むことはなかったんだから引っ越しは当然っちゃ当然なんだけど。
それに、これからも西表と東京を行き来するなら祐悟さんと一緒にいる方がスケジュールの管理もしやすいかもしれない。
さっきは突然の話でびっくりしちゃったけど、確かに理にかなってる。
高校卒業して住み始めたあのアパートはほとんど寝に帰るだけであんまり思い入れもなかったし全然気にはならない。
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俺がそういうと、祐悟さんは『よかった』と小さく呟いて、
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