Ｍの居場所

⑤どうして私は

Tさんが足の先から徐々に指先をはわせていく
と

くすぐったいような

体の全てを把握されて恥ずかしいような

そんな気がして思わず顔を背けて目を固く閉じた

何ピクついてんの?
まだなんにもしてないんだけど。

ゆっくりと私のスカートの下にTさんの手が入っていく


あっ　ちょっと…やっ


ほら両手後ろで組んで。

手放したらお仕置きするよ

壁に追い詰められてる私は

Tさんの言う通りに後ろ手に腕を組む


ゆっくりと下着の中で
Tさんの指先が動く

え　すごい濡れてる。
二人に犯されたのそんな良かった？
ケツたたかれて
くわえさせられて
パンパン犯されてたよね？

ねぇ

思い出してまた濡れてんの?


初めて会ったのに
なんで私の気持ちいいところを知ってるように指先が動くんだろう

あ　あっ　ごめ…んなさい

ほらもっと足開きな
ちゃんと立ってろよ

下着を脱がされ足をひらかされ
スカートをまくられた状態で
私は立たされていた。


人通るとこで
すごい恥ずかしいカッコさせられて
ぐちゃぐちゃいじられるの気持ちいい？

どうなんだよ

気…持ちいい…です


もっとしてほしい？
イヤならやめるよ
ストップって言って。

私は静かに首をふる。


そっか。こっちおいで。


さっきのプレイルームに逆戻りした私は
すぐにさっき着たばかりの服を脱がされ

Tさんの愛撫を受けた

言葉は乱暴でも
それは私が喜ぶように言っていることがわかる


指先が優しく
時に乱暴に
私の体の全てを弄られた


私は喘ぎが止まらない。

無理矢理くわえさせられて

涙目でむせる私を

Tさんは優しく撫でる。



よし
ゴムつけるから自分で開いて待ってろ


ほらこうやって
両手で

ちゃんと開いておけよ

屈辱的なかっこで寝転ぶ私を
覗いてみてる人がいる

やめて

見ないで



お待たせ。
犯される気まんまんだな。

すげーかわいいね。


Tさんは正常位で優しく入れてくる。

あっ　あっ

ほらあんた犯されてるのみんなまた見にきた。


こんな淫乱なの珍しいよな

見てもらえ。
自分がいかに変態か
よく見てもらうといい。


あーめちゃくちゃ柔らかくて気持ちいい。
乱暴にしてやるからな。

おらっ


あぁっ

乱暴に入れられるたび私の声はどんどん大きくなる


挿入が気持ちいいとか
イクとかは
私はわからない。

ただ入れられるだけ。
好きなように体を使われているだけ。

どうして
私はそれが好きなの

人に犯されていく感触が
私をどんどん興奮させる。

あっ…あっ…

Tさんは私の首を優しく絞める



苦しくて

犯されて

私は涙がでるほど

興奮し

少し笑った。