墜落レッド ~戦隊レッドは魔王さまに愛でられる~

るなかふぇ

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第六章 迫りくるもの

16 肌と肌 ※

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 天蓋のついた魔王の寝台へとつれていかれ、そこにそっと横たえられたリョウマはしかし、寝台の縁に座った魔王の襟首をぐいと引き寄せてその腰に馬乗りになった。なんとなくだが、このまま上からのしかかられるのがイヤだったのだ。
 魔王はかなり驚いた様子だったが、それでも首に両腕を回してみずから口づけをしてくるリョウマを拒むことはなかった。

「ん……む」

 互いの熱い吐息が互いの口内で交換される。先ほどよりさらに深く唇をみあい、歯列の裏も、口蓋の裏側も丁寧に舐めあう。魔王は意図的に、鋭い自分の牙をおさめてくれていたので、リョウマも安心して男の口内を味わうことができた。
 
「は……ふっ」

 魔王の手は口づけの間もずっと、リョウマの体のあちこちに触れることをやめなかった。腰の太さを確かめるように胴を撫でていたかと思うと、今度は尻の丸みを確かめるような動き。さらに、すでに固くなりきって天を向いた前のモノにも、大きな手が巧みに触れてきてたまらなくなった。
 と、魔王はリョウマの唇をようやく離したかと思うと、今度はリョウマの耳やうなじや首筋にキスを落とし、鎖骨をそろりと舐めてから胸の突起へと舌を伸ばした。

「ふう……っん」

 そこはすでに、男に愛でられることを覚えてしまった場所だった。与えられる刺激を予感してとっくに固く尖りきっていたそこが、魔王の唾液に濡らされてひやりと冷たさを覚えさせる。
 リョウマは無意識に腰をくねらせ、喉をのばして胸を突き出すようにした。魔王はそのまま唇と舌でリョウマの胸の尖りを愛しつづけてくれる。
 ぴりぴりした感覚が直接腰に刺激を送って、こらえきれなくなってきた。

「んあ……も、やめっ」
「どうした? リョウマ。もう我慢できなくなったか」
「んっ……じゃ、ねーけど……もうちょい、ゆっくり──」

 どうにか隠されていたその場所も、すでに魔王が下着をはぎ取ってしまっており、先端から先走りを少しずつ垂らしはじめ、欲望をそのまま表現している。

「ああ……いな」

 魔王はうっとりとそこを眺めたと思ったら、リョウマの体をすっとベッドに横たえて、ぱくりとそれを口に含んだ。

「はあうっ……!」

 温かくて濡れたものにすっぽりと包まれる。とんでもない快感。
 リョウマは知らず、開いた足をつっぱって尻を持ち上げていた。魔王が舌と口内と喉を使って巧みにそこを扱きあげるのに合わせて、尻も敏感にびくんびくんと寝床の上を跳ねた。
 魔王が口を動かすのに合わせて、寝室の中に淫靡な水音が響きわたる。
 腰の奥の欲望が悲鳴をあげる。それでも必死に堪えていたが、ついにリョウマは音を上げた。

「はっ……んあ、だめっ……一回とまって、あっも、もうっ」
「遠慮するな。出してよいぞ、リョウマ」
「んっ…やだ、まだあっ……」
「我慢しなくてよい。夜はまだ長い」
「や、やだっ……!」

 そんな、だめだ。
 そんなのもたない。
 今夜ぐらい、しっかりこいつに付き合ってやりたいと思っているのに。
 必死になって魔王の頭を押しやったら、ようやく魔王はそこから口を離してくれた。

「はあっ、はあ……っ」

 しばらく荒い息をつき、いったん欲望を静めようとする。
 が、魔王は指先からぬるりとした液体を出現させると、今度はリョウマの秘奥のほうへそれをぬるぬると塗り付けはじめた。

「あ……っ、あ!」

 ひどく丁寧な手つきだった。入口をゆっくりと広げ、その周囲の皺にまできちんとぬめりを塗り込んでいく。すでに何度か慣らされたことのあるそこは、自然に魔王の指を受け入れたようだった。

「あ……っぐ」

 たぶん今、第一関節が入ってきた。まだ一本だ。やがてそれが二本になり、より深い場所にまで何度も行きつ戻りつを繰り返しはじめた。
 その指が時おり、場所をするりと掠める。

「あひっ……! いっ」
いか? リョウマ。この場所だな」

 軽くつんつん、とそこをつつかれるだけで、信じられないほど蕩けた声が自分の喉から漏れ出ていく。もちろん恥ずかしくて止めたいのはやまやまだったが、もうとっくに無理になってしまっていた。
 魔王はよくわかっていて、そこばかり無理やりに攻めたりはしなかった。

「指を増やすぞ。力を抜いて……そうだ。息を吐いてくれ」
「ん、ん……」

 言われた通り、なるべく意識してリラックスし、息を吐く。それに合わせて、突き入れられた指の質量がぐっと大きなものになった。

「ふう……っ」

 思わず全身の筋肉が硬直し、息が詰まった。
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