うらぽっちゃり

38 無くなったら大変とはなんぞや

　いやあ、今年もまた、明けましたね。
　明けましておめでとうございます。
　本年も、よろしかったらのんびりゆっくりお付き合いくださいませ。
　一応、まだ三が日なのでこのご挨拶でもよいですよね？
　ともあれ、本年もよろしゅうお願いいたします～。

　さてさて。
　年末は例によって紅白見てダンナ作の年越しそばをいただき、０時になるギリギリでなんとか「フィットボ〇シング」も終わらせて、年明けすぐに入浴を。
　ほんでもってまたもや「初ち〇び触り！」とか言うてダンナのち〇びをつねったりひっぱったりして遊んでから寝ました。
　いやもう、やることが完全に昭和のオッサンですんません……ダンナ限定やから許して！
　まあね、入浴のときにダンナのそこを触るんはもう決まりゴトやから。
　
　そして三が日二日目。
　またもや一緒にお風呂に入ったところ、ダンナがちょっといつもと違うことを言うた。

「いつもありがとうございます」
「お、お礼言われた……。なんや、『今年もちくびをよろしくお願いします』って？」
「そう」
「うははは。いや、むしろ『お願い』せなアカンのはこっちやけどね！　なくなったら大変よ！　毎日毎日、つついてねじってひっぱらへんと我慢できんし」
「ふひっ」

　思わず吹き出すダンナ。まあ嬉しそうやからええか。
　ちゅうかほんまに無くなったら、むしろ「ああっ、ない！　ない～！」って大騒ぎすると思う、まちがいなくわたくしは。悪夢みるわ、きっと。
　いやどんなヨメやねん（自分で言うな）。
　いやゴメン！　みなまで言うな！　ヘンタイやってことは重々承知しとるから！

「『もうちくびなくなったから別れる。さよなら』とか言うたら、〇さん泣くやんねえ」
「泣く。号泣する」

　はいはい。それはわかっとるから。
　我が家において、とくにお風呂の中での夫婦間コミュニケーションにおいて「チクビ」は重要案件。
　いやまあ、今回それが言いたかっただけですスンマセン！

　ではでは、みなさま本年もどうぞご健勝で、いいことたくさんある一年になりますように心より祈念いたします～。
　ちゃんちゃん！