うらぽっちゃり

33 穴あけとこかとはなんぞや

　はいこんにちは～。
　残暑厳しい……え？　残暑？　マジでこれ残暑ッスかあ!?
　って言いたくなるぐらいにはめちゃ暑アツ激アツな今日このごろですが、みなさまご無事でしょうか。
　もうほんま無理せずに、暑かったらとっとと休んでクーラーつけて、なにか飲んでくださいね～ほんまに。

　さてさて。
　そんなこんなですが、わたくしは今日も今日とて、相変わらずダンナのティクビでエッセイでも書きます。
　またティクビかい！

　例によって相変わらず、毎日ふたりで「フィットボ●シング」をやっている我々。
　前回、薄手のシャツでティクビがよく見えます～というお話をしましたが、昨日はちょっとそれが見えにくかった。
　単にシャツの素材の問題みたいなんですが、モノによってはあまり大事なトコが見えないわけです。これは大問題！

　いや、ええねんけどね、それで！
　外に出るときのこととか考えれば、見えにくいほうが常識的にはめっちゃエエことなんですけどもね！
　単に私ひとりのウケがよくないだけのお話でね！！

　というわけでその日はわたくし、フィットネスをやるにあたって「ああ……よく見えない！」とダンナに文句を垂れておりました。

「前の薄手のシャツやったらよう見えたのに～」
「買って」とダンナ。
「ええ～」
「スケスケのやつとか」
「すうっけすけ！　って、いやいや。そういうのってレディースのんしかなくない？　まあ女性は、下にアンダー着て着るわけやけども」
「ふーん」
「もう、チョキチョキってそこだけ切ろっか」
「えええ？」

　ダンナ、さすがに苦笑している。
　そしてついつい変な想像をしてしまうわたくし。
　お胸のちょうどその場所だけ、シャツをまあるく切り抜いた状態のダンナ……。

「ぶっひゃひゃひゃひゃ！　めっちゃ可愛い！」

　ひとりで大ウケ（笑）。
　いやわかってますよ？　世間的にはそんなもん、ひたすら「キモいおっさん」枠でしかないということは！！

　さてさて。
　その後、ふたりでプレイするバージョンは終わって、しばらく私だけでもう少しやってたんですが、そろそろ終わりかなというタイミングでふと気配を感じて振り向くと、パンツ一丁のダンナが立って待っておりました。

　なにを待ってるのかって？
　フィットネスのあとは一緒にシャワーを浴びることにしてるからですな。
　いや待ってんと先にひとりで入ったらええと思うねんけど、なにしろさびしがり屋さんのダンナ、「それは絶対イヤ！」といって聞かないのです（苦笑）。

「なに？　なにを見せびらかしに来とんの？」
「うん。●さんが大好きなとこを見せびらかしてるの。ほら。ほらほらっ」
「うーむ。好きなとこ……」
　わたくしちょっと考える。そして、
「全部！　全部やな！！」
　拳を握りしめて力説。

「……ありがとう」

　パンツ一丁でぺこりと頭を下げ、素直に礼を言うダンナでしたとさ。
　ちゃんちゃん！