DPO～拳士は不遇職だけど武術の心得があれば問題ないよね？

始まりの街～不遇職の使い道

拳士って不遇職なんすか…

串を食いながら次は何をしようか考えていた時…ふと声をかけられた。

「おい！そこの武器無し」

なんだ？いきなり…面倒そうだから無視するか。

「おい聞いてんのか武器無し！」

ガシっ

肩を捕まれた

「なんだよ…」

「てめぇ、武器無しのくせによく無視してくれたな。お前拳士だろ？β版で超接近しないと攻撃できないし攻撃力も剣より弱い使えない不遇職を選ぶとかアホなのか？あ？」

なんだコイツ喧嘩売ってんのか？見た目は金髪にピアス腰には剣を据えている

「お前よりはアホじゃないと思うがな」

「あんだとゴルァてめぇ喧嘩売ってんだろ？あ？」

喧嘩売ってるのはどっちだ…

「お前に喧嘩なんか売ったって意味ないだろ」

「てめぇ不遇職のくせに調子乗んなよ！
ちょっとこっち来いや！」

掴んでいる方を引っ張ってどこかへ連れて行くつもりだ…騒いでいたためかギャラリーのように人だかりができている。

仕方ないこのゲームはたしかPKも可能だったはずだ手を出してきたのは相手の方だし少し懲らしめるか。

掴んでいる手の手首を掴みしっかり固めて上へ吊りあげる。

長年やっていないと上手くいかないんだが、俺は親父から教わっていたから上手く相手が手を動かせなくなる。

そのまま喉元のどもとに蹴りを入れる。喉仏がずれて即死ダメージが入った

「ぐ…うそ…だろ。」

ギャラリーは大騒ぎだ、それもそのはず今の行動が1秒の間に終わっていた何が起きたかわからないだろう…

「まったく、面倒なやつもいるもんだな…」


変に目立ってしまったが、まぁコイツが落としたアイテムと金で我慢するか…

ふむふむ7600Cとポーション4つかまぁ、金はコレでだいぶあるし良しとしよう。

さて、どこか宿へ泊まるか～

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安らぎ亭かここにするか

「いらっしゃいませ～お泊りですか？」

おっ！ケモミミっ娘キタァー！犬耳だそして同い年くらいか？しかも可愛い
背は160くらいだな…おっといけない。

「あぁ泊りに来た」

「食事付きなら一泊400Cで抜きなら300Cですお風呂は50Cで入れますよ！」
 
異世界の宿料理に異世界の風呂かいいな

「食事付きで風呂も頼む」

「わかりました！お部屋に案内しますね！」


部屋は二階なのだろうそして階段を上ると見えるのだ…何がとは言わないただ俺は言いたいことがある！

「神様ありがとう(小声)」

「ここですよ！えと、私はこの宿の案内や料理を作っているユアといいます！なにかあったらお呼び下さい！」

「ショウだ冒険者をしているよろしく頼む」

そのあと異世界の素材がふんだんに使われたスープとサンドウィッチを食べて風呂に入り

気持ちよくねた…