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ガルドさんとの修行編
どうも、どうやら闘技大会が開催されるようです
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ガルドさんとの修行を始めてから1ヶ月ほどたったと思う・・・
最近俺は修行の反復をかかさずにして、
また、モンスターと戦うことも忘れずにいる。
冒険者ギルドでもクエストを受けて毎日コツコツと成果を積み重ねているんだ。
そんなある日、冒険者ギルドの掲示板で
【闘技大会開催! 参加者募集、優勝者には300万ウォルが与えられる!開催日は1ヶ月後!参加者は闘技場まで!!】
と書いてある紙が貼り出されていた。
開催場所はシャルテン闘技場という場所らしい、ギルド内の話に聞き耳を立てると普段から戦い好きの猛者たちが張り合いあう。それに観客が金をかけてギャンブルをしたりもするようだ。
また、年に一度このように闘技大会が企画される。
「へぇー、面白そうだな。強い人と戦うことも出来るみたいだし、なによりガルドさんとの修行がどれだけ活かせるかも気になる。モンスターを狩ったりしているんだから自分も多少は強くなっているだろうし。」
確かめたい!!
こんな年に一度のチャンス逃せないだろう!
意を決して俺はシャルテン闘技大会に参加することを決めた。
「そうと決まれば早速シャルテン闘技場に行って申し込みしないとなぁ」
************
立派な建物がある、とてもデカイし頑丈そうだ。
「ここが闘技場か、にしても凄く人が多いな。」
掲示板を見たからかそれとも風の噂で聞いたのか。受付には物凄く長蛇の列が出来ている。
「とりあえず並ぶか」
最後尾に並んでしばらく経つ。
なかなか列が先に進まないので退屈していたところに巨漢の男が割り込んできた・・・・・・
「どけガキ!」
は?なんだこいついきなり、他の荒くれどもでさえルールを守ってちゃんと列の最後尾に並んでるのに割り込みやがった。
しかもこいつ何事もなかったかのように平然と並んでいる。
注意するか。
「おい」
男の肩をたたいて言う。
「あ?なんだ?文句でもあんのか?」
ナメ腐った態度だ。
「おい、いい歳こいたおっさんが列の並び方も知らないなんてことはないよなぁ?」
腹が立った俺は強めの口調で言う
すると。
「んだと!ガキが偉そうな口叩いてんじゃねぇ!!こういうのは強い奴が優遇されるルールなんだよ!!!」
巨漢の男はそう言いながら殴りかかってくる。
当たったら痛そうだ・・・
だが、ガルドさんと比べてみれば可哀想に思えてくるほどだ・・・
「こんなもんか」
そう言いながら俺はガルドさんに教わったように相手の腕の動きから攻撃を予測し。一歩踏み込んで懐に入り込む、身体強化を発動し、相手の勢いを利用して流れるように地面に叩きつける。
「カハッ」
地面にたたきつけられおっさんが肺の空気を苦しげに吐き出した。
「どうした、強い奴がルールなんだろ?さっさと列の一番後ろに戻れよ。」
「あ、ああ。はは、さ、さっきのは冗談だよ。わ、悪かったな・・」
巨漢の男は驚愕といった顔で後ずさり走って何処かへ逃げていった。
すると周りからは拍手がおこり・・・
「いやぁ、にぃちゃんやるなぁ、あいつに突っ掛かってった時はどうなるかヒヤヒヤしたが、流石だ!ここに並んでるだけのことはあるな!!にいちゃんがやってなかったら俺がぶっ飛ばしていたとこだぜガハハッ」
「いえいえ、当たり前のことをしたまでですよ」
そう言いながら、周りを見渡すとさっきのやつなんか目じゃないほど強そうな人が沢山いる・・・
こんな人達に一斉にかかられたらあいつ終わってたな・・・
最近俺は修行の反復をかかさずにして、
また、モンスターと戦うことも忘れずにいる。
冒険者ギルドでもクエストを受けて毎日コツコツと成果を積み重ねているんだ。
そんなある日、冒険者ギルドの掲示板で
【闘技大会開催! 参加者募集、優勝者には300万ウォルが与えられる!開催日は1ヶ月後!参加者は闘技場まで!!】
と書いてある紙が貼り出されていた。
開催場所はシャルテン闘技場という場所らしい、ギルド内の話に聞き耳を立てると普段から戦い好きの猛者たちが張り合いあう。それに観客が金をかけてギャンブルをしたりもするようだ。
また、年に一度このように闘技大会が企画される。
「へぇー、面白そうだな。強い人と戦うことも出来るみたいだし、なによりガルドさんとの修行がどれだけ活かせるかも気になる。モンスターを狩ったりしているんだから自分も多少は強くなっているだろうし。」
確かめたい!!
こんな年に一度のチャンス逃せないだろう!
意を決して俺はシャルテン闘技大会に参加することを決めた。
「そうと決まれば早速シャルテン闘技場に行って申し込みしないとなぁ」
************
立派な建物がある、とてもデカイし頑丈そうだ。
「ここが闘技場か、にしても凄く人が多いな。」
掲示板を見たからかそれとも風の噂で聞いたのか。受付には物凄く長蛇の列が出来ている。
「とりあえず並ぶか」
最後尾に並んでしばらく経つ。
なかなか列が先に進まないので退屈していたところに巨漢の男が割り込んできた・・・・・・
「どけガキ!」
は?なんだこいついきなり、他の荒くれどもでさえルールを守ってちゃんと列の最後尾に並んでるのに割り込みやがった。
しかもこいつ何事もなかったかのように平然と並んでいる。
注意するか。
「おい」
男の肩をたたいて言う。
「あ?なんだ?文句でもあんのか?」
ナメ腐った態度だ。
「おい、いい歳こいたおっさんが列の並び方も知らないなんてことはないよなぁ?」
腹が立った俺は強めの口調で言う
すると。
「んだと!ガキが偉そうな口叩いてんじゃねぇ!!こういうのは強い奴が優遇されるルールなんだよ!!!」
巨漢の男はそう言いながら殴りかかってくる。
当たったら痛そうだ・・・
だが、ガルドさんと比べてみれば可哀想に思えてくるほどだ・・・
「こんなもんか」
そう言いながら俺はガルドさんに教わったように相手の腕の動きから攻撃を予測し。一歩踏み込んで懐に入り込む、身体強化を発動し、相手の勢いを利用して流れるように地面に叩きつける。
「カハッ」
地面にたたきつけられおっさんが肺の空気を苦しげに吐き出した。
「どうした、強い奴がルールなんだろ?さっさと列の一番後ろに戻れよ。」
「あ、ああ。はは、さ、さっきのは冗談だよ。わ、悪かったな・・」
巨漢の男は驚愕といった顔で後ずさり走って何処かへ逃げていった。
すると周りからは拍手がおこり・・・
「いやぁ、にぃちゃんやるなぁ、あいつに突っ掛かってった時はどうなるかヒヤヒヤしたが、流石だ!ここに並んでるだけのことはあるな!!にいちゃんがやってなかったら俺がぶっ飛ばしていたとこだぜガハハッ」
「いえいえ、当たり前のことをしたまでですよ」
そう言いながら、周りを見渡すとさっきのやつなんか目じゃないほど強そうな人が沢山いる・・・
こんな人達に一斉にかかられたらあいつ終わってたな・・・
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