隠れジョブ【自然の支配者】で脱ボッチな異世界生活

破滅

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ガルドさんとの修行編

どうも、どうやらガルドさんは化け物のようです

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次の日俺は朝早く宿を出て冒険者ギルドに向かった

「今日から近接戦闘の修行か楽しみだな・・・辛いと思うがこれも強くなるためだ。よし!やるぞ!」

ガルドさんの元まで向かう

「おはようショウ。今日から近接戦闘の修行を始める準備はできてるな?」

「はい、できています!よろしくお願いします!」

「よし、それではまずお前には武器のない状態での戦闘をしてもらう。武器がない場面での戦闘はほとんどないと思う奴もいるが、その少ない場面での戦闘が命取りになるんだ・・・そして、対人において身体の捌きや構え、見切って避けること・・・などはとても重要になってくるから覚えておいてほしい。」

なるほどどんなに少ない確率でも武器がないときに襲われたらほとんど死ぬと思う。もしものことを考えるのは大切だし、多分だが武器を使った戦闘でももちろん使える術なのだろう。

「はい、わかりました!よろしくお願いします!」

「よし、まず俺は木製の剣をつかってお前に切りかかるはじめは全て上段からの切り込みだ。痛くても我慢しろ、そしてできるだけ避けてみろ回復はちゃんとしてやるからな!」

ひたすら回避の修行だなよし、

「わかりました!」

「では行くぞっ!せいっ!」

ガルドさんが剣を振り下ろす。早い!
振り上げてから下ろすまでに躊躇いがなく流れるように振り下ろされる剣、俺は必死で後ろへ飛びのいた・・・避けた、と思ったその時
今振り下ろされたばかりの剣がもう上がっているではないかやばい!

剣の軌道を予測して横に飛ぶ!

しかし、避けきることはできず・・・腕に当たってしまった。

その後も打たれ続け身体には疲れが回る
だが、少しずつ慣れてきたのか避けれる斬撃も増えてきた

「よし、いい感じに慣れてきたようだなそれでは少しスピードを上げるか。」

くっ!まだ早くなるのか?!
やばいこれは避けれるか!?
ッ!クソこうなりゃヤケクソだ!当たってでも体を無理やり動かしてやる!

「ほぉ、痛みを無視して動くようになったか!よしその調子だ、まだまだ行くぞ!」

ただひたすら上段からくる斬撃これが自由になった時・・・俺はすぐやられるだろう、そもそも本物の剣ならもう死んでいる・・・やはり俺は弱いってことか。

しばらくたって。

「よし、今日はこの辺で終わりにしよう。だいぶ上段には慣れてきたみたいだな。だが次は横薙ぎも入るから覚悟を決めとけよ・・・」

「はぁ・・・はぁ、はい・・わかりました・・・ありが・・・とうございました、!」

疲れてまともに声が出せない。

なんでガルドさんはこんなに剣を振り続けて息も上がってないし平気なんだ!?
_____________________________________________

計り知れないガルドの実力を痛感するショウであった。

______________________________

この後おまけ1の話になります
おまけは本編と設定回の間に作っています。よかったら見てください!!
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