Doctor Fish （ドクターフィッシュ）

第2話 ロンドンの地で

西暦2010年

イギリス 
ロンドン空港
そこにある日本人が入国した。

「ここが、ロンドン！ありがとうございます。岩さん」
彼の名は、日野瑛斗（ひのえいと）19歳である。
「そんな、大した事ないよ。気分転換っやつさ！」
岩さん事、岩達彦（いわたつひこ）
記者だ。主に海外の事を記事にして週間雑誌メガに出している。

岩「確か、この辺で彼が待っていると聞いたんだけどな。あ、居た！」

「あ、達彦～」
「久しぶりだな。スミス！」
彼の名はスミス マッカー
ロンドンの警察官だ。

スミス「彼が噂してた。日野君だね？」
日野「あ、はい。日野瑛斗です。よろしくお願いします。」
「岩さんあの人誰なんですか？」
岩「ああ～自己紹介するよ。彼はここのロンドンの警察官のスミス マッカーだよ。」
スミス「でなんで？ここに？」
「ああ、それなんだけど、彼の気分転換と俺の取材したくてね。最近どうよ？ここは？」
「ああ、場所に寄るところによって評判が悪い所があるよ。特にロンドンのジューノ州はね！」
「マフィアか！」
「ああ！」
日野「え？ここマフィアが居るんですか？」
スミス「ああ、居るともでも、危険だよ。最近のマフィアは若者も駆り出されて人を殺す時代になってしまったからね。」
「そ、そうなんですね、日本ではありえない事だ、ま、まさか
岩さん、そんな事の取材をするんじゃ？」
岩「え？あ～違う違うよ。俺はね」
日野がじっと嘘ではないかと思う目でみる。
「はい、嘘です。ごめんそのマフィアの件で取材にも来てるし、君も気分転換も来ている。ホントだからね！ホテルにでも」
「いや、僕も見てみたいです。」
「え？マジ？」
「マジです。」
「困ったな～」
スミス「まぁ今日は俺が着いているから
案内とかはできるくらいかな。」
岩「それは、助かる。ありがとうスミス～」

ロンドンのジューノ州では、
マフィアのボス アントニス ジュラが何かを仲間に頼んだ。
ボスの扉の奥からある青年が来た。
バーン
青年「おい、クソ親父どういう事だ？俺がマフィアの副ボスになれと？」
アントニス「ああ、何か不安でもあるのかね？我が息子 アレスよ！」
青年の名はアレス ジュラ
アレス「あるに決まっているだろ！俺はマフィアなるなんて、一言も言ってないだろ？それを何故？頭おかしいんじゃないのか？」

そして、奥からまた新たな青年が来た。
青年「おいおい、親子喧嘩はその辺にしたらどうだ？アレス？」
「お、お前はロニー」
彼はロニー ジョン
アレスとは最悪の仲だ。

「なんで？お前がここに来ているだ？まさか！」
ロニー「ああ、そのまさかだよ。」
アレス「お、おいクソ親父こいつまでも仲間にしたのか？何故？」
アントニス「ほほう、そんなにも彼を気に食わないかね？私は気に入ってるんだよ。息子の次にね！」
「チッ 気持ち悪い。俺はやらないからな！絶対」
そう言い、部屋を出てった。

ロニー「おいおい、良いのかよ？あれで？」
アントニス「ああ、良いさ！彼は、また何回でも帰ってくるし、使えるからだよ。それと彼らの仲間を見張ってくれないか？目障りでな！」
「ああ、分かっている。報酬はちゃんとくれよ！」
「約束する。」
「もし、殺ったら済まないな。じゃあ！」
ロニーも部屋を出た。