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第一章 始まり蘇る 初霊戦(はつれいせん)編

第1話 霊王復活、後継者見つかる

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この世界には沢山の霊がいるだろう…

そう、君の後ろにも
あ、すみません。

西暦2016年 


青年のポケットから電話が鳴る
「はい、もしもし先生、ええ、今
【霊王の後継者】である人物の学校に来てます」

先生「そう、了解、後2時間ほどでそっちに着くよ、慎重にね!」

「今、何処に…」
電話が切れた
「たく、あの人は…」

彼は、藤白薫(ふじしろかおる)
霊術師である。

霊術師は、古く昔から存在される仕事人である。
仕事内容は簡単 霊を祓うだけ
だが、それが難しいのである
何十人、何百人、何万人、何億人とも霊術師は
霊との戦(いくさ)で亡くなったのである。

太田高校(おおた)
今回の霊王のターゲットは
高校生
伊田遊我(いだゆうが)

写真を見る藤白
藤白「この子が霊王の後継者か
俺と同じ歳でなのにな。
可哀想に何としても助けてやるよ。」

接触を試(こころ)みる、藤白
だが中々接触できない。

連絡がかかる
先生「あ~ごめん、薫ちょっと今、忙しくて、まだ時間かかるわ、よろ」
藤白「あ、先生」
切れた。
「たく、あんなんで良く先生になれたな!」

そして、放課後になる
今がチャンスだと思った
藤白は伊田に近寄る

藤白「なぁ、君が伊田遊我だよな?」
伊田「うん、そうだけど、誰?」
「俺は、藤白薫 信じきれないと思うが、霊術師だ!」
「へぇー、霊術師とか居るんだねで、俺になんの用?」

「君は、危険な人の後継者になっている。
こっちに来てくれないか?君を助けたい」

「いいよ、俺なんて
そんな俺の人生は
すぐに終わりそうだし、心配ありがとうね!
じゃあ」

そう言って、藤白と別れた。

その日の夜の夢
伊田はある夢を見る

伊田「ここは?」
「やぁ、小僧、俺の所に来ないか?」
誰かが伊田を【こちら】に誘うとする。

それに嫌気を指し、目を覚ました伊田

「はぁはぁ、なんだっだ今の?」
嫌な予感がした伊田。
ふと何故か制服に着替え、
学校に向かう…

学校で必ず来るとみていた。藤白の予感は当たった!
藤白(来た!)
気配と霊力を消し、伊田の後ろをつく

屋上に来た、伊田

そこである箱が置かれていた。

そして、その箱を触り開けてしまった。
そこには、ある霊の魂
霊魂(れいこん)があった。

その中には霊王 古黒(こくろ)が居た

それに触れた伊田は、霊魂を飲み込んだ。

伊田「う、うわぁぁぁー」

苦しむ、伊田

伊田は目が覚ますと、そこは、古黒の心の中に居た。

古黒(霊王)「よぉ、小僧」
伊田(こ、この声は、さっき聞いた声と一緒)

伊田「な、何だ」
「俺と契約しないか?」
「契約?」
「あ~そこに居る。霊術師を祓いたいんだ」
「嫌だね」
「そうか、でもお前の運命はもう決まっているも同然。小僧の生きる方法は2つ
1つは小僧の体を頂き、暴走させる。もうその時小僧の魂は死ぬがな体は生きる、もう1つは、強くなり、俺を祓ってみせろ!言わゆる、霊術師になれ、それなら助かるかもな~
さぁ、どちら選ぶ?」

伊田の決意は!
伊田「俺は、霊術師になってアンタを祓うよ!」

「はは、良く言ったもんだ~なら必ず祓ってみせろ!」

現実に戻る

伊田「はぁはぁはぁ」
藤白「大丈夫か?」
「あ~何とか」

そこに、
先生「あれ?今さっき、凄い霊力感じたけど?
あれ霊王は?」

伊田「あ、取り込んじゃいました…後継者になったで合ってますかね?」

先生「それ、マジ!」
藤白「本当です!」
「あちゃ~参ったな~【上】になんて
報告しよう。まぁいっか。えっと伊田君だっけ?」
「はい、」
「僕は薫の先生、八条(はちじょう)
だからよろしく
で、古黒になれる?」
「なれると思いますよ!」

「おっけい~あ、薫これ持って」
八条は藤白にお土産を渡した
藤白「こ、これって、アナタまさか!そんな所まで」
「イエーイ、許して
さてと準備運動はこれくらいでと。さぁかかってきていいよ」

そして、伊田は古黒に変わった

古黒「ほう~久しぶりだな霊術師よ!遊んでくれよ~」

「ヤダね」
古黒は当てようとするが八条との間でしか止まらない。

八条「当たらないね~なんでだろうね~」
挑発をする。

「ふん、これだから霊術師との戦は堪らないんだ~」
今度は上から攻撃するがそれも触れられない。

「ごめんね~古黒
俺、生徒たちから【最強】って呼ばれてるんだ~
だから俺には触れれないし、当たらないだ~
眠れ」と言いデコピンをして

伊田に戻った。

「さてと、後継者になったし。君には、こっちに来てもらうよ!そして、」



To Be Continued
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