113 / 157
5章 私が目指す聖女とは
94.式の報告
しおりを挟む
村から離れ森の奥に式がいる小屋が見えた。ごく普通のログハウス。
入口には見張りがいる辺り、何かあると言っているようなもん。
「太、今からこの聖剣を使え。お前のために作られたお前専用の聖剣だ」
「え、これがオレの聖剣? ……」
ついに星ちゃん特製の聖剣が太に託され、その瞬間聖剣と太は一体したような気がした。いつもならここでおちゃらける太なのに、何かを感じたのか聖剣を真剣な眼差し見つめる。
私の時と同じで、聖剣は太を主として選んだ。
「星歌がお前のために一生懸命作ったんだから、後でちゃんとお礼を言うんだぞ?」
「ああ、ちゃんと分かってる。それより今はここを調べる方が先決だろ?」
やっぱりいつもの太と違った。
意外過ぎる冷静な判断に、私と龍ノ介さんは口をあんぐり開けて見つめ合う。
愛する人のために悪ガキだった少年が、見る見るうちに頼れる男性に成長していく。
私も龍ノ介さんに見合う魅力的な女性になりたい。
そしたら想うだけじゃなくって、もう一度アタック出来るのに……。
「確かにそうだな。陽、中に何人いるか分かるか?」
「え、あはい。ちょっと待ってて下さい」
せっかく龍ノ介さんが頼ってくれたのに、いきなりだったから答えられず戸惑ってしまう。
こんな時に余計なことを考え悩んでいた私がすべての悪いんだけど、龍ノ介さんの切り替えが早すぎです。
高鳴る鼓動を抑えながら式に意識を集中させ、伝わってくる映像の部屋の中を見回す。
女性と男性二人がせっせと何かを箱に詰めている。そしてもう一人の男性が書類整理中。式が騒ぎ出した割には、地味な光景に少しだけ拍子抜けした。
それでもこの状況を包み隠さず報告する義務が私にはある。
「三人です。二人が何かを箱詰め。もう一人が書類整理していると思います」
「箱詰め? 理解に苦しむ行動だな」
拍子抜けしたことを悟られないよう報告すると、やっぱり龍ノ介さんもしょっぱい表情をするだけ。
なんだかすみませんと言いたい気分だ。
「師匠、オレが先進を切って、あの見張りを倒す」
「ああ。やっぱりそう言うとこは太のままか。んなことしたら中の奴らが、逃げるだけだろう? ここはまず見張りを眠らせる」
今日の私はいろいろとダメかもしれない。
太提案の荒っぽいやり方が妥当だと思ってしまった。
言うのは恥ずかしいから黙っているのは卑怯だろうか?
確かに眠らせる方法はあるけれど、私の場合成功確率三割ぐらいだから無意識に除外していた。でも龍ノ介さんだったらもっと高そう。
「だったら中の奴らも?」
「いくらオレでも一斉に眠らせることは不可能だ。一人ならば成功確率八割。失敗しても気絶させれば問題ないだろう? そんじゃ行ってくる」
思った通り龍ノ介さんの方が成功確率は高かった。後半は結局最後は力業なんだと思いながら、一人行く龍ノ介さんの後ろ姿を見守る。
見張りの目を可憐に搔い潜り背後に回って、耳元でフィーガースナップ。
これが睡眠の魔術で見張りは、龍ノ介さんに倒れ込む。そして見張りを地べたに寝かしつけて、私達を手招きして呼び寄せる。
私には隙のない可憐な一部始終に見惚れているのに、太と来たら隣で不満そうな表情を浮かべていた。
「なんだよ? それだったら一気に仕留めてもいいじゃん」
「何馬鹿なこと言ってんの? 行くよ」
荒っぽい言動だったため相手にせず、太の手を掴み龍ノ介さんの元に急ぐ。
穏便に解決出来る方法があればそれが一番なのに、どうしてわざと荒っぽい方法を選んで解決しようとするんだろうか?
せっかく成長したんだなと関心していたのに、これでは完全に危ない人だ。
本当に信じられない。
「え、誰もいない? でも──」
気を引き締めて家の中に入ると、そこはもぬけの殻と言うか人がいた形跡がなさそう。 でも式から伝わってくる映像は、さっきとは変わらず三人がいて作業を続けている。
あれ、よく見ると部屋の構造が少し違う?
バン
風がそんなに強くないのに扉が勝勢いよく閉まる。
途端に不吉な空気が流れ出し、式の映像が途切れた。
「どうやらオレ達は敵の罠にまんまとハマったらしいな」
「すみません。よく見極められなかった私のせいですよね?」
「いいや。オレも少し甘く見てたよ。ここはオレがなんとかするから、陽は心配するな」
心強く言われても龍ノ介さんの焦った表情がすべてを物語っていて、余計責任を感じでしまう。
私に出来ることがあれば、なんでもする。もちろん龍ノ介さんに迷惑を掛けたくないから、絶対に無茶はしない。
「見張りをしている太に開けても──声がしない?」
「おそらく扉が閉まって時点で、この部屋には強力な結界を張られたんだな。しかも無理にこじ開けようとすれば、電撃を食らう仕組みだな」
ダメ押しとばかりに、突きつけられる厳しい現実。
軽く壁を叩き回って冷静な判断を下そうとしている龍ノ介さんを、ただ見ているしかなかった。下手に動いて罠にハマったらそれこそ迷惑が掛かる。
そんな自分がもどかしい。
「龍ノ介さん、私に出来ることがあるのならば、協力させて下さい」
「本当に? なんでもやるか?」
それでも出来ることがあるならば協力したい一心で覚悟を決める。真剣な眼差しで見つめられ念押しされた。
それだけ危険な頼みで慎重に考えないといけないと思っても、私なら出来ると思ってくれている。
だったらその期待に応えたい。
「もちろんです。なんでもします」
即答で深く頷く。
「分かった。この方法は賛否両論あると思うが知れないが、これしか方法がないんだ。この埋め合わせは後でするから、許してくれよ」
「え、埋め合わせって何……!!」
しかし龍ノ介さんは意味深なことを言った後、目の前に指を差し出されフィーガースナップした。
途端に睡魔が私を襲う。
入口には見張りがいる辺り、何かあると言っているようなもん。
「太、今からこの聖剣を使え。お前のために作られたお前専用の聖剣だ」
「え、これがオレの聖剣? ……」
ついに星ちゃん特製の聖剣が太に託され、その瞬間聖剣と太は一体したような気がした。いつもならここでおちゃらける太なのに、何かを感じたのか聖剣を真剣な眼差し見つめる。
私の時と同じで、聖剣は太を主として選んだ。
「星歌がお前のために一生懸命作ったんだから、後でちゃんとお礼を言うんだぞ?」
「ああ、ちゃんと分かってる。それより今はここを調べる方が先決だろ?」
やっぱりいつもの太と違った。
意外過ぎる冷静な判断に、私と龍ノ介さんは口をあんぐり開けて見つめ合う。
愛する人のために悪ガキだった少年が、見る見るうちに頼れる男性に成長していく。
私も龍ノ介さんに見合う魅力的な女性になりたい。
そしたら想うだけじゃなくって、もう一度アタック出来るのに……。
「確かにそうだな。陽、中に何人いるか分かるか?」
「え、あはい。ちょっと待ってて下さい」
せっかく龍ノ介さんが頼ってくれたのに、いきなりだったから答えられず戸惑ってしまう。
こんな時に余計なことを考え悩んでいた私がすべての悪いんだけど、龍ノ介さんの切り替えが早すぎです。
高鳴る鼓動を抑えながら式に意識を集中させ、伝わってくる映像の部屋の中を見回す。
女性と男性二人がせっせと何かを箱に詰めている。そしてもう一人の男性が書類整理中。式が騒ぎ出した割には、地味な光景に少しだけ拍子抜けした。
それでもこの状況を包み隠さず報告する義務が私にはある。
「三人です。二人が何かを箱詰め。もう一人が書類整理していると思います」
「箱詰め? 理解に苦しむ行動だな」
拍子抜けしたことを悟られないよう報告すると、やっぱり龍ノ介さんもしょっぱい表情をするだけ。
なんだかすみませんと言いたい気分だ。
「師匠、オレが先進を切って、あの見張りを倒す」
「ああ。やっぱりそう言うとこは太のままか。んなことしたら中の奴らが、逃げるだけだろう? ここはまず見張りを眠らせる」
今日の私はいろいろとダメかもしれない。
太提案の荒っぽいやり方が妥当だと思ってしまった。
言うのは恥ずかしいから黙っているのは卑怯だろうか?
確かに眠らせる方法はあるけれど、私の場合成功確率三割ぐらいだから無意識に除外していた。でも龍ノ介さんだったらもっと高そう。
「だったら中の奴らも?」
「いくらオレでも一斉に眠らせることは不可能だ。一人ならば成功確率八割。失敗しても気絶させれば問題ないだろう? そんじゃ行ってくる」
思った通り龍ノ介さんの方が成功確率は高かった。後半は結局最後は力業なんだと思いながら、一人行く龍ノ介さんの後ろ姿を見守る。
見張りの目を可憐に搔い潜り背後に回って、耳元でフィーガースナップ。
これが睡眠の魔術で見張りは、龍ノ介さんに倒れ込む。そして見張りを地べたに寝かしつけて、私達を手招きして呼び寄せる。
私には隙のない可憐な一部始終に見惚れているのに、太と来たら隣で不満そうな表情を浮かべていた。
「なんだよ? それだったら一気に仕留めてもいいじゃん」
「何馬鹿なこと言ってんの? 行くよ」
荒っぽい言動だったため相手にせず、太の手を掴み龍ノ介さんの元に急ぐ。
穏便に解決出来る方法があればそれが一番なのに、どうしてわざと荒っぽい方法を選んで解決しようとするんだろうか?
せっかく成長したんだなと関心していたのに、これでは完全に危ない人だ。
本当に信じられない。
「え、誰もいない? でも──」
気を引き締めて家の中に入ると、そこはもぬけの殻と言うか人がいた形跡がなさそう。 でも式から伝わってくる映像は、さっきとは変わらず三人がいて作業を続けている。
あれ、よく見ると部屋の構造が少し違う?
バン
風がそんなに強くないのに扉が勝勢いよく閉まる。
途端に不吉な空気が流れ出し、式の映像が途切れた。
「どうやらオレ達は敵の罠にまんまとハマったらしいな」
「すみません。よく見極められなかった私のせいですよね?」
「いいや。オレも少し甘く見てたよ。ここはオレがなんとかするから、陽は心配するな」
心強く言われても龍ノ介さんの焦った表情がすべてを物語っていて、余計責任を感じでしまう。
私に出来ることがあれば、なんでもする。もちろん龍ノ介さんに迷惑を掛けたくないから、絶対に無茶はしない。
「見張りをしている太に開けても──声がしない?」
「おそらく扉が閉まって時点で、この部屋には強力な結界を張られたんだな。しかも無理にこじ開けようとすれば、電撃を食らう仕組みだな」
ダメ押しとばかりに、突きつけられる厳しい現実。
軽く壁を叩き回って冷静な判断を下そうとしている龍ノ介さんを、ただ見ているしかなかった。下手に動いて罠にハマったらそれこそ迷惑が掛かる。
そんな自分がもどかしい。
「龍ノ介さん、私に出来ることがあるのならば、協力させて下さい」
「本当に? なんでもやるか?」
それでも出来ることがあるならば協力したい一心で覚悟を決める。真剣な眼差しで見つめられ念押しされた。
それだけ危険な頼みで慎重に考えないといけないと思っても、私なら出来ると思ってくれている。
だったらその期待に応えたい。
「もちろんです。なんでもします」
即答で深く頷く。
「分かった。この方法は賛否両論あると思うが知れないが、これしか方法がないんだ。この埋め合わせは後でするから、許してくれよ」
「え、埋め合わせって何……!!」
しかし龍ノ介さんは意味深なことを言った後、目の前に指を差し出されフィーガースナップした。
途端に睡魔が私を襲う。
0
お気に入りに追加
61
あなたにおすすめの小説

ウルティメイド〜クビになった『元』究極メイドは、素材があれば何でも作れるクラフト系スキルで商売をして生計を立てていく〜
西館亮太
ファンタジー
「お前は今日でクビだ。」
主に突然そう宣告された究極と称されるメイドの『アミナ』。
生まれてこの方、主人の世話しかした事の無かった彼女はクビを言い渡された後、自分を陥れたメイドに魔物の巣食う島に転送されてしまう。
その大陸は、街の外に出れば魔物に襲われる危険性を伴う非常に危険な土地だった。
だがそのまま死ぬ訳にもいかず、彼女は己の必要のないスキルだと思い込んでいた、素材と知識とイメージがあればどんな物でも作れる『究極創造』を使い、『物作り屋』として冒険者や街の住人相手に商売することにした。
しかし街に到着するなり、外の世界を知らない彼女のコミュ障が露呈したり、意外と知らない事もあったりと、悩みながら自身は究極なんかでは無かったと自覚する。
そこから始まる、依頼者達とのいざこざや、素材収集の中で起こる騒動に彼女は次々と巻き込まれていく事になる。
これは、彼女が本当の究極になるまでのお話である。
※かなり冗長です。
説明口調も多いのでそれを加味した上でお楽しみ頂けたら幸いです


〈完結〉毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。

公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。

聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います
登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる