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第1章:魔物
悲しいドラゴン(4)
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私たちはドラゴンが住み着いているという山に入りました。
私は彼の後ろを歩きながら、まだもやもやした気分でした。
どうしても、この依頼が気に入りませんでした。
私は金銭欲に脳を支配されているルークの背中に・・・
「私、何となく、行きたくない・・・だって、何だか、簡単に考えすぎているような気がするの・・・
ドラゴンがいるから村が滅んでしまう・・・ドラゴンを倒せばそれを防げる・・・
何だか言っていることが単純すぎて・・・私、あの老人が信用できないの・・・よくわかんないけど、騙されてるみたいな・・・」
するとルークの答えは意外でした。
「俺も、あの老人の言葉は嘘だと思うんです。
だって、ドラゴンが村を焼き尽くしたなんて・・・そんなの絶対嘘・・・
ドラゴンが火を噴くというのは、伝説上の話・・・単なる作り話・・・
火を噴く動物なんているわけないでしょう・・・
魔物だって動物なんです・・・魔界の動物だからって、悪いもので、極悪で、処罰の対象で、殺すべきもので・・・そういうのはみんな偏見なんですよ。
人間がそんな偏見を持っているから、魔物に襲われるんです」
私はルークがなぜか意味深いことを話すのに驚いてしまいました。
・・・どうしたんだろう・・・ルーク、何かあったのかな?・・・普通の変態じゃない・・・普通の変態っていうのも意味わかんないけど・・・
私には、あの老人の言葉が嘘だと知っていながら、どうしてルークが仕事を受けたのかよくわかりませんでした。
何となく、お金が欲しいからという理由だけではないような気がしたのです。
するとルークは言いました。
「だから、助けないと・・・でも、それには・・・あなたの力が必要なんです・・・」
*
山奥に大きな湖がありました。
そこから谷へ入った場所に、ドラゴンがいました。
一匹の巨大なドラゴンが、林の中にうずくまっていました。
メスのドラゴンのようでした。
近くで見ると、その大きな生物に圧倒されてしまいました。
こんな大きな生き物が空を飛ぶのかと思うと、それだけでも怖くなりました。
でも、よく見ると、そういった恐怖よりも、ちょっと気持ち悪い感じもしました。
見るからに、それは爬虫類なのです。・・・
かなり生々しい姿でした。
ウロコ状の皮膚をしていて・・・特にとぐろを巻いている尻尾のあたりを見ていると、それはまるで蛇で・・・大きな蛇・・・大蛇・・・
しかも、大きな顎があり、鋭い牙があり・・・だから、翼の生えた巨大なワニと言えばよいのでしょうか。
それは一種の恐竜なのでしょう・・・翼のある恐竜・・・つまり翼竜・・・いわゆる鳥類の祖先・・・
この世界では翼竜は滅んで、鳥類が生き残りましたが、魔界はこの世界と違って、まだこのような巨大な翼竜が生きているのかもしれません。
それを人々はドラゴンと呼んでいるのでしょう。
確かにそれは恐ろしい姿をしていますが、ルークが言うように、それでも一匹の動物なのです。
このドラゴンだって、ドラゴンに生まれようと思って生まれてきたわけではないのでしょう・・・私が魔術師になろうとして転生してきたわけではないのと同じように・・・だから、その姿形だけから判断して、石を投げつけられたり、殺されたりするのは、とても悲しいこと・・・
でも、このドラゴンは村人を襲っている・・・
その大きな口がたとえ火を噴かないとしても、その巨大な顎や鋭い牙は、人間だろうが、牛だろうが、馬だろうが、いとも簡単に切り裂いてしまうだけの力があるのです。
じゃあ、私たちはどうすればよいのでしょうか。
そもそも、私たちにはあのドラゴンを倒すことができるのでしょうか。
私には、あんな大きな魔物を倒すための魔力も魔法もありません。
ルークの剣・・・あの斬れない剣で倒すことなどできないでしょう・・・私が、魔剣の封印を解いてあげれよいのでしょうか・・・ルークはそれを望んでいるのでしょうか・・・
魔物を殺すのを好まないと言っていたルークは、今はなぜか自ら進んで、この巨大なドラゴンを倒そうとしているのでしょうか。
その時彼は不思議なことをしました。
彼は剣を抜こうとはしませんでした。
それどころか、腰に差していた剣を外して、地面に投げ捨てたのです。
彼は丸腰になり・・・そして、ドラゴンに近づいて行きます。
どうしたのでしょうか。彼は何をしているのでしょうか。
ルークは平然とドラゴンの方へ歩いて行き・・・
ドラゴンは思ったよりも弱っているようでした。
長い間、何も食べていないのでしょう。痩せ細っていて・・・かろうじて生きているような・・・
これなら倒せるかもしれないと私は思いました。
しかし、その時私は驚くべきものを見つけました。
その巨大なドラゴンは草むらの中にうずくまっていました。が、その下には卵が・・・大きな卵が・・・
ドラゴンは卵を温めていたのです・・・
しかし、その卵は割れていました。
きっと中のヒナは死んでしまっているのでしょう。
それでも、そのドラゴンは・・・きっと母親なのでしょう・・・その卵の母鳥は卵を温め続けていたのです・・・
それはいつからなのでしょうか。
いつ卵は割れたのでしょうか。
もしかすると、何年も前のこと・・・いや、何十年も前のことかも・・・この母鳥は何十年もの間、ずっとここに座って、卵を温め続けている・・・。
もうヒナが孵ることのない卵を・・・
そして、私たちは、その卵が割れている理由を知りました。
その大きな卵の殻には、ひびが入っていて・・・そこには斧が・・・斧が硬い殻にめり込んでいたのです。
誰かが、このドラゴンの卵を割ったんです。
それをやったのは人間なのです。間違いなく人間が、この卵に近づき、殻を割ったのです。
村人が・・・
それは仕返しでしょうか。
ドラゴンに村を襲われた仕返しに、その卵を・・・
それとも、ただそれが魔物だからという理由で・・・ただ見た目が恐ろしいからという理由で・・・ただそれだけのことで・・・卵を・・・何の罪もないヒナを・・・
私には何が事実なのかはわかりません。
でも、人間が斧でドラゴンの卵の殻を叩き割ったのは間違いありません。
そして、ヒナを殺した。
でも、それに気が付かないまま、このドラゴンは、孵化することのない卵を永遠に温め続けているのです。
私たちはどうすればよいのでしょうか。
私は彼の後ろを歩きながら、まだもやもやした気分でした。
どうしても、この依頼が気に入りませんでした。
私は金銭欲に脳を支配されているルークの背中に・・・
「私、何となく、行きたくない・・・だって、何だか、簡単に考えすぎているような気がするの・・・
ドラゴンがいるから村が滅んでしまう・・・ドラゴンを倒せばそれを防げる・・・
何だか言っていることが単純すぎて・・・私、あの老人が信用できないの・・・よくわかんないけど、騙されてるみたいな・・・」
するとルークの答えは意外でした。
「俺も、あの老人の言葉は嘘だと思うんです。
だって、ドラゴンが村を焼き尽くしたなんて・・・そんなの絶対嘘・・・
ドラゴンが火を噴くというのは、伝説上の話・・・単なる作り話・・・
火を噴く動物なんているわけないでしょう・・・
魔物だって動物なんです・・・魔界の動物だからって、悪いもので、極悪で、処罰の対象で、殺すべきもので・・・そういうのはみんな偏見なんですよ。
人間がそんな偏見を持っているから、魔物に襲われるんです」
私はルークがなぜか意味深いことを話すのに驚いてしまいました。
・・・どうしたんだろう・・・ルーク、何かあったのかな?・・・普通の変態じゃない・・・普通の変態っていうのも意味わかんないけど・・・
私には、あの老人の言葉が嘘だと知っていながら、どうしてルークが仕事を受けたのかよくわかりませんでした。
何となく、お金が欲しいからという理由だけではないような気がしたのです。
するとルークは言いました。
「だから、助けないと・・・でも、それには・・・あなたの力が必要なんです・・・」
*
山奥に大きな湖がありました。
そこから谷へ入った場所に、ドラゴンがいました。
一匹の巨大なドラゴンが、林の中にうずくまっていました。
メスのドラゴンのようでした。
近くで見ると、その大きな生物に圧倒されてしまいました。
こんな大きな生き物が空を飛ぶのかと思うと、それだけでも怖くなりました。
でも、よく見ると、そういった恐怖よりも、ちょっと気持ち悪い感じもしました。
見るからに、それは爬虫類なのです。・・・
かなり生々しい姿でした。
ウロコ状の皮膚をしていて・・・特にとぐろを巻いている尻尾のあたりを見ていると、それはまるで蛇で・・・大きな蛇・・・大蛇・・・
しかも、大きな顎があり、鋭い牙があり・・・だから、翼の生えた巨大なワニと言えばよいのでしょうか。
それは一種の恐竜なのでしょう・・・翼のある恐竜・・・つまり翼竜・・・いわゆる鳥類の祖先・・・
この世界では翼竜は滅んで、鳥類が生き残りましたが、魔界はこの世界と違って、まだこのような巨大な翼竜が生きているのかもしれません。
それを人々はドラゴンと呼んでいるのでしょう。
確かにそれは恐ろしい姿をしていますが、ルークが言うように、それでも一匹の動物なのです。
このドラゴンだって、ドラゴンに生まれようと思って生まれてきたわけではないのでしょう・・・私が魔術師になろうとして転生してきたわけではないのと同じように・・・だから、その姿形だけから判断して、石を投げつけられたり、殺されたりするのは、とても悲しいこと・・・
でも、このドラゴンは村人を襲っている・・・
その大きな口がたとえ火を噴かないとしても、その巨大な顎や鋭い牙は、人間だろうが、牛だろうが、馬だろうが、いとも簡単に切り裂いてしまうだけの力があるのです。
じゃあ、私たちはどうすればよいのでしょうか。
そもそも、私たちにはあのドラゴンを倒すことができるのでしょうか。
私には、あんな大きな魔物を倒すための魔力も魔法もありません。
ルークの剣・・・あの斬れない剣で倒すことなどできないでしょう・・・私が、魔剣の封印を解いてあげれよいのでしょうか・・・ルークはそれを望んでいるのでしょうか・・・
魔物を殺すのを好まないと言っていたルークは、今はなぜか自ら進んで、この巨大なドラゴンを倒そうとしているのでしょうか。
その時彼は不思議なことをしました。
彼は剣を抜こうとはしませんでした。
それどころか、腰に差していた剣を外して、地面に投げ捨てたのです。
彼は丸腰になり・・・そして、ドラゴンに近づいて行きます。
どうしたのでしょうか。彼は何をしているのでしょうか。
ルークは平然とドラゴンの方へ歩いて行き・・・
ドラゴンは思ったよりも弱っているようでした。
長い間、何も食べていないのでしょう。痩せ細っていて・・・かろうじて生きているような・・・
これなら倒せるかもしれないと私は思いました。
しかし、その時私は驚くべきものを見つけました。
その巨大なドラゴンは草むらの中にうずくまっていました。が、その下には卵が・・・大きな卵が・・・
ドラゴンは卵を温めていたのです・・・
しかし、その卵は割れていました。
きっと中のヒナは死んでしまっているのでしょう。
それでも、そのドラゴンは・・・きっと母親なのでしょう・・・その卵の母鳥は卵を温め続けていたのです・・・
それはいつからなのでしょうか。
いつ卵は割れたのでしょうか。
もしかすると、何年も前のこと・・・いや、何十年も前のことかも・・・この母鳥は何十年もの間、ずっとここに座って、卵を温め続けている・・・。
もうヒナが孵ることのない卵を・・・
そして、私たちは、その卵が割れている理由を知りました。
その大きな卵の殻には、ひびが入っていて・・・そこには斧が・・・斧が硬い殻にめり込んでいたのです。
誰かが、このドラゴンの卵を割ったんです。
それをやったのは人間なのです。間違いなく人間が、この卵に近づき、殻を割ったのです。
村人が・・・
それは仕返しでしょうか。
ドラゴンに村を襲われた仕返しに、その卵を・・・
それとも、ただそれが魔物だからという理由で・・・ただ見た目が恐ろしいからという理由で・・・ただそれだけのことで・・・卵を・・・何の罪もないヒナを・・・
私には何が事実なのかはわかりません。
でも、人間が斧でドラゴンの卵の殻を叩き割ったのは間違いありません。
そして、ヒナを殺した。
でも、それに気が付かないまま、このドラゴンは、孵化することのない卵を永遠に温め続けているのです。
私たちはどうすればよいのでしょうか。
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