電脳レイプ事件簿

Minoru Sunagawa

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コンピューター上の幽霊にレイプされる女(前編)

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・・・彼は私の脳に接続してきました。
・・・彼は私の肉体に触れ・・・
・・・彼は私の体を・・・
・・・私は興奮し、あえぎ、のけぞり、・・・
・・・しかし、それはすぐに激しい苦痛へと変わり・・・
・・・私は激痛にもだえながら・・・
・・・彼が・・・死んだはずの彼が・・・



私の名前はエリカ。
私は、地球と火星間を輸送する貨物宇宙船で働いています。
コンピューター技師です。
船に搭載された巨大量子コンピューターをメンテナンスすることが私の仕事。
この量子コンピューターはとても大切なのです。
船の航行制御から生命維持、アンドロイドへの命令など、
船内の重要な仕事をほとんどやっているのです。
だから、この船には人間がほとんど乗っていません。

私はその日も貨物船に乗って、火星に向かっていました。
火星は地球から非常に遠いのです。
だから、それはいつもとても長くて孤独な旅なのです。

ところが、ここ数日、妙なことが起き始めました。
夜寝ていると・・・誰かが私に脳接続してくるのです。
誰かがネットを経由して、私の脳に接続し、私の感覚を共有しようとしているのです。
私の脳にリモート接続して、私の肉体の感覚を感じようとしているのです。
他人の感覚が私の脳に入り込んできました。

それは昨日も起きました。一昨日も・・・。
ここ数日毎日なのです。

私は無断での脳接続を許していません。
でも、そのプロテクトを破って接続してくるのです。

私は怖くなりました。
それは私の脳に強制的に接続してきました。
他人の意識が私の脳に入ってくるのがわかりました。

それは男性でした。
男の意識が、私の体を支配しました。
男の意識が私の手を動かすのです。
私の手は、自分の体を触っているのです。
顔を、胸を、お腹を、そして・・・。
その男は、私の手の感覚を通して、私に触れているのです。
男は、私の手の感覚を共有することで、私の肉体を感じているのです。

私はとても怖くなりました。
強制的に体を支配されるのが嫌だったのですが、私は逆らえませんでした。
私は恐怖に怯えていたのですが、どうしても拒むことができなかったのです。
その男は私の脳を支配しました。
男は私の肉体を・・・。

私がその男を拒むことができなかったのは、・・・私がその男の行為を拒否することができなかったのは、
・・・それは、私がその男を知っていたからです。
それが誰なのかを知っていたからです。
だから、とても怖かったのです。
だから、私は怖くて彼に逆らえなかったのです。

私は彼をよく知っていました。
でも、今彼がどこにいるのか、彼がどこから接続しているのか、
彼がどうやって私のプロテクトを解除したのか、わかりません。
彼は、この船内にいるのでしょうか。
それとも違う船から・・・、あるいは地球から・・・。
わかりません。
わかりませんが、それは間違いなく彼なのです。

でも、彼が接続してくるはずがありません。そんなことは有り得ないのです。

彼はこの船の船員でした。
彼はこの船の航行責任者でした。
今回の航海でも、彼は私と一緒にこの船に乗ったのです。
一緒に地球を出発したのです。

でも、彼が接続してくるはずがありません。
なぜなら、彼は一週間前に死んだのですから。
彼は先週死んだのです。
量子コンピューターと脳接続して、運行状況のチェックをしている最中に、
彼は心臓発作を起こして死んだのです。

彼は先週死んだ・・・彼の肉体はカプセルに入れられ、宇宙へと放出された・・・
・・・そんな彼が私に脳接続してくるはずがありません。
もう彼の意識はどこにも存在していないのですから・・・。
だから、彼が私の肉体にリモート接続してくるはずがないのです。
もう彼は死んだのです。・・・彼の脳は死んだのです。

でも、毎晩、彼は私の脳にアクセスしてきます。
それは、彼が死んだ翌日から起き始めました。
彼は私の体を感じようとして・・・。
彼は私の肉体を感じようとして・・・。
彼は私を求めているのです。私の体を・・・。

私は彼に従いました。
私の脳に入り込んできた彼の意志に従い、私は手を動かしました。
自分の体に、自分の皮膚に、自分の肉に・・・。
彼の意志が望む場所を・・・。
私は触り、さすり、つねり、こすり・・・。
時には優しく、時には激しく・・・。

私は恐怖に怯えながらも、次第に気持ちよくなりました。
彼の心が今どういう状態なのか・・・彼の精神が私に何を求めているのか・・・私にはわかりません。
でも、彼の意識は間違いなく私の肉体を感じているのです。
彼の意識は私の手を通して、私の体を感じているのです。
私の脳を通して、私の気持ちを・・・。

私が気持ちよくなると、私の指の動きは速くなり、強くこすり、・・・私の興奮はさらに高まり・・・。
それは彼がやっていること・・・。
私の指はその場所へ進んでいき・・・そして、激しく、激しく・・・
それは彼の意識が望んでいること・・・
もっと速く、もっと強く、もっと激しく、もっと・・・
私の意識は頂点に達し・・・それでも、また・・・

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