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MMORPGのNPCもモブデリ

始まりの国のモビッチ①

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支給された白い下着を着て、白いガーターベルトにストッキングをはめると、シンプルな作りの半袖の紺色のロングワンピースを身にまとい上から白いレースが沢山あしらわれたエプロンの紐を縛る。

長い黒髪を三つ編みしたら、頭に白いレースが付いたヘッドドレスを装着する。


足には動きやすい黒いローヒールの編み上げブーツを履く。


あんまり化粧をするとモブのメイドに見えないから程々で済ませると、立派なオトコの娘メイドの完成です。


大きな鏡の前てクルリとターンしながら全身をチェックする。


「うん。完璧」


メイドNPCとし宛てがわれた控え室は、王子と移動する時に使う飛行艇の中にあり、エドワードと共用で使用することになっている。


お城の一部にヘリポートみたいな施設があり、そこに王子が所有している飛行艇が停泊している設定です。


カツカツと飛行艇の中を進み外に出ると始まりの国が一望できる。


ここは城を中心に放射線状に街が形成されており、囲む様に浅い森………林に囲まれた海に浮かぶ島。


大きな山や川は存在せず、林で食材探しやモンスター討伐を覚え、海で泳いだり魚を釣ったりする。


上手くすれば小さな街のレストランで料理のスキルを覚えられるらしい。


キャラメイクを終えたプレイヤー達が最初に転送されるのが謁見の間のど真ん中。


玉座に座る国王に歓迎され、プレイヤーが一番最初に姫か王子のどちらに城や街を案内されかの選択を迫られます。


絶倫王子は女性向けに用意された案内人ですが、選択は自由です。


ちなみに姫はお転婆設定で、城を抜け出しては各地のフィールドで冒険者見習いとしてウロウロしているらしい。


「モビッチちゃん、そろそろ執務室に行こうか」


どうやらエドワードが迎えに来てくれたみたいです。



謁見の間の右隣の奥が姫の部屋、左隣の奥が王子の執務室になっているから、僕もエドワードと執務室で待機です。


「姫は昼夜問わず出歩く設定なのに、なんで王子だけ部屋にこもってるの?」


「英雄は色を好むだよ。戦闘すると興奮して昂った性欲をメイドで発散するのは表向きで、四六時中話しかけられて安易にアイテムがゲット出来ないように時間に制限を持たせたいんだって」


「エドワードは、女の子のモブの方が良かったんじゃないの?」


「そこらの女の子モブより、モビッチちゃんの方が可愛いからね」


「ふぅ~ん」


僕とエッチしたいってんなら深く追求しなくてもいいか。


「オトコの娘メイドを執務室で犯すの夢だったんだよね」


プレイヤーの皆さん!全力で逃げて下さい!!この王子は絶倫のド変態で~す!


「そういえばモビッチちゃんはヒーラー用の杖を何処に隠してるの?」


戦闘チュートリアルでは、戦闘職のジョブ選択した人はメイドの僕か姫が魔法攻撃と回復のサポートをする。魔法や回復職のジョブ選択すると王子が剣で戦ってサポートしてくれる。


姫の後ろにはメイドではなく、護衛騎士の男性モブが立っている。


男性キャラの戦闘サポートは護衛騎士がしてくれるので、どちらを選んでも困らないシステムになってる。


「僕の杖は短いからスカートの中」


姫は身長よりも長い魔法の杖を持っているけど、僕はオーケストラの指揮者が持つタクトを使う。


メイドが働いていても邪魔にならないサイズってことで、太ももに専用のホルダーを付けて隠し持っている。


ちなみに魔法のタクトは博士が作りました。


握る柄の部分は鶏の卵位の大きさの木で出来ていて、細長い20cm弱の部分は半透明な水晶出てきている。


試し打ちはしたよ。

博士相手に。


これで立派な魔法少年だよ♡


「どれどれ」


エドワードに突然、壁際に両腕で囲まれてしまった。


これが壁ドンかぁ。


モブだと、こういうの無縁だからワクワクしちゃう♡


廊下の壁に背中を押し付けられると、エドワードは床に膝を着いて長いスカートの中に潜り込んできた。


「なるほど。暗器スタイルなんだね」


タクトを確認する様に指で太ももをゆっくり往復して撫でているのが伝わる。


「ぅんっ……くすぐったい」


「配給された下着もエッチで可愛いね。こんなに小さな女性物のパンツじゃ、可愛いおチンチンがはみ出しちゃうね」


ぐじゅ


下着越しに生暖かい湿った何かが僕のペニスを包み込んだ。


「あぁん♡舐めちゃダメ」


「モビッチちゃんは、今日からノーパンね」


ブチッと布が切れる音と共に床に落ちる白い布。


エドワードの両手がお尻の肉を鷲掴みしながら引き寄せると半立ちのソレをジュルリと音を立てて口に含んだ。


「もぉん♡エドのエッチ♡」


ワザとグジュグジュと音を立てて口で攻め立てながら、指がお尻の穴をかき混ぜ始める。


「アッ♡アッ♡アッ♡」


もうちょっとでイきそう♡


スカート越しにエドワードの頭を撫でたら、急に手を止めて冷たい何かをお尻の中に入れられた感覚に首を傾げていると、スカートの中から出てきたエドワードの唇がおデコにキスを落とした。

「イクのは執務室でね。とりあえずプレイヤーを出迎る時はエッチな玩具で遊んでるの気が付かれ無いようにさ気をつけてね」


ニッコリ微笑んだエドワードの右手には半透明な物体がありました。


「これと同じの入ってるから」


「なに?」


ぐにゅっとお尻の中で少し暖かい何かが蠢いているのが分かる。


「あっ♡中で……やぁん♡大きな…あぁん♡おチンチンも包まれたぁ♡」


「お掃除スライムって呼ばれててね。お尻の中でお掃除しながらヌルヌルに濡らしながら気持ち良くしてくれて、スライムに気にいられると前のお世話もしてくれるんだよ。エッチなモビッチちゃんは、やっぱりスライムにも好かれるんだね」


「王子がぁんッ♡なんでこんなの持ってるのぉ?」


「この前の仕事で使ったんだ。その時はスライムがやる気が出なくてCGで誤魔化したんだけど、気に入られるとどうなるのか見てみたくて貰ったんだ」


身動き取れ無くなりつつある僕を横抱きにしたエドワードが廊下を歩き始めても、お尻の中で膨張したり、おチンチンを包まれてるから逝っても垂れてこないけど締め付ける様に扱かれている。


「あぁん♡どこまで大きくなるのぉンッ?お腹の上とか……ヒャァン…乳首までぇ」


「凄いね。そこまでスライムに好かれるなんて、後で執務室で2人きりになったら見せてね。ちなみにスライムは1人じゃ取れないからね」


謁見の間まで来ると僕を立たせて、その前にエドワードがたっていた。


「さぁ。お仕事の時間だよ」


この後の僕は王様の脇にに立つ王子の後ろで服の中で蠢くスライムに犯されながらオープニングのセレモニーに参加したのでした。

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