【完結】ストーカーに拾われて、心も体も満たされる──『ラブトイ』動画配信で下剋上を果たします!

只深

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龍一side

「優さん、もう少しこっちに来てください」
「……っ、う……」
「恥ずかしがってるのも可愛いですね。久しぶりだからか、余計に可愛く見えます」
「う、うー……」

 僕のお腹の上に乗せられた、お尻の柔らかいお肉がプルプル震えている。際どいラインの白い水着が双丘の間だけを隠していたが、それが余計にセクシーに見える。
 彼女が着る服は白も、黒も、赤も似合うし、ピンクもかわいい。優さんは何色を着ても似合うけれど、最初に出会った時に着ていた水色だけは二度と着せたくない。
 あれは、元彼の好みだから。

 優さんが初めて僕の家にやってきた時に着ていた服は、無惨にも切り刻まれていた。それは、既に佐々木と燃やして灰にした。彼女には今後一切あいつの影をちらつかせたくない。
 傷だらけになって救急車に乗った時は、そう決心を改めざるを得なかった。

 助けに来た俺たちの怪我はないのかとずっと聞いて、指先まで血が滲んでいるのに手探りで身体を触り「怪我はありませんか?私のせいでごめんなさい」とずっと泣いていた。
 病院のベッドの上でも僅かに覚醒するたびに僕を探し、一通り怪我がないことを確認してはほっとして眠る。
 僕は……そのお陰で本当に優さん愛されているんだ、と確信するまで時間がかからなかった。


「優さんに触りたいです。かわいいお尻をちゃんと見せてください」
「はい…」



 もう一度促すと、お尻が後退って顔に近づいてくる。塞がった傷の痕は赤い線になって彼女の体に残っているのがはっきりと見える。
 あんなに、真っ白で綺麗だったのに……。いたたまれなくなった僕は身体を起こし、たくさんの傷を背負った背中から抱きしめる。
 
「龍一、さん?」
 
 優しい声が耳に染みて、心の中から愛おしさが溢れ出した。愛している人をこんなにも傷つけた。暴力を振るったのが僕ではなくとも、この傷は自分がつけたものだ。


「僕が、ちゃんと全部治します」
「もう痛くないですよ」
「痕が残るでしょう。手術が必要になるかもしれませんが、僕が責任を持って一つ残らず消して見せますから」

 細い方に唇で触れて、そこから二の腕、指先までキスで体温を移していく。
 薬指にはめた指輪は、婚約指輪ではなく結婚指輪の方だった。僕としたことが、動揺して先にこっちをはめてしまったんだ。

 

「……婚約指輪もあるんですよ」
「え?これだけでいいです。かわいいですし、わたしの憧れていた指輪ですもん。さすがですねぇ、ちゃーんと龍一さんは知っててくれたんですね」
「はい…すごく、似合ってますよ。」
「えへへ。ありがとうございます」

  

 笑顔になった優さんは左手をヒラヒラさせて指輪を眺め、嬉しそうにしている。
 フルエタニティリングという、宝石がぐるっと一周取り囲んだ指輪は…式の前につけるための結婚指輪。僕のにも一つだけ石がついているが、これは僕が集めた…優さんの毛髪から作ったヘアダイヤモンドだ。
 優さんのリングは流石にエタニティリングの量は厳しいので僕の毛髪ではなくできるだけ質の良いものを選んではいるけれど、式の時にはもう一つペアの指輪を用意している。

 ……それを嵌めるのは、いつになるだろう。この人の両手に僕の枷を嵌めたくて仕方がない。


 背中の傷に指先で触れる。夜寝る前に皮膚再生のクリームを塗りこんでいるものの、まだそこは生々しい。
 舌を這わせて傷をなぞると、優さんはピクピクと反応を返してくる。

「痛みますか?」
「は…んっ、ちが……気持ちいいです」
「そうなんですか?」

「んっ…ん…気持ちい…舐めてください……」

 ガラスに切られたその傷の中につぷりと舌を差し入れて、甘くなっていく声に聞き入る。
 肉が切り裂かれ、皮膚が繋がっているとしても、ここは本来体の中にあった部分だ。体の中に舌を入れているような倒錯感に酔って、ひたすら背中を舐めて、吸い上げ愛撫するように触れた。

「はぁっ…ん…龍一さん……もっと」
「そんなに気持ちいいです?」
「いい、です。龍一さんが触ると、ドキドキして……んっ、ふ」


 優さんが、砂浜で言った『あなたがそれをつけてくれたらよかったのに』という言葉を噛み締めながら、優さんの言ったことを反芻する。
 僕になら手足をもがれても、命を奪われてもいいだなんて……ストーカー気質の僕をどこまで喜ばせるんですか?


 
 
「あ…、ここ、おっきくなってます」
「それはそうでしょうねぇ……」

 ベッドの上に寝転んで、優さんがおずおずとお尻を顔に近づける。
 そのままぽふっと顔の上にふわふわの尻肉が着地して、僕の唇にクリトリスが触れ、優さんが跳ねた。

「ひゃっ!あ……あっ!」

 水着の上からでもわかるほどに固く立ち上がったクリトリスを食むと、中から蜜が染み出してきた。
 出会った頃よりも数段大きくなったクリトリス、すぐに濡れる秘所、感じやすい体は僕が与えたものだ。
 そう、思うとゾクゾクして止まらなくなった。


「舐めても、いいですか?」
「ん……はい。して下さい……」



 いまだに自分のものを優さんの口に入れるのは抵抗感があるが、優さんは口淫が上手い。
 僕もいつの間にかしてほしいと望んでしまうようになった。

 小さな手が陰茎を掴み、握って躊躇なく口の中にそれを突っ込む。
 じゅぷり、と音を立ててそれを口腔内いっぱいに飲み込んで舌を絡ませ、先端の穴を吸われて腰が浮く。
 久しぶりの刺激に危うく達しそうになり、必死で押し留めた。


「んぁ…あ…んふ……」
「優さん……触りますよ」

 優さんのお尻の僅かな布地をずらし、糸を引くほどに濡れた孔に指を差し入れる。
 クリトリスを摘みながら指で膣を探ると僅かな抵抗感があった。たった一週間触っていなかっただけで、そこは初めて繋がった時のように狭くなっている。

 念入りにほぐし、優さんが何度か達して膣の肉を痙攣させる。
腰を引き寄せ、前を刺激しながらアナルに舌を伸ばした。



「やっ!だ、だめです!!そこ、汚いから……あっ、だめ…やだぁ!」
「汚くありません。朝、お風呂に入ってますから」
「でも、あっ……あ!!」


 優さんは体毛がとても薄い。普通はここに毛があるはずなのに、なぜないんだろう。色素が薄い白人の人はこうだと聞いたが、優さんは日本人のはずなのにな……。
 綺麗なお尻の生々しい肉の色に吸い寄せられて、シワの一つ一つをなぞって舌を中に入れる。


 刺激し続けた秘所からはパタパタ、と滴がこぼれ落ちて行く。

「だめ……っ!あっあっ!!や、ダメ…」
「かわいい…お尻の穴を舐められて感じてるんですか?」
「ちが、違います!っん!うぁ……」

 枕元にあった尻尾付きのプラグを取り出して、アナルに押し付ける。
 先端は小さなボール、だんだんそれが大きくなり、根本の方はピンポン玉よりも大きなボールがついている。
途中まであっという間にプラグを飲み込んで、大きなボールがつっかえた。

 

「無理、無理です。そんなの……あ、あっ」
「入ります。優さん、息を吐いて…そう、いい子ですね」

 優さんの深呼吸に合わせて少し圧力を加えると、少しずつその大きなボールが飲み込まれて行く。
 ローションを足した。いれたままの指で膣を刺激すると優さんが再び達し、膣の肉が動く。

 その瞬間に大きなボールがアナルに飲み込まれて、ふわふわのしっぽが生えた。


「……あ゙っ!!!は…ぁ………」
「優さん、入りましたよ。大丈夫です?痛みは…」

 お尻を撫でながら聞くと、陰茎を握ったままシーツに突っ伏した彼女が自分の手を伸ばし、下腹部を撫でる。


「重たい…です……」
「ズキズキしませんか?」
「…………熱いです」
「ふ…そうですか……」


 お尻を持ち上げて表情を確認すると、優さんは恍惚に浸って甘い声を出し続けている。
 ……発情したうさぎさんの出来上がりですね。 


 

「優さん、こっちに来られますか?」
「は、う……はい……」


方向転換して、頰を赤く染めた優さんが少しずつ這い上がってくる。
 快感に身悶え、体を震わせながらやってきた。両手を伸ばして胸を包み、先端に刺激を与えると喘ぎ声を漏らして……それでも一生懸命僕の体を登ってくる。


「いじわる……しないでください……」
「意地悪も好きでしょう?中に入ってもいいですか?」
「はぁ……はぁ……ん、わたしが、入れる……」



 口を尖らせた優さんが陰茎を自分の膣に当てがって、少しずつ挿入して行く。
 濡れて、滑りが良いはずなのに先端すらなかなか飲み込めず、自分で自分を焦らして優さんが眉を下げた。

「んぅ、いれたい…や、うぅ…はやく…早くぅ……」
「………………」


 クチュクチュと入り口で僕の熱を弄ばれて、僕は限界に達していた。
 お尻を鷲掴みにして、思いっきり狭い膣に自分を穿つ。優さんの腰が抜けて、全体重が預けられた。

「――あ、あ……」
「なんてかわいいんでしょう。僕の優さん……僕の形をちゃんと覚えていたから、中に入っちゃいましたよ」
 
「りゅ、いちさんがいれ…たんです。あっ、あ……」
「ん?」

 僅かに腰を揺らすと優さんは悶えて涙を浮かべ、僕の胸元に顔を擦り付ける。

「きもちい……すごく熱いの…。もっと、して……」
「煽るのが上手いですね……」



 妖艶な笑みを浮かべた優さんの額にキスをして、体を起こす。奥深くまで熱を押し込み、腰を掴む。


「覚悟は、良いですか?」

 体が繋がった膣の中の温度で灼き切れてしまいそうだ。
 ……それもいい。最愛の人を抱いて果てるなら…、本望だ。


 こくり、とうなづいた優さんに口付けて、僕は彼女の腰に自分の芯を思い切り打ちつけた。
 



 
  
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