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おもちゃの使い方
しおりを挟む「っ…う、もう、いいですから…」
「もう少し濡らさないとダメですよ。おもちゃは筋肉じゃないんですから、万が一にも傷をつけたくないです」
「うぅ…んっ!あっ」
「イくときはどうするんでしたっけ?」
昨日と同じく背後から抱えられて、大きく足を開かれたまま下半身から絶えず水温が聞こえる。
右手でクリトリスの粒を擦り、左手が中に挿れられてもうどのくらい経ったかわからない。
「もうイきたくない…っや、やだ」
「あと一度イけたらおもちゃを使ってあげます。優さんはいい子だから、我慢できますね?」
「う、ふ…うぅ、うーっ」
自分は荒い息を吐きながら先生の手の動きを見つめている。またもやびしょびしょになってしまった床と、ソファーに申し訳ない気持ちになった。
先生の指が太くて、骨がしっかりしてて…節が入り口に擦れるだけでイきそうになる。
「ふぅ…ふぅ…んっ」
「ふふ…足りないですよね。あなたはもう少し奥が1番いいところのはずです。でも…ここも気持ちいいでしょう?」
「そこやめ…っあ!」
浅いところばかりを刺激されて、奥に欲しくて欲しくて仕方ない。クリトリスが指に挟まれて、上下に激しく擦られる。自分の腰が揺れて足先まで痺れが広がって…。
「も、い…イっちゃう…」
「いいですよ。あなたが気持ちよくなる顔を見せてください」
低く甘い声に促されるまま体が痙攣を始めて、目の前に閃光が走る。チカチカする…すごい。一人でした時よりもずっとずっと気持ちいい。
「ん゙ぁ…あ゙っ!」
「その声…なんていい声なんでしょう…ゾクゾクしますね」
先生が指を引き抜き、ムキムキの腕がぎゅうっと力を入れて体を包み込む。震える体に何度もキスが落とされて、頭がぼーっとしてきた。
「おもちゃ、入れましょうか」
「うん…」
先生に言われた、二つサイズが大きいバイブ。大きい…先端にくびれがついていて、あれを奥まで入れたらどうなっちゃうんだろう。
「ローション使いますよ。」
「必要…ですか?」
「ええ。時間が経つと粘液の分泌が止まるんです。それまではローションが必要なんですよ」
「そうですか…」
温感ローションをとろりと垂らして、さっきまで私をいじめていた指がバイブに液体を絡み付ける。先端を撫でて、ゆっくり動く指…わずかに気泡を蓄えたままくびれの部分にそれが塗り込められてドキドキしてくる。
心臓のドキドキがもう一つ…おもちゃが入る場所からも感じられる。
期待してる…先生が気持ちいいことしてくれるって、私はそう思ってる…。
「まだ、ですか?」
「欲しい?」
「……はい」
素直に頷くと頭のてっぺんにもう一度キスが落ちて、バイブが入り口にあてがわれる。
先生のよりは小さいけど、僅かな温もりとぬるぬるした感触がその大きさを伝えてくる。
はやく…奥まで入れて欲しい。ずっとずっと足りなかったの。
「せんせ…はやく、下さい。奥までいれて…」
「ふふ…おねだりをいただけるとは」
何度かぬちゅぬちゅと粘着音がして、先端が僅かに中に入ってくる。
膝が震えて、奥にもたさられるであろう快感を想像して、腰の奥が切ない。
「は、はやく。がまんできないです、入れてください…」
「かわいい…かわいいですよ、優さん」
つぷり、と音を立てて太い芯が挿入って来た。
指では届かなかった場所にそれが到達して、わたしの太ももがプルプル震え出す。
孔の奥に先端がくっついて、その時点でもう気持ちいいところがしっかり捉えられている。
吸引口がクリトリスにあてがわれて、僅かに位置を調整された。
ローションがグチュグチュ重たい音を出してわずかな動きでも気持ち良くなってしまう。
頬に触れる唇。熱のこもったそれが一人じゃないと伝えてくれて、胸が締め付けられた。
こんなこと、初めてなの。先生がわたしの為に、わたしの体を気持ち良くしようとしてる。
触れた唇から「かわいい」と甘い囁きが落ちて、わたしは眦から雫をこぼした。
「は、はっ…はぁ…」
「苦しくありませんか?」
「いい…。きもちいいです」
「素直になってくれたのは嬉しいです。でも、こんなに感じて大丈夫ですか?まだスイッチも入れてないのに」
「あ、あ…」
「この先もっと気持ち良くなってしまうのに…どうしましょう?綺麗なここがヒクヒクしてますよ。」
先生の視線を受けながら、バイブを少しだけ押し付けて、抜いてを繰り返されて…もうイきそう。角度がちゃんと当たるだけでこんなに気持ちいいの?
ううん…それだけじゃない。先生の声が、体温があることで余計に敏感になったような気がする。
血管が脈打つ感覚に酔いしれて、乱暴にして欲しいような…凶暴な気持ちが湧いてきた。
「して…ください。おかしくなりそう…」
「……はい」
「っあ゙!!あ゙あ゙ぁ゙っ!?」
一番弱い刺激のはずが、伝わってくる快感があまりにも強くて腰が勝手に上下に動く。気持ち良すぎる、怖い、逃げたい。
一番奥に押し付けられて少し手前の上側の肉が、クリトリスが刺激されて太ももの筋肉が痙攣してイき続けているような強烈な快感に僅かに視界が暗転した。
顎に手が添えられて、景色が戻ってくる。
「だめですよ。逃しません」
「う、あ゙っ゙!!ひぃ…」
ビビビ…と中に振動が伝わってきて、膣の全体が震え、先端の膨らみは最奥と気持ちいい場所に絶えず甘い刺激を与えてくる。
それよりも、クリトリスをぢゅうっと吸ってくる刺激が強すぎる。
体が勝手に跳ねて、腰が上下に揺れるのが止まらない。壊れた人形のように勝手に動いてその度に先生が笑みを深める。
太ももにまで液体が飛んでる。私、何か漏らしてる…?
「ひいっ!お゙っ…お゙…だめ、これだめ!!」
「クリトリスの吸引がすごいな…痛くないですか?」
「痛くない…ないけど…あっ!も、ダメ!とって!外してくださ…ぐぅ…」
必死で手を伸ばし、おもちゃを引き離そうとするけどローションと自分が吹き出したであろう液体で滑って掴めない。
強い刺激に腰の筋肉や背中が硬直して、体がギシギシ硬くなって行く。
「ふむ…甘イキなのか、イキっぱなしなのか…潮を吹いてますし、気持ちいいんですよね?」
「……っ、うぁ!やめて!」
「どうして?さっきまで奥に欲しいと言っていたでしょう?もっともっと気持ちいい声を聞かせて下さい」
肩を撫でた先生の手は私の二の腕をつたい、手首まで降りてくる。腕と腕をそわせて肩を開き、腕の圧力で固定された。
私の手が動かなくなり、後ろ手に先生のワイシャツを掴む。何か掴んでいないと絶えられない。気持ち良すぎて頭がおかしくなりそう。
膣が勝手に強くおもちゃの芯を締め付け、その度に快感の強さがキツくなる。
この形は良くない。膣の中に埋まり切って、U字が沿うようにしてクリトリスを捕まえて、逃げることができない。
「優さん、胸はまだあまり感じてないでしょう?ここにもおもちゃをつけたいですが、今日はこれ以上したらまた気絶しちゃいますからね。優しくしてあげます」
「やら…無理、もう無理っ!触んないで!」
「ふふ…快感に戸惑う顔…最高です。小さい乳首だ。…気持ち良くなるにはもう少し大きくしたいところですねぇ」
温感ローションを手に取り、両手に広げて私の胸が包まれる。先生は手を動かさずに指先で乳嘴を摘み、きゅっと捻った。
勝手に動く体の揺れが伝わって、胸からも甘い痛みが広がってくる。
「ひゃめ…おかしくなっちゃ…やあぁん!!」
「おかしくなっていいんですよ。ああ、もう限界が近いですか?」
もう、ずっとおかしい。イッてるのかイッてないのかわからないくらいの刺激が絶えず秘所からもたらされて、先生の指からも快感が足されていく。
頭の中はパニックで、体は自分の制御から外完全にれてしまった。
本当に気持ちいいのって、こんなに苦しいの?早く終わって…お願い。
「できない…も、できないっ」
「ずっとイキっぱなしではなさそうですよ。ほら、首まで赤くなってきた。まだちゃんとイってないでしょ?」
「ゔぅ!?い゙っ…お゙っ、奥凄い…すご…」
私の腕を押さえた先生の腕が、力を増してさらに締め上げてくる。胸から外れた腕が、おもちゃを掴んで私に押し付けた。
「あ゙…かはっ」
「…教えて、優さん。イキそう?」
「イク…い゙ぐっ!!お゙っ…お゙ぁ゙」
思いっきりおもちゃを押し付けられ、うなりをあげて私の中を抉ってくる。目の前が何度が真っ白になり、飛沫をあげて液体を撒き散らす。
クリトリスに荷重をかけて、膣の中に入れられたバイブの部分を揺らされる。
イッてるから、膣が痙攣して挿入部分を押し出そうとしてるのに先生が押し返して抜いてくれない。
さっきよりも奥の壁を叩かれて、じゅぼじゅぼと大袈裟な抜き差しする音が聞こえる。
「ひっ…止まんない…や゙だ!!お゙っ…奥…ダメ!!やだあああっ!」
「あぁ…綺麗ですよ。このまま何度でもイッて。僕がちゃんと見ててあげます。怖くないですから…大丈夫」
「……っ!?……っ!…………っ!!」
何度も白い光に包まれて、今度は真っ暗闇に包まれる。
私を支える体温に体を預け、意識を完全に手放した。
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