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第184話:戦国オープン護龍斧(ゴルフ) IN 大和 前編
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そうか・・・遂に出来上がったか・・・
私は目の前に広がる世界に感動していた。
様々な遠征で出費もかさばる中、二年越しで出来上がったゴルフ場。
柳生の里近くの広大な山林を利用している。無論、芝刈り機はないので天然の芝を近隣の農民の方々に適当な長さに刈ってもらっているだけの芝だが。
「スゲーな殿様・・・こりゃ俺には理解できないものばかりだぜ。」
同行している五右衛門も驚きを隠せない。
「北畠の大御所さんも一緒だったらね・・・」
美佳がつぶやく。全くその通りだ。
四阿でルールの本(私の手製)を読んでいるのは摂津晴門、細川藤孝、朝倉義景、六角義定、ルイス・フロイスである。
「なるほどな・・・護竜斧と書いてゴルフと読むか・・・」
「巨大な斧で巨大な鉄球を撃ち飛ばし悪しき竜を退治されたと。」
「大陸の遥か彼方で古く神々の時代から始められたものらしいと・・・これは神々の遊びを我らが味わえるということではないか!?」
摂津晴門と細川藤孝は感動している。(護竜斧については第93話参照)
「大輔殿。この勝負に勝てば賞金が出るのじゃろう。阿君丸に色々と土産を買わねばな♪」
上機嫌の朝倉義景。
「拙者がここに居てもよろしいのでしょうか? 浅井の動向が・・・」
「義定殿。そなたには蒲生賢秀がおろう。あの者に任せれば良い良い。」
後ろめたそうな六角義定の肩をポンポンと叩く義景。
「ダイスケサ~ン。ゴルフッテシラナイヨ・・・」
一応、ポルトガル語を操れる(第107話参照)私の書いた、簡易的なポルトガル語ルールブックを読んだフロイスは頭を抱えている。
「そうなのか・・・まだこの頃にはヨーロッパじゃゴルフは広まってないのか・・・まあフロイスさん。適当に知ったかぶりしておいてください。」
「ワカッタヨ・・・シカタナイネ・・・」
ちなみにゴルフの起源は様々である。
この改変された歴史では日本にゴルフを伝えた男として私は名を残したりする。
「ジャーン♪ パパ似合う?」
美佳がミニスカのゴルフウェアに着替えてきた。
その生足を見て摂津晴門たちは一様に鼻血を噴きだす。
それぞれの従者たちも鼻血を噴きだしている。
緑のゴルフ場が真っ赤に染まる勢いだ。
「み・・・美佳姫様・・・なんと破廉恥な・・・それでいて何という心を揺さぶられる御姿なのじゃ・・・」
朝倉義景は美佳をガン見している。
「このニーソとスカートの間のこの部分は絶対領域っていうのよ・・・わかった?」
「ぶはッ!?」
興奮しすぎた朝倉義景は失神した。
「美佳姫様、不躾ながら・・・その腰回りのひらひら(スカート)の下は・・・もしや・・・それはなりませぬぞ。そこは見せてはなりませぬ!!見たいけど見せてはなりませぬ。」
生真面目な六角義定は鼻を指で塞ぎながら美佳を諭すも
「大丈夫・・・履いてますから♥」
美佳が自らスカートをめくると
「ぶはッ!?」
六角義定は我慢していた鼻血を噴出させて失神した。
ついでにチラ見していた摂津晴門と細川藤孝は股間を抑えてうずくまっている。
美佳は私の期待を裏切るショーパンを中に履いていた・・・残念。
ちなみに戦国時代というか文明開化するまでは女性はノーパン文化である。
その概念からすると美佳の恰好はまさしく卑猥そのものに値するのだ。
「オオ・・・サスガダネ、ミカサマ。ニッポンノオンナデ、シタギキテイルノハジメテミタヨ。」
全部カタカナで読みづらいが、要はフロイスは、宣教師の傍らで色々と味わっているかもしれないということである。
この美佳が履いていたショーパンが、日本での女性下着の文化が始まりなることも追記しておこう。
「ということで・・・これから第1回・・・戦国・・・? 戦国オープン護竜斧を始めます。」
明智秀満の司会進行でゴルフ大会が始まった。
趣旨としては日頃、お世話になっている方々を招いての親睦会、忘年会みたいなものである。
参加メンバーは私と美佳、五右衛門、摂津晴門、細川藤孝、朝倉義景、六角義定、ルイス・フロイスの八名。
もっと呼びたかったが、年の瀬が近づいており誰もが多忙であった。
そんな中で集まったこのメンツ・・・
摂津晴門と細川藤孝は四六時中御所にいるので羽を伸ばしたいだけ。
朝倉義景は越前が平和なので暇つぶしだろう。
六角義定はあまりに実直なために息抜きが必要だと蒲生賢秀が判断、無理矢理来させられたのだった。
ルイス・フロイスは呼んでいないんだが・・・何故か現れた。
いつの時代も宗教絡みは執拗だよね・・・
「では一番穴(ホール)。これは・・・このヘンテコな文字はなんでございましょう?」
秀満はルールブックのPARという文字が読めなかったようだ。そりゃ当たり前だ。
「パーと読むんだ。」
「はい・・・一番穴、パー四です。」
なんか凄く違和感があるのだが・・・その読み方。
「では私が手本を見せましょう。」
私は木製のティーを地面に刺した。吉野の杉を木工職人の勝吉さん(川上郷在住)が丹念に精魂込めて加工した逸品である。これは改変された後の世の奈良国立博物館に国宝として展示されるものである。
「こうやってボール・・・球を置きます。」
さすがに戦国時代なので現代のようなゴルフボールは作れない。宇陀川の我が家にあるのもほんのわずかである。(第2話、第3話参照)
それ故に獣の皮に石と羽毛を詰めた危険なゴルフボールを開発したのだ。
人に当たれば致命的ダメージ、皮が破れれば石が飛び出すというスリルがあるが、このボールは伊賀の里で忍びの技術を生かした家内制手工業で生産されているので頑丈なのである。
「これがゴルフクラブです。」
この日のために準備しておいたゴルフクラブ一式8セット分。
特に宇陀川城城下の唐次郎手作りのアイアンは現代でも通用する仕上がりだった。
「それでこうやって振り回すのですが・・・一回みなさんやってみてください。」
私のスイングの真似をして全員がその場でスイングする。
「ですが・・・最初は当たらないんですよ。」
そしてそれぞれに一度ずつティーショットをさせて見る。
「なんじゃこりゃ・・・」「当たらんぞ。」
そんな声が飛び交う中、
「飛んだ♪」
美佳のショットは鮮やかな弾道を描いていく。
マジか・・・血を引いているとはいえ初めてで打てる弾道じゃないぞ・・・
「打つ、叩く、当てるじゃなくて打ち抜くのです。このスイングのテンポで掛け声に合わせると上手くいきますよ。例えば有名なのがこれ・・・チャーシューメン!!」
私の放った弾道は美佳よりも遠く飛んでいった。所詮、私はそんなことで満足する小さな男である。
「なんか知らぬ言葉ばかりじゃ。どうすれば良いのですか?」
朝倉義景は首をかしげている。
「要は好きな言葉や好きな物の語感に合わせて打てばいいのです。ただ例えば先程のチャーシューメンではメンのところで当てるのではなくてメンのところで打ち抜くのですよ。」
「わかったわ、パパ。いくよ・・・メン・タン・ピン!!・・・ドラ1♪」
美佳の鋭い弾道は先程の私の打球を凌駕して真っ直ぐ飛んでいった。
いや・・・それよりもメンタンピン・・・ドラ1って満貫ですわ。
「ほう・・・やるじゃねえか美佳姫。コツは掴んだぜ・・・」
五右衛門の身体が闘気がほとばしる。
「なんだ・・・このプレッシャーは・・・」「これが若さか?」
誰だ?そんなシ●アのようなリアクションをするのは!?
「ゆくぞォォォ!! 峰・不二・子ォォォ!!」
五右衛門違いだろうが・・・しかも騙されたまま?
しかし、その打球は物凄いスライスして森の中へと消えていった。
「ほほう・・・大輔殿。内勤だと思って見くびられるな。ゆきますぞ、イー・シャン・テン!!」
摂津晴門さん・・・麻雀知らねえだろ?違う意味でもうすぐテンパるんじゃねえの?
そんな摂津晴門の打球はボテボテのゴロであった。
「中務大輔殿(摂津晴門)はショボい球を打たれましたなあ。」
細川藤孝がニヤリと笑ってティーグラウンドへ入っていく。
「ではゆきますぞ・・・リー・リン・チェイ!!」
藤孝さんよ・・・なんでジェット・リー知ってんの? しかも本名知ってんの?
細川藤孝は剣豪でもある才能溢れる傑物。故にその打球も美しい弾道を描いてフェアウェイをキープした。
「次はワシか・・・ゆくぞ・・・渕・正・信!!」
定番は長州力ですよ・・・渋いところ突きますね、義景さん。私も全日好きですよ。
「ならば・・・打ちますぞ・・沢・井・亮ォォォ!!」
義定さん、あなた通販試そうとしたでしょ? サプリ試そうとしたでしょ? 増大しようとしたでしょ?
朝倉義景も六角義定もショボい打球を転がすだけだった。
「ツイニ・・・ワタシノバンダネ。」
ルイス・フロイスがクラブを構えた。
何が飛び出す・・・渕●信、沢●亮、ときたから次は香苗●か、もしくは天●もえ・・・?
「ユキマスヨ・・・メグ・ライ・アン!!」
そっちかよ・・・そっちならばトム・ハ●クスだとばかり・・・
しかし予想外に飛んでいくフロイスの打球はしっかりとフェアウェイをキープしていた。
「パパ・・・ゴルフって面白いじゃん。」
「まあな、ただここからが難しいぞ。あのグリーンに乗せてパットを決めないといけない。」
「楽しみだ♪」
そう言って私の腕に抱きついてくる美佳・・・久しぶりに親子しているよな♪
そんな楽しい時間であったが、ここから壮絶なゴルフバトルへと発展していくのだった。
私は目の前に広がる世界に感動していた。
様々な遠征で出費もかさばる中、二年越しで出来上がったゴルフ場。
柳生の里近くの広大な山林を利用している。無論、芝刈り機はないので天然の芝を近隣の農民の方々に適当な長さに刈ってもらっているだけの芝だが。
「スゲーな殿様・・・こりゃ俺には理解できないものばかりだぜ。」
同行している五右衛門も驚きを隠せない。
「北畠の大御所さんも一緒だったらね・・・」
美佳がつぶやく。全くその通りだ。
四阿でルールの本(私の手製)を読んでいるのは摂津晴門、細川藤孝、朝倉義景、六角義定、ルイス・フロイスである。
「なるほどな・・・護竜斧と書いてゴルフと読むか・・・」
「巨大な斧で巨大な鉄球を撃ち飛ばし悪しき竜を退治されたと。」
「大陸の遥か彼方で古く神々の時代から始められたものらしいと・・・これは神々の遊びを我らが味わえるということではないか!?」
摂津晴門と細川藤孝は感動している。(護竜斧については第93話参照)
「大輔殿。この勝負に勝てば賞金が出るのじゃろう。阿君丸に色々と土産を買わねばな♪」
上機嫌の朝倉義景。
「拙者がここに居てもよろしいのでしょうか? 浅井の動向が・・・」
「義定殿。そなたには蒲生賢秀がおろう。あの者に任せれば良い良い。」
後ろめたそうな六角義定の肩をポンポンと叩く義景。
「ダイスケサ~ン。ゴルフッテシラナイヨ・・・」
一応、ポルトガル語を操れる(第107話参照)私の書いた、簡易的なポルトガル語ルールブックを読んだフロイスは頭を抱えている。
「そうなのか・・・まだこの頃にはヨーロッパじゃゴルフは広まってないのか・・・まあフロイスさん。適当に知ったかぶりしておいてください。」
「ワカッタヨ・・・シカタナイネ・・・」
ちなみにゴルフの起源は様々である。
この改変された歴史では日本にゴルフを伝えた男として私は名を残したりする。
「ジャーン♪ パパ似合う?」
美佳がミニスカのゴルフウェアに着替えてきた。
その生足を見て摂津晴門たちは一様に鼻血を噴きだす。
それぞれの従者たちも鼻血を噴きだしている。
緑のゴルフ場が真っ赤に染まる勢いだ。
「み・・・美佳姫様・・・なんと破廉恥な・・・それでいて何という心を揺さぶられる御姿なのじゃ・・・」
朝倉義景は美佳をガン見している。
「このニーソとスカートの間のこの部分は絶対領域っていうのよ・・・わかった?」
「ぶはッ!?」
興奮しすぎた朝倉義景は失神した。
「美佳姫様、不躾ながら・・・その腰回りのひらひら(スカート)の下は・・・もしや・・・それはなりませぬぞ。そこは見せてはなりませぬ!!見たいけど見せてはなりませぬ。」
生真面目な六角義定は鼻を指で塞ぎながら美佳を諭すも
「大丈夫・・・履いてますから♥」
美佳が自らスカートをめくると
「ぶはッ!?」
六角義定は我慢していた鼻血を噴出させて失神した。
ついでにチラ見していた摂津晴門と細川藤孝は股間を抑えてうずくまっている。
美佳は私の期待を裏切るショーパンを中に履いていた・・・残念。
ちなみに戦国時代というか文明開化するまでは女性はノーパン文化である。
その概念からすると美佳の恰好はまさしく卑猥そのものに値するのだ。
「オオ・・・サスガダネ、ミカサマ。ニッポンノオンナデ、シタギキテイルノハジメテミタヨ。」
全部カタカナで読みづらいが、要はフロイスは、宣教師の傍らで色々と味わっているかもしれないということである。
この美佳が履いていたショーパンが、日本での女性下着の文化が始まりなることも追記しておこう。
「ということで・・・これから第1回・・・戦国・・・? 戦国オープン護竜斧を始めます。」
明智秀満の司会進行でゴルフ大会が始まった。
趣旨としては日頃、お世話になっている方々を招いての親睦会、忘年会みたいなものである。
参加メンバーは私と美佳、五右衛門、摂津晴門、細川藤孝、朝倉義景、六角義定、ルイス・フロイスの八名。
もっと呼びたかったが、年の瀬が近づいており誰もが多忙であった。
そんな中で集まったこのメンツ・・・
摂津晴門と細川藤孝は四六時中御所にいるので羽を伸ばしたいだけ。
朝倉義景は越前が平和なので暇つぶしだろう。
六角義定はあまりに実直なために息抜きが必要だと蒲生賢秀が判断、無理矢理来させられたのだった。
ルイス・フロイスは呼んでいないんだが・・・何故か現れた。
いつの時代も宗教絡みは執拗だよね・・・
「では一番穴(ホール)。これは・・・このヘンテコな文字はなんでございましょう?」
秀満はルールブックのPARという文字が読めなかったようだ。そりゃ当たり前だ。
「パーと読むんだ。」
「はい・・・一番穴、パー四です。」
なんか凄く違和感があるのだが・・・その読み方。
「では私が手本を見せましょう。」
私は木製のティーを地面に刺した。吉野の杉を木工職人の勝吉さん(川上郷在住)が丹念に精魂込めて加工した逸品である。これは改変された後の世の奈良国立博物館に国宝として展示されるものである。
「こうやってボール・・・球を置きます。」
さすがに戦国時代なので現代のようなゴルフボールは作れない。宇陀川の我が家にあるのもほんのわずかである。(第2話、第3話参照)
それ故に獣の皮に石と羽毛を詰めた危険なゴルフボールを開発したのだ。
人に当たれば致命的ダメージ、皮が破れれば石が飛び出すというスリルがあるが、このボールは伊賀の里で忍びの技術を生かした家内制手工業で生産されているので頑丈なのである。
「これがゴルフクラブです。」
この日のために準備しておいたゴルフクラブ一式8セット分。
特に宇陀川城城下の唐次郎手作りのアイアンは現代でも通用する仕上がりだった。
「それでこうやって振り回すのですが・・・一回みなさんやってみてください。」
私のスイングの真似をして全員がその場でスイングする。
「ですが・・・最初は当たらないんですよ。」
そしてそれぞれに一度ずつティーショットをさせて見る。
「なんじゃこりゃ・・・」「当たらんぞ。」
そんな声が飛び交う中、
「飛んだ♪」
美佳のショットは鮮やかな弾道を描いていく。
マジか・・・血を引いているとはいえ初めてで打てる弾道じゃないぞ・・・
「打つ、叩く、当てるじゃなくて打ち抜くのです。このスイングのテンポで掛け声に合わせると上手くいきますよ。例えば有名なのがこれ・・・チャーシューメン!!」
私の放った弾道は美佳よりも遠く飛んでいった。所詮、私はそんなことで満足する小さな男である。
「なんか知らぬ言葉ばかりじゃ。どうすれば良いのですか?」
朝倉義景は首をかしげている。
「要は好きな言葉や好きな物の語感に合わせて打てばいいのです。ただ例えば先程のチャーシューメンではメンのところで当てるのではなくてメンのところで打ち抜くのですよ。」
「わかったわ、パパ。いくよ・・・メン・タン・ピン!!・・・ドラ1♪」
美佳の鋭い弾道は先程の私の打球を凌駕して真っ直ぐ飛んでいった。
いや・・・それよりもメンタンピン・・・ドラ1って満貫ですわ。
「ほう・・・やるじゃねえか美佳姫。コツは掴んだぜ・・・」
五右衛門の身体が闘気がほとばしる。
「なんだ・・・このプレッシャーは・・・」「これが若さか?」
誰だ?そんなシ●アのようなリアクションをするのは!?
「ゆくぞォォォ!! 峰・不二・子ォォォ!!」
五右衛門違いだろうが・・・しかも騙されたまま?
しかし、その打球は物凄いスライスして森の中へと消えていった。
「ほほう・・・大輔殿。内勤だと思って見くびられるな。ゆきますぞ、イー・シャン・テン!!」
摂津晴門さん・・・麻雀知らねえだろ?違う意味でもうすぐテンパるんじゃねえの?
そんな摂津晴門の打球はボテボテのゴロであった。
「中務大輔殿(摂津晴門)はショボい球を打たれましたなあ。」
細川藤孝がニヤリと笑ってティーグラウンドへ入っていく。
「ではゆきますぞ・・・リー・リン・チェイ!!」
藤孝さんよ・・・なんでジェット・リー知ってんの? しかも本名知ってんの?
細川藤孝は剣豪でもある才能溢れる傑物。故にその打球も美しい弾道を描いてフェアウェイをキープした。
「次はワシか・・・ゆくぞ・・・渕・正・信!!」
定番は長州力ですよ・・・渋いところ突きますね、義景さん。私も全日好きですよ。
「ならば・・・打ちますぞ・・沢・井・亮ォォォ!!」
義定さん、あなた通販試そうとしたでしょ? サプリ試そうとしたでしょ? 増大しようとしたでしょ?
朝倉義景も六角義定もショボい打球を転がすだけだった。
「ツイニ・・・ワタシノバンダネ。」
ルイス・フロイスがクラブを構えた。
何が飛び出す・・・渕●信、沢●亮、ときたから次は香苗●か、もしくは天●もえ・・・?
「ユキマスヨ・・・メグ・ライ・アン!!」
そっちかよ・・・そっちならばトム・ハ●クスだとばかり・・・
しかし予想外に飛んでいくフロイスの打球はしっかりとフェアウェイをキープしていた。
「パパ・・・ゴルフって面白いじゃん。」
「まあな、ただここからが難しいぞ。あのグリーンに乗せてパットを決めないといけない。」
「楽しみだ♪」
そう言って私の腕に抱きついてくる美佳・・・久しぶりに親子しているよな♪
そんな楽しい時間であったが、ここから壮絶なゴルフバトルへと発展していくのだった。
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