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第11話:アルコールは前も後ろも沁みるんですよ
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なんということだろう。
俺は伝説の鎧を装着している。
守備力がとてつもなく上がった気がする。
そしてパーティーのメンバーも変わった。
「グルルル・・・。」
この銀色の毛並みの人懐っこい三つ首の犬がケルベロス。
「ギャルルル・・・。」
この金色の毛並みのシャイな三つ首の犬がオルトロス。
この2匹はどうやら俺を気にいったようだ。
手あたり次第に人間、モンスタ-問わずに食する2匹。
しかし、おやつの時間になると俺を舐めまくってくる。
犬だけに骨をしゃぶるのが好きらしい。
俺はしゃぶられる方が好きです。
まあ・・・ともかく美味しそうに全身を舐めてくる。
全身リップってヤツだ。
俺はプロにお世話になったことはない。
友人にはプロにハマりまくっているヤツもいるが・・・。
ともかくエイミーがそれに近いことをしてくれていたもんだ。
そんなことを思うと股間が熱くなる。
まあ・・・立てるモノもスケルトンだからないんだけどね♪
残留しているメンバーは一匹というか何というか・・・
「・・・」
俺にくっついて離れない物質のカジヤマさん。
タケダさんはオルトロスの腹の中、チャチャイさんはケルベロスの胃の中だ。
それ以上は深く考えたくない。
サヨナラ・・・マイフレンズ・・・。
今、伝説の盾を求めてサシロ山に来ている。
この山に着いた途端にカジヤマさんが元気になったのは何故?
「骸骨の勇者さん、この山には悪霊が住んでんだっぺ。」
麓のカサマの町の饅頭屋の主人が俺に教えてくれた。
どうやらこの鎧のおかげで俺はスケルトンでも勇者っぽいらしい。
ちなみに伝説の武具にはそれぞれ名前がある。
伝説の戦士たちに由来している。
アカギの剣、グンジの鎧、ナカムラの盾、ニワの兜。
うん・・・とっても保守だね♪
みんな閣僚経験者だよね♪
あまり深く追及すると消されそうだからやめておこうっと♪
サシロ山は悪霊の住む山というだけあってかなり険しい。
トンネルに入ったら落とし穴だらけ、更に無限ループで出口が見えない。
そして次々と襲ってくるモンスターたち。
しかしケルベロスとオルトロスは全てを圧倒的強さで蹴散らしてくれる。
ドラゴンの先制攻撃もバーサーカーの集中攻撃もなんのその。
しまいには口から衝撃波を出してトンネルを破壊してしまった。
そして破壊されたトンネルの先には神社があった。
俺の視線の先には勇者候補一行が見えた。
あれは・・・
そう、俺がスケルトンになって初めて遭遇した勇者タケオとその仲間たちだ。
それぞれがレベル35になっている。
「ウオォォォン!!」
俺は雄たけびを上げた。
「モンスターか!?」
タケオたちは振り返る。
「リベンジ・・・。」
俺はバトルアックスを手にタケオたちを睨む。
「おい・・・このスケルトンがグンジの鎧を着ているぞ。」
「マジか・・・。」
「ヤベーけどやるか!!」
タケオの仲間の戦士、僧侶、魔法使いが戦闘ポーズをとった。
その瞬間、
「ギャルルル♪」
オルトロスが一瞬で3人を飲み込んだ。
「グルル・・・グルルル!!」
ケルベロスが怒っています。
「ギャ―ギャルル!!」
「グルル♪」
何を言っているかわからないけれど、とりあえずケルベロスは勇者タケオに襲い掛かりました。
「くそ・・・喰らえ!! 必殺タケオスラッシュ!!」
タケオが必殺技を繰り出す。
しかしケルベロスはものともせずに爪で一撃。
「ぱぎゃ・・・」
そしてタケオさんは食べられました。
遂に・・・遂に・・・勇者候補を1人倒したぞ!!
レベルもガンガン上がっていく。
俺はスケルトンLV45になった。
そして神社に到着。
そこに巣食う悪霊たちはケルベロスとオルトロスを見ると一目散に逃げていった。
俺はナカムラの盾を手に入れた。
すると空が暗くなり懐かしい声が聞こえてきた。
「よくやったスケルトンのユウキよ。」
「おお・・・魔神スイフ様。」
魔神スイフは姿を現すと俺の側に歩み寄る。
「この調子であと99人・・・ってギャァァ!!」
言いかけたとき、ケルベロスがスイフの右腕を食いちぎった。
勇者タケオだけじゃ満腹にはならなかったのですね。
「怖いよ~!!」
スイフは逃げていった。
そんなスイフの右腕を美味しそうにご賞味されているケルベロス。
チートにはチートで対抗だ。
思い知らせてやるぞ・・・勇者タマリの末裔たちよ。
俺は伝説の鎧を装着している。
守備力がとてつもなく上がった気がする。
そしてパーティーのメンバーも変わった。
「グルルル・・・。」
この銀色の毛並みの人懐っこい三つ首の犬がケルベロス。
「ギャルルル・・・。」
この金色の毛並みのシャイな三つ首の犬がオルトロス。
この2匹はどうやら俺を気にいったようだ。
手あたり次第に人間、モンスタ-問わずに食する2匹。
しかし、おやつの時間になると俺を舐めまくってくる。
犬だけに骨をしゃぶるのが好きらしい。
俺はしゃぶられる方が好きです。
まあ・・・ともかく美味しそうに全身を舐めてくる。
全身リップってヤツだ。
俺はプロにお世話になったことはない。
友人にはプロにハマりまくっているヤツもいるが・・・。
ともかくエイミーがそれに近いことをしてくれていたもんだ。
そんなことを思うと股間が熱くなる。
まあ・・・立てるモノもスケルトンだからないんだけどね♪
残留しているメンバーは一匹というか何というか・・・
「・・・」
俺にくっついて離れない物質のカジヤマさん。
タケダさんはオルトロスの腹の中、チャチャイさんはケルベロスの胃の中だ。
それ以上は深く考えたくない。
サヨナラ・・・マイフレンズ・・・。
今、伝説の盾を求めてサシロ山に来ている。
この山に着いた途端にカジヤマさんが元気になったのは何故?
「骸骨の勇者さん、この山には悪霊が住んでんだっぺ。」
麓のカサマの町の饅頭屋の主人が俺に教えてくれた。
どうやらこの鎧のおかげで俺はスケルトンでも勇者っぽいらしい。
ちなみに伝説の武具にはそれぞれ名前がある。
伝説の戦士たちに由来している。
アカギの剣、グンジの鎧、ナカムラの盾、ニワの兜。
うん・・・とっても保守だね♪
みんな閣僚経験者だよね♪
あまり深く追及すると消されそうだからやめておこうっと♪
サシロ山は悪霊の住む山というだけあってかなり険しい。
トンネルに入ったら落とし穴だらけ、更に無限ループで出口が見えない。
そして次々と襲ってくるモンスターたち。
しかしケルベロスとオルトロスは全てを圧倒的強さで蹴散らしてくれる。
ドラゴンの先制攻撃もバーサーカーの集中攻撃もなんのその。
しまいには口から衝撃波を出してトンネルを破壊してしまった。
そして破壊されたトンネルの先には神社があった。
俺の視線の先には勇者候補一行が見えた。
あれは・・・
そう、俺がスケルトンになって初めて遭遇した勇者タケオとその仲間たちだ。
それぞれがレベル35になっている。
「ウオォォォン!!」
俺は雄たけびを上げた。
「モンスターか!?」
タケオたちは振り返る。
「リベンジ・・・。」
俺はバトルアックスを手にタケオたちを睨む。
「おい・・・このスケルトンがグンジの鎧を着ているぞ。」
「マジか・・・。」
「ヤベーけどやるか!!」
タケオの仲間の戦士、僧侶、魔法使いが戦闘ポーズをとった。
その瞬間、
「ギャルルル♪」
オルトロスが一瞬で3人を飲み込んだ。
「グルル・・・グルルル!!」
ケルベロスが怒っています。
「ギャ―ギャルル!!」
「グルル♪」
何を言っているかわからないけれど、とりあえずケルベロスは勇者タケオに襲い掛かりました。
「くそ・・・喰らえ!! 必殺タケオスラッシュ!!」
タケオが必殺技を繰り出す。
しかしケルベロスはものともせずに爪で一撃。
「ぱぎゃ・・・」
そしてタケオさんは食べられました。
遂に・・・遂に・・・勇者候補を1人倒したぞ!!
レベルもガンガン上がっていく。
俺はスケルトンLV45になった。
そして神社に到着。
そこに巣食う悪霊たちはケルベロスとオルトロスを見ると一目散に逃げていった。
俺はナカムラの盾を手に入れた。
すると空が暗くなり懐かしい声が聞こえてきた。
「よくやったスケルトンのユウキよ。」
「おお・・・魔神スイフ様。」
魔神スイフは姿を現すと俺の側に歩み寄る。
「この調子であと99人・・・ってギャァァ!!」
言いかけたとき、ケルベロスがスイフの右腕を食いちぎった。
勇者タケオだけじゃ満腹にはならなかったのですね。
「怖いよ~!!」
スイフは逃げていった。
そんなスイフの右腕を美味しそうにご賞味されているケルベロス。
チートにはチートで対抗だ。
思い知らせてやるぞ・・・勇者タマリの末裔たちよ。
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