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MINO 1930s 海を見た山狸
蜂商野球部女子マネ
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ーーはい、サロンいせきです。
……はいお二人様ですか?……申し訳ございません。こちらは時間枠あたりお一人様の施術となっております。
お友達同士ですか……申し訳ございません……
店の黒電話に入った予約の電話を、人間に化け直したおミヨはぼんやりと聞いていた。先ほどのセラピー、具体的なことは何も思い出せないのに、無性に胸が締め付けられて、涙がこぼれそうになる。
小一時間して、再び店の電話が鳴った。さっきのクライアントだ。
友達には内緒で、一人で受けたいという話だった。海四(みよん)は夕方の時間帯に予約を受けた。
やって来たのは、おミヨより少し年下の高校生だった。全身からピリピリ不安気なオーラを放っている。
海四は気持ちを落ち着けるハーブを選んで摘み、おミヨは井戸水を汲んで沸かした。
2階のセラピー室でハーブティーをすすりながら、海四は「どこの高校なんですか?」と聞いた。高校生は黙ったまま答えなかった……多分、学校のことは言いたくないのだろう、と海四は深入りはせず、高校生に寝台に横になるよう言うと、そのまま施術に入った。
ーーそうっと目をつぶって下さい。私が数を数えると、あなたは過去に続く扉の前に出ます…それでは ……いち、に、さん!
パチン。
ーー何か見えますか?
ーー……いいえ……
ーーもう少し、前に進めますか?
ーー……
ビジョンを開く。何も見えない。
ーー心配しないで下さい。あなたは今、とても安全なところにいます。
これから、私と一緒に過去世の扉を開いていきましょう。……数えます……いち、に、さん!
パチン。
ーーそう、手を伸ばして、ゆっくり……
ーーあの、扉って、どこにあるんですか?あれのことですか?
高校生は三畳間に続く襖を指差した。ビジョンは真っ暗なままだ。
ーー……ごめんなさい。お客さん、一緒に過去世に行けなくて……
ーーいいんですよ、私、最初から信じてなかったし。友達がやってみたいって話してたから、どんなんだろって思っただけだし。
高校生の言葉の端々に、悔しさがにじみ出す。海四は傍らのテーブルの水晶玉に手を伸ばした。
「でも、こうやってここに来てくれたのは、何か、誰にも相談できないようなことがあったからではないですか?」
こてこての関西アクセントの、四角ばった標準語の会話に、おミヨはどんぐり眼をぱちくりさせている。
「…てか、セラピー受けたら、なんか、すぐに自分が生まれ変われるような、つか、今のことがパッと良くなるって、すごく思って…すごく楽しみにしてて…」
高校生は涙ぐみながらぽつりぽつり語る。
「本当にごめんなさい…」
「ううん、こちらこそ…私、こういうの、すごく鈍い方だから…」
ー海四は水晶玉を覗く。
「ねえ、あなた、ひょっとして、誰か好きな人いるの?」
「…私、蜂須賀商業の二年生です…」
ー悪い予感。
「蜂須賀商業かあ。春の甲子園で、けっこういいとこまで、いってたじゃない」
「…私、野球部のマネージャーなんです…」
ーあちゃー。うち、なんしにこんなのばかり引き寄せるんやろ?お客さん、あなたの目の前で、昨夏まで二年半、タチノー野球部で高校球児稼業やってきた雌狸がうろちょろしよります!
「気にせんでもええんよ。お客さんの秘密を勝手に漏らしたりすることは、この世界では厳禁やから」
「…セラピー受けても、うちみたいに、過去世全然見られへん人もおるんですか?」
「ええ。ただ、その人の人生の中で、そもそも過去世を見る必要がない、いうこともあるし、見るタイミングが今ではない、いうこともあるけんね」
「…あの…私…実は…」
海四はもう一度水晶玉を覗く。
「実は…先輩のことが…すごく…」
「ひょっとして、それでマネージャーになったんですか?」
おミヨが口を挟むと、海四はさりげなく人差し指を唇に当てる。
「すごく…なんか…毎日…」
「話とかするの?」
「いえ!ただ、そばにいるだけで、いいんです…」
海四は水晶玉の中に浮かんだビジョンに注目する。おミヨも横から覗き込む。焦点がゆっくりと定まっていくビジョンを見て、おミヨは息を飲んだ
ーあ…あ!
そう叫びそうになって咄嗟に口に手を当てた。
ーみっちゃん、ちょっとお風呂見てきてくれへん?
これは、クライアントから離れるように、という符丁だ。おミヨは、はいと返事すると階段をそろそろと降りていった。
「この子?」
「…はい…」
「ほんまに、ええ感じの子やな」
「はい。…あいさつとか、いろいろ声かけてくれたりしてくれます…」
「誰にでも、やろ?」
「そうです…でも、ええんです…」
「ーほんまは、ええことないん違う?」
ビジョンを見ながら、海四はスパッと言った。
「ーこないだあなたと一緒に電話してきた友達、あなたと同じ野球部のマネージャーやろ?」
「…はい…」
「その子も、この先輩のこと、気にしよるの?」
「わかりません…」
「気にしよったとしたら、どないする?」
高校生はわっと泣き出した。
おミヨは階下でしばらくぼんやりしていたが、つと立ち上がり、風呂ー古めかしい五右衛門風呂ーに井戸の水を入れ始めた。いつもは水道の水を入れるのだが、おミヨは何を思ったか、バケツを手にして、左足を軽く引きながら井戸と風呂場の間を往復した。
水を入れ終えると、おミヨは裏の勝手口を出て、隣の寿司屋に回った。
「今晩は。いせきです」
「ああ、いせきはん、お箸やったらそこにあるけん、持って行き」
寿司屋の女将が土間に置いた大きなビニール袋を指差す。袋には使用済の割り箸がたくさん、無造作に入っていた。
「はい」
おミヨは袋を持って、風呂の焚き口の前に座る。傍らの新聞紙と袋から出した割り箸を焚き口に入れ、火をつける。海四に教わった手順通り火をおこしていく。
火を見つめながら、おミヨは寿司屋から切れ切れに聞こえてくる、調子っ外れのカラオケの歌詞をたどった。
…デスクは向かい合わせ
出勤簿も靴箱も隣同士
こんなに毎日近くにいるのに…
あなたの心は、あまりに遠い…
高校生は肩を震わせながらしゃくり上げている。
「すごく…苦しくて…つらくて…」
「それでこのセッションを受けたら、何かが変わる、って思ったんだよね」
「…はい…」
「気持ち、伝えたことあるの?」
「…いいえ…梅沢先輩は、今、大事な時だし…こんなこと…」
ー梅沢?…蜂商の正捕手で四番打者、春の甲子園では巧みなリードと長打力で蜂商躍進の原動力となった梅沢喜一?
「大事な時?」
「…はい、2年に同じポジションで先輩以上に力のある人がおるから…」
海四はビジョンを確かめる。
「…ひょっとして、先輩、怪我とかしてない?」
「…わかりません…」
「…湿布とか、アイシング系のものを、切らさんようにした方がいいかも…」
「はい」
「…あと、何かあった時に、先輩を支えられるような、そんな人に、なってね…多分、あなたにしかできんことが必ず出てくるから…」
「何か…って?」
「詳しくはわからない…私に言えるのは、ここまで…あと、友達の方だけど、これは私がどうこうできるものじゃないから…ごめんね」
「ごめんなさい。うちがわがままなんです」
「あんな、自分のこと、そんな風に考えたらあかんよ。しんどくなったら、またおいで」
「ありがとうございます」
高校生が帰り、海四とおミヨは隣のレンタカー屋の大奥さんからお裾分けでもらった水穂の天ぷらと昼の残りの飯で夕食をとると、交代で風呂を使った。
「みっちゃん、お風呂、井戸水でしてくれたんやね。ありがとう。すっとするわ」
「…さっきの子が言うてた人って、この人ですよね」
おミヨは古新聞の地方面を開いて見せた。ダイヤモンドの要の位置から、両手を上げてナインに声かけする蜂須賀商業・梅沢喜一の写真。
「みっちゃん」
「…海四さん、うち、この人知らんはずやのに、なんでか知らん、ものすごう苦しいなる。なんでやろ…」
「たぶんな、あんた、それ、あんたが一番よう知っとるかもしれんな」
……はいお二人様ですか?……申し訳ございません。こちらは時間枠あたりお一人様の施術となっております。
お友達同士ですか……申し訳ございません……
店の黒電話に入った予約の電話を、人間に化け直したおミヨはぼんやりと聞いていた。先ほどのセラピー、具体的なことは何も思い出せないのに、無性に胸が締め付けられて、涙がこぼれそうになる。
小一時間して、再び店の電話が鳴った。さっきのクライアントだ。
友達には内緒で、一人で受けたいという話だった。海四(みよん)は夕方の時間帯に予約を受けた。
やって来たのは、おミヨより少し年下の高校生だった。全身からピリピリ不安気なオーラを放っている。
海四は気持ちを落ち着けるハーブを選んで摘み、おミヨは井戸水を汲んで沸かした。
2階のセラピー室でハーブティーをすすりながら、海四は「どこの高校なんですか?」と聞いた。高校生は黙ったまま答えなかった……多分、学校のことは言いたくないのだろう、と海四は深入りはせず、高校生に寝台に横になるよう言うと、そのまま施術に入った。
ーーそうっと目をつぶって下さい。私が数を数えると、あなたは過去に続く扉の前に出ます…それでは ……いち、に、さん!
パチン。
ーー何か見えますか?
ーー……いいえ……
ーーもう少し、前に進めますか?
ーー……
ビジョンを開く。何も見えない。
ーー心配しないで下さい。あなたは今、とても安全なところにいます。
これから、私と一緒に過去世の扉を開いていきましょう。……数えます……いち、に、さん!
パチン。
ーーそう、手を伸ばして、ゆっくり……
ーーあの、扉って、どこにあるんですか?あれのことですか?
高校生は三畳間に続く襖を指差した。ビジョンは真っ暗なままだ。
ーー……ごめんなさい。お客さん、一緒に過去世に行けなくて……
ーーいいんですよ、私、最初から信じてなかったし。友達がやってみたいって話してたから、どんなんだろって思っただけだし。
高校生の言葉の端々に、悔しさがにじみ出す。海四は傍らのテーブルの水晶玉に手を伸ばした。
「でも、こうやってここに来てくれたのは、何か、誰にも相談できないようなことがあったからではないですか?」
こてこての関西アクセントの、四角ばった標準語の会話に、おミヨはどんぐり眼をぱちくりさせている。
「…てか、セラピー受けたら、なんか、すぐに自分が生まれ変われるような、つか、今のことがパッと良くなるって、すごく思って…すごく楽しみにしてて…」
高校生は涙ぐみながらぽつりぽつり語る。
「本当にごめんなさい…」
「ううん、こちらこそ…私、こういうの、すごく鈍い方だから…」
ー海四は水晶玉を覗く。
「ねえ、あなた、ひょっとして、誰か好きな人いるの?」
「…私、蜂須賀商業の二年生です…」
ー悪い予感。
「蜂須賀商業かあ。春の甲子園で、けっこういいとこまで、いってたじゃない」
「…私、野球部のマネージャーなんです…」
ーあちゃー。うち、なんしにこんなのばかり引き寄せるんやろ?お客さん、あなたの目の前で、昨夏まで二年半、タチノー野球部で高校球児稼業やってきた雌狸がうろちょろしよります!
「気にせんでもええんよ。お客さんの秘密を勝手に漏らしたりすることは、この世界では厳禁やから」
「…セラピー受けても、うちみたいに、過去世全然見られへん人もおるんですか?」
「ええ。ただ、その人の人生の中で、そもそも過去世を見る必要がない、いうこともあるし、見るタイミングが今ではない、いうこともあるけんね」
「…あの…私…実は…」
海四はもう一度水晶玉を覗く。
「実は…先輩のことが…すごく…」
「ひょっとして、それでマネージャーになったんですか?」
おミヨが口を挟むと、海四はさりげなく人差し指を唇に当てる。
「すごく…なんか…毎日…」
「話とかするの?」
「いえ!ただ、そばにいるだけで、いいんです…」
海四は水晶玉の中に浮かんだビジョンに注目する。おミヨも横から覗き込む。焦点がゆっくりと定まっていくビジョンを見て、おミヨは息を飲んだ
ーあ…あ!
そう叫びそうになって咄嗟に口に手を当てた。
ーみっちゃん、ちょっとお風呂見てきてくれへん?
これは、クライアントから離れるように、という符丁だ。おミヨは、はいと返事すると階段をそろそろと降りていった。
「この子?」
「…はい…」
「ほんまに、ええ感じの子やな」
「はい。…あいさつとか、いろいろ声かけてくれたりしてくれます…」
「誰にでも、やろ?」
「そうです…でも、ええんです…」
「ーほんまは、ええことないん違う?」
ビジョンを見ながら、海四はスパッと言った。
「ーこないだあなたと一緒に電話してきた友達、あなたと同じ野球部のマネージャーやろ?」
「…はい…」
「その子も、この先輩のこと、気にしよるの?」
「わかりません…」
「気にしよったとしたら、どないする?」
高校生はわっと泣き出した。
おミヨは階下でしばらくぼんやりしていたが、つと立ち上がり、風呂ー古めかしい五右衛門風呂ーに井戸の水を入れ始めた。いつもは水道の水を入れるのだが、おミヨは何を思ったか、バケツを手にして、左足を軽く引きながら井戸と風呂場の間を往復した。
水を入れ終えると、おミヨは裏の勝手口を出て、隣の寿司屋に回った。
「今晩は。いせきです」
「ああ、いせきはん、お箸やったらそこにあるけん、持って行き」
寿司屋の女将が土間に置いた大きなビニール袋を指差す。袋には使用済の割り箸がたくさん、無造作に入っていた。
「はい」
おミヨは袋を持って、風呂の焚き口の前に座る。傍らの新聞紙と袋から出した割り箸を焚き口に入れ、火をつける。海四に教わった手順通り火をおこしていく。
火を見つめながら、おミヨは寿司屋から切れ切れに聞こえてくる、調子っ外れのカラオケの歌詞をたどった。
…デスクは向かい合わせ
出勤簿も靴箱も隣同士
こんなに毎日近くにいるのに…
あなたの心は、あまりに遠い…
高校生は肩を震わせながらしゃくり上げている。
「すごく…苦しくて…つらくて…」
「それでこのセッションを受けたら、何かが変わる、って思ったんだよね」
「…はい…」
「気持ち、伝えたことあるの?」
「…いいえ…梅沢先輩は、今、大事な時だし…こんなこと…」
ー梅沢?…蜂商の正捕手で四番打者、春の甲子園では巧みなリードと長打力で蜂商躍進の原動力となった梅沢喜一?
「大事な時?」
「…はい、2年に同じポジションで先輩以上に力のある人がおるから…」
海四はビジョンを確かめる。
「…ひょっとして、先輩、怪我とかしてない?」
「…わかりません…」
「…湿布とか、アイシング系のものを、切らさんようにした方がいいかも…」
「はい」
「…あと、何かあった時に、先輩を支えられるような、そんな人に、なってね…多分、あなたにしかできんことが必ず出てくるから…」
「何か…って?」
「詳しくはわからない…私に言えるのは、ここまで…あと、友達の方だけど、これは私がどうこうできるものじゃないから…ごめんね」
「ごめんなさい。うちがわがままなんです」
「あんな、自分のこと、そんな風に考えたらあかんよ。しんどくなったら、またおいで」
「ありがとうございます」
高校生が帰り、海四とおミヨは隣のレンタカー屋の大奥さんからお裾分けでもらった水穂の天ぷらと昼の残りの飯で夕食をとると、交代で風呂を使った。
「みっちゃん、お風呂、井戸水でしてくれたんやね。ありがとう。すっとするわ」
「…さっきの子が言うてた人って、この人ですよね」
おミヨは古新聞の地方面を開いて見せた。ダイヤモンドの要の位置から、両手を上げてナインに声かけする蜂須賀商業・梅沢喜一の写真。
「みっちゃん」
「…海四さん、うち、この人知らんはずやのに、なんでか知らん、ものすごう苦しいなる。なんでやろ…」
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