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苦悩の梨で

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 その道具は、洋梨に似た形をしていたのだ。これは苦悩の梨と言って取っ手のネジを回して先端が縦方向に分かれて拡がっていき口、肛門、膣に苦痛を与え破壊する拷問道具であったのだ。


「え?」


 シャイラは困惑していると、サービラが笑みを浮かべて近付いてきた。


「まずは、この道具を貴女の膣に入れるわね……」


 サービラがそう言うと、シャイラの表情が恐怖で歪んでいった。そして、彼女は必死に叫んでいた。


「や、やめてっ! お願いっ!」


 シャイラは涙を流しながら哀願していたが、それを無視をしてベスが苦悩の梨を彼女の膣に挿入していったのだ。

 ズブブッ……と音を立てて侵入していったのである。

 シャイラは苦悶の表情を浮かべていた。彼女の膣は異物でメリメリと音を立て広がっていく感覚があったからだ。

(い、痛いっ!)

 彼女は心の中で叫んでいたが、オッツとアニウスは嘲笑しながら見ていた。

 そして、ベスは奥まで押し込むと、ゆっくりネジを回し先端を拡げていったのだ。

 すると、彼女は苦痛に耐えながら叫んでいた。


「い、痛いっ! やめてぇっ!」


 シャイラは絶叫していたが、それでもサービラは笑みを浮かべていた。


「ふふっ……、貴女の膣が拡がっていくのが分かるわ……」


 彼女がそう言うと、シャイラは涙を流しながら首を横に振っていたのだ。しかし、彼女の膣は拡げられていき苦痛を与えていたのだ。


「さ、裂けるっ! 裂けちゃう!」


 彼女は涙を流しながら、激痛に耐えていたのだ。しかし、ベスは無表情で苦悩の梨を拡げていた。


「ふふっ……、もっと苦しめてあげなさい!」


 サービラが指示すると、ベスは更に苦悩の梨を拡げていきシャイラの膣を破壊しようとしていた。


「ああっ! いやああっっっ!!」


 シャイラは絶叫を上げながら、苦痛に耐えていた。彼女の性器はパンパンに膨れていたのだ。


(痛いっ! 本当に裂けるっ!!)

 彼女は苦痛と膣が裂ける恐怖で遂には屈服してしまった。


「は、話すわ……。何でも話します……だから……」


 シャイラは涙ながらにそう言うと、サービラは笑っていた。


「ふふっ……、やっと素直になったわね」


 彼女は笑いながら言うと、ベスに苦悩の梨を引き抜くように指示を出したのだ。

 ベスは拡げていた先端をネジを回し閉じていき引き抜いたのである。

 ズポッ……という音と共に、シャイラの膣から苦悩の梨が抜かれていた。


「あぁ……」


 拷問器具が膣から取り出された安心感と虚脱感でシャイラは放心状態になり茫然自失となっていた。


「ふふっ……、これで話す気になったかしら?」


 サービラは微笑みながら質問すると、シャイラは虚ろな目で頷きながら答えていたのだ。


「はい……、話します……」


 彼女は諦めたような表情を浮かべていたのだ。サービラは笑みを浮かべながら彼女を尋問した。しかし、その笑みには邪悪さが含まれていたのである。


「魔女は誰で、守護者は誰なの?」


 サービラが聞くと、シャイラは虚ろな目で答え始めた。


「魔女はランシーヌという女性で守護者はラドリックという男よ……」


 彼女は虚ろな表情で答えていた。その答えにアニウスは彼女に問いただした。


「酒場にいた黒髪の女と、お前達の護衛をしていると言っていた男だな?」


 アニウスが聞くと、シャイラは頷いた。


「ええ……そう……」


 シャイラが答えると、オッツが質問していた。


「ランシーヌとは何者だ?」

「彼女は魔女よ……。私は最近になって彼女の配下になった……。その前は他の魔女の守護者をしていた……。だから、それ以前のことは分からない……」


 彼女がそう答えると、サービラは次の質問をした。


「ラドリックという男について知りたいわ」

「彼は剣士で、能力についてはよく知らない……」


 シャイラは虚ろな目で答えると、サービラは嘲笑しながら聞いていた。


「ふふっ……、なるほど……。それで? 他の仲間は?」

「双子達は……。姉の方は吸血鬼の能力を……。妹の方は屍食鬼の能力を持っている……」


 シャイラがそう答えると、サービラは頷きながら次の質問をした。


「それで、何処に滞在しているの?」


 サービラがそう聞くと、シャイラは首を横に振っていた。


「それは言えない……」

「そう……。言えないのね……」


 彼女はそう言いながら思案していた。そして、何かを思いついたのかシャイラに質問していったのだ。


「そういえば、貴女の能力はなんだっけ?」

「私の能力は……ラミアになれる能力……」


 彼女の言葉にサービラはニヤリと笑っていたのだ。


「そう……。じゃあ、もう用はないわ……」


 サービラがそう言うと、アニウスとオッツに命令を出していた。


「この娘を好きにしていいわ」


 そう言うと、2人は欲情を催した表情を浮かべていた。そして、彼女はベスと一緒に上へ上がって行こうとしたのである。


「ふふっ……、2人で思う存分犯しなさい……。ただし、鎖に繋いだままにしておくように」


 サービラは妖艶な笑みを浮かべながら、去って行ったのだった。
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