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アレシアとの逢瀬
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扉の前でアレシアの姿を確認すると俺は彼女に訊ねた。
「どうしたんだ?」
「ごめんなさい。ラドリックに相談したい事があったのだけど、もう寝てしまったかしら?」
「いや、まだ起きてるから入っていいよ」
「ありがとう」
そう言って彼女は、俺の部屋に入って来たのである。
すると、俺の目の前まで近付いてきて、上目遣いで見つめてきた。
「ねぇ、ラドリック。相談があると言ったでしょう?」
「あぁ……」
「あのね……私を抱いて欲しいの……」
モジモジしながら、そう言った彼女の頬は恥ずかしさで赤く染まっていた。
「えっ!?」
突然の言葉に驚き戸惑っていると、彼女はさらに言葉を続けた。
「お願い……。私の初恋の人はラドリックだったのよ。だから、一度だけ抱いてちょうだい」
「いや、しかし……」
「お願い!」
そう言って彼女は、俺に抱き着いてきて唇を重ねてきた。
しばらくして、彼女の唇が離れると唾液の糸を引いていたのであった。
「ラドリック……。お願い……」
「……分かったよ。でも、後悔はするなよ」
「えぇ、もちろんよ」
こうして、俺は彼女を優しく抱きしめて口付けをして服を脱がしていった。
そして、裸になった彼女を見て綺麗だと思ったのである。胸は、そんなに大きくないが綺麗な形をしていてスタイルは良い。
「そんなに見ないで……。恥ずかしいわ……」
「ごめん……。あまりにも綺麗だから……」
「フフッ……。ありがとう。嬉しいわ」
「こうゆう事は初めてなのか?」
「初めてではないけど……。でも、好きな人とするのは初めてよ」
「そうなのか? 恋人とかはいなかったのか?」
「いないわ。ずっと、独り身よ」
「そうなんだな。でも、今は俺がいるから寂しくないよな?」
「うん。ありがとう」
アレシアは笑顔で答えてくれた。その表情を見て、俺も嬉しくなった。
「そろそろ、始めようか?」
「えぇ……」
俺は彼女に覆い被さり、そのままゆっくりと体を重ねて愛撫を始めた。
最初は緊張していた彼女も次第に慣れていき、甘い声を出し始めたのである。
「んっ……あん……」
「気持ち良くなってきたかい?」
「う、うん……。もっとして……」
「あぁ……」
そして、俺は舌を使って彼女の乳首を舐めた。
すると、彼女は体をビクつかせながら感じていたのである。
「あっ! そこ、凄く感じるの……。あぁ……。気持ちいい……」
俺はそのまま下へと移動していき、彼女の陰部に触れるとそこは濡れていて、指を入れると中はとても熱かった。
「あああ!」
「大丈夫か?」
「だ、大丈夫よ……。続けて……」
「あぁ……」
そして、しばらく続けていると彼女が絶頂を迎えようとしていたのである。
「だ、だめ!イッちゃいそうだわ……。あぁ、イク~!!」
アレシアは全身を痙攣させて果てたのであった。
「はぁ、はぁ……」
「良かったか?」
「えぇ……。とても気持ちよかったわ……」
「そうか……」
俺は彼女の頭を優しく撫でた。
すると、アレシアは幸せそうな表情をしていたのである。
そして、俺は彼女にキスをした。
それから、俺達はお互いを求め合い、何度も肌を重ねたのであった。
やがて疲れたのか、アレシアは眠りについたのである。
まさか、こんな事になるなんてな……。俺は複雑な思いで、隣で眠っているアレシアを見つめた。
すると、アレシアが目を覚まして俺の顔を見たのだ。
彼女は俺に微笑みかけてきた。
俺は照れくさくなり、思わず視線を外す。
すると、彼女は俺の手を握ってきた。
俺はチラッと見ると、彼女は優しい眼差しで俺の事を見つめていたのである。
俺はアレシアが可愛くて、つい彼女の唇を奪ってしまった。
アレシアもそれに応えるように、しばらく濃厚な口づけを交わしたのである。
ようやく離すと、アレシアは顔を真っ赤にして恥ずかしがっていた。
その姿がまた可愛いと思った。
そんな事を思っていると、彼女は俺に抱き着いてきて胸に顔を埋めてきたのである。
俺は彼女の髪をそっと撫でると、彼女は甘えるような声で言ってきた。
まるで子猫みたいに、俺にすり寄ってきている。
俺は彼女の事がますます愛おしくなっていった。
このまま時間が止まればいいのに……。
そう思っていたのだが、さすがに朝まで居るわけにはいかないと思い、名残惜しいが自分の部屋に戻ってもらったのである。
ラドリックとアレシアが逢瀬を楽しんでいた頃、ランシーヌ達は寝室で話し合っていた。
「どうも、あの兄妹は魔女の配下の様な気がするわ……」
ランシーヌは、クレム達を見てそう思ったのである。
「私もそう思う。兄妹が何かを隠している気がする……」
「まぁ、それは今後分かる事だから、今は気にしないでおきましょう。それと、向こうも私達の正体を知っている訳ではないし……」
「分かった……」
こうして、3人はベッドに入り眠ったのだった。
翌朝、朝食を食べ終えた後、クレムは仕事に出かけて行ったがアレシアは家に残ったので、俺と2人で話をしながら過ごしていた。
ちなみに、ランシーヌと双子達は用事があると言って外に行ってしまったのである。
「ラドリック。今日は何をするの?」
「特に決めていないよ。街に行って散策でもしようかなと思っている」
「そう……。私も一緒に行っていいかしら?」
「もちろんだよ」
「ありがとう」
そう言って、俺とアレシアは準備をして外に出ようとした時、扉がノックされたのであった。
コン、コン、コーン!!
「誰かしら? はーい!」
アレシアは返事をすると、扉が開かれてそこから中性的な雰囲気を持つ20代後半ぐらいの背の高い女性が現れたのである。
「どうしたんだ?」
「ごめんなさい。ラドリックに相談したい事があったのだけど、もう寝てしまったかしら?」
「いや、まだ起きてるから入っていいよ」
「ありがとう」
そう言って彼女は、俺の部屋に入って来たのである。
すると、俺の目の前まで近付いてきて、上目遣いで見つめてきた。
「ねぇ、ラドリック。相談があると言ったでしょう?」
「あぁ……」
「あのね……私を抱いて欲しいの……」
モジモジしながら、そう言った彼女の頬は恥ずかしさで赤く染まっていた。
「えっ!?」
突然の言葉に驚き戸惑っていると、彼女はさらに言葉を続けた。
「お願い……。私の初恋の人はラドリックだったのよ。だから、一度だけ抱いてちょうだい」
「いや、しかし……」
「お願い!」
そう言って彼女は、俺に抱き着いてきて唇を重ねてきた。
しばらくして、彼女の唇が離れると唾液の糸を引いていたのであった。
「ラドリック……。お願い……」
「……分かったよ。でも、後悔はするなよ」
「えぇ、もちろんよ」
こうして、俺は彼女を優しく抱きしめて口付けをして服を脱がしていった。
そして、裸になった彼女を見て綺麗だと思ったのである。胸は、そんなに大きくないが綺麗な形をしていてスタイルは良い。
「そんなに見ないで……。恥ずかしいわ……」
「ごめん……。あまりにも綺麗だから……」
「フフッ……。ありがとう。嬉しいわ」
「こうゆう事は初めてなのか?」
「初めてではないけど……。でも、好きな人とするのは初めてよ」
「そうなのか? 恋人とかはいなかったのか?」
「いないわ。ずっと、独り身よ」
「そうなんだな。でも、今は俺がいるから寂しくないよな?」
「うん。ありがとう」
アレシアは笑顔で答えてくれた。その表情を見て、俺も嬉しくなった。
「そろそろ、始めようか?」
「えぇ……」
俺は彼女に覆い被さり、そのままゆっくりと体を重ねて愛撫を始めた。
最初は緊張していた彼女も次第に慣れていき、甘い声を出し始めたのである。
「んっ……あん……」
「気持ち良くなってきたかい?」
「う、うん……。もっとして……」
「あぁ……」
そして、俺は舌を使って彼女の乳首を舐めた。
すると、彼女は体をビクつかせながら感じていたのである。
「あっ! そこ、凄く感じるの……。あぁ……。気持ちいい……」
俺はそのまま下へと移動していき、彼女の陰部に触れるとそこは濡れていて、指を入れると中はとても熱かった。
「あああ!」
「大丈夫か?」
「だ、大丈夫よ……。続けて……」
「あぁ……」
そして、しばらく続けていると彼女が絶頂を迎えようとしていたのである。
「だ、だめ!イッちゃいそうだわ……。あぁ、イク~!!」
アレシアは全身を痙攣させて果てたのであった。
「はぁ、はぁ……」
「良かったか?」
「えぇ……。とても気持ちよかったわ……」
「そうか……」
俺は彼女の頭を優しく撫でた。
すると、アレシアは幸せそうな表情をしていたのである。
そして、俺は彼女にキスをした。
それから、俺達はお互いを求め合い、何度も肌を重ねたのであった。
やがて疲れたのか、アレシアは眠りについたのである。
まさか、こんな事になるなんてな……。俺は複雑な思いで、隣で眠っているアレシアを見つめた。
すると、アレシアが目を覚まして俺の顔を見たのだ。
彼女は俺に微笑みかけてきた。
俺は照れくさくなり、思わず視線を外す。
すると、彼女は俺の手を握ってきた。
俺はチラッと見ると、彼女は優しい眼差しで俺の事を見つめていたのである。
俺はアレシアが可愛くて、つい彼女の唇を奪ってしまった。
アレシアもそれに応えるように、しばらく濃厚な口づけを交わしたのである。
ようやく離すと、アレシアは顔を真っ赤にして恥ずかしがっていた。
その姿がまた可愛いと思った。
そんな事を思っていると、彼女は俺に抱き着いてきて胸に顔を埋めてきたのである。
俺は彼女の髪をそっと撫でると、彼女は甘えるような声で言ってきた。
まるで子猫みたいに、俺にすり寄ってきている。
俺は彼女の事がますます愛おしくなっていった。
このまま時間が止まればいいのに……。
そう思っていたのだが、さすがに朝まで居るわけにはいかないと思い、名残惜しいが自分の部屋に戻ってもらったのである。
ラドリックとアレシアが逢瀬を楽しんでいた頃、ランシーヌ達は寝室で話し合っていた。
「どうも、あの兄妹は魔女の配下の様な気がするわ……」
ランシーヌは、クレム達を見てそう思ったのである。
「私もそう思う。兄妹が何かを隠している気がする……」
「まぁ、それは今後分かる事だから、今は気にしないでおきましょう。それと、向こうも私達の正体を知っている訳ではないし……」
「分かった……」
こうして、3人はベッドに入り眠ったのだった。
翌朝、朝食を食べ終えた後、クレムは仕事に出かけて行ったがアレシアは家に残ったので、俺と2人で話をしながら過ごしていた。
ちなみに、ランシーヌと双子達は用事があると言って外に行ってしまったのである。
「ラドリック。今日は何をするの?」
「特に決めていないよ。街に行って散策でもしようかなと思っている」
「そう……。私も一緒に行っていいかしら?」
「もちろんだよ」
「ありがとう」
そう言って、俺とアレシアは準備をして外に出ようとした時、扉がノックされたのであった。
コン、コン、コーン!!
「誰かしら? はーい!」
アレシアは返事をすると、扉が開かれてそこから中性的な雰囲気を持つ20代後半ぐらいの背の高い女性が現れたのである。
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