【完結】【やりちん】僕の青春グラフィティ。ノスタルジーな昭和チェリーボーイの卒業物語

カトラス

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詩織の手こきっす

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「ごめんな、詩織。はじめから口に入れるのは抵抗あるよな……」

 僕は、詩織の髪の毛をなでて、優しくおでこにキスをした。


「うん。ごめんね祐一君」

 

 詩織は申し訳なさそうに謝ってきた。もう一度おでこにキスをする。

 そして、僕は甘えた声を出した。


「なぁ、詩織。口は無理でも……この前みたいに手で――」



「うん。それだったらいいよ」

 詩織はマットの上に正座して、慣れない手つきで正宗を扱きだしてくれた。

 
 第一段階は成功である。

 僕は詩織に扱かれながら、より詩織が作業をやり易いようにと体の向きを扱かれながらずらしていった。

 

 詩織は黙々と右手を上下に擦って作業に専念してくれる。


「うぅ、詩織上手だよ! 気持ちいい」

 僕は大袈裟に詩織の作業に感動の声を挙げて褒めてみる。こうした方が詩織も作業に燃えると考えたからだ。



「これでいいの? 気持ちいいの?」

 

 詩織の作業を褒めたことの効果が現れたお言葉である。


「うん、マジ気持ちいいよ。逝きそうになっちゃう」

 僕は、さらに感嘆の声をあげて言った。

 

 詩織の表情も褒めたことによって、明るくなってきたような気がする。

 
 バスルーム内は、熱心に詩織が正宗を擦る音で響いていた。


「こいつ、見てくれは悪いかも知れないけど、そんなに悪い奴じゃないだろう」

 僕は、正宗に親近感を抱いてもらえるようにと、わざとバカな事を言ってみる。

 

 いい方が面白かったみたいで、詩織の笑い声が聞こえてきた。

 その笑い声を聞いて、次のステップに移ることにした。


「詩織のも、また触りたくなっちゃた。とりあえず寝転んで――」


「……うん」

 詩織はいったん正宗から手を離すと素直にマットの上に横になった。

 すかさず僕も、詩織と体の位置が逆になるように横に寝転んだ。

 ちょうど正宗が詩織の顔の位置に来てしまったので、僕は正宗が詩織の手の位置になるように体を海老のように少し曲げて調節する。顔の位置にもってくるのは、もう少し盛り上がってからにする為である。

 僕はスルリと詩織の股間に顔を潜らせる。

 

 それは再度、詩織の大事な部分をクンニする為である。

 

 横向けのぎごちない格好で、詩織の小さい方の花びらを広げると、私は吸いついた。

 詩織のそこは、さきほどよりもさらに濡れていた。

 
 その濡れた状態は、詩織も正宗を扱いていた時に興奮していた証拠であると私は思った。

 
 その濡れたものを私は、わざといやらしい音をたてて吸っていく。



「アァーン、イヤァーン」となんとも切ない声を詩織はもらしてくれた。

 僕はその声を聞いて調子に乗ると、さらに激しく詩織のを舐めてやった。

 その時、ある変化が僕の体にもたらせたのであった。

 それは、頼んでもいないのに、詩織が正宗を再び扱きだしてくれていたからだ。

 これは、僕にとって大きな進展であってして、すっかり詩織が正宗に馴染んでくれた事を意味するものであるからだ。

 
 この調子でいけば、詩織が正宗を口に含んでくれるのは時間の問題だと思われるのであった。

 僕は、口と指を使って、さらに詩織を攻め立てた。

 
 さながらアダルトビデオの男優のようにイヤラシイ言葉も織り交ぜての二段攻撃である。

 詩織の方は激しく感じながらも、負けじとばかりに正宗を扱いてくれた。

 
 やはり、詩織は頭がいいだけに飲み込みが早い。

 扱き方も強弱をつけて変化をつけてくるのだ。その手さばきは精進をつんでいなかったら確実に昇天してしまうのではないかと思われるくらいのものであった。

 僕はあまりの気持ちよさに母親の顔を召喚しようかと考えてしまったぐらいだ。

 

 お互いが夢中になってそれぞれの弱点をせめぎ合うってのは実にいいものだと思ってしまう。

 僕は、詩織の喘ぎ声と吸っても吸っても溢れ出る汁の具合から、そろそろ口に含んでくれるのではないかと思い、再び詩織に頼んでみることにした。
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