【完結】【やりちん】僕の青春グラフィティ。ノスタルジーな昭和チェリーボーイの卒業物語

カトラス

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母の裸体 怪我の功名?

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 おっさんの指南を受けたことを境に我を忘れてトレーニングに明けくれた。

 毎日、テッシュを大量に消費して行ったために、母親からは、「祐一、鼻炎なの?」と嫌味を言われるぐらいの始末であった。

 それでも、ことあるごとに、“女性は褒めるべし”のおっさんのレクチャーを実践していたおかげで、母親はいつもご機嫌よろしく、期待以上の結果を僕にもたらしてくれていた。

 

 その結果とは、母親が息子の私に対して、なんと、色目を使ってくるまでになったことから窺い知れたのだ。甘ったるい目で見つめる母親の視線に、少々、世辞を言い過ぎたと後悔したのだが、確実に女性を褒めるスキルは上がった証明なので、気持ち悪いと思う以外は気分は悪くはなかった。

 

 アソコの強化の方も、濡れタオルによって、ビシバシ強化されていき、何度か叩きすぎのために腫れあがるという死線をただよいつつも、ドラゴンボールのサイヤ人のように強く逞しくなっていったのだった。

 見せれるものなら見せたいぐらいの立派なものに成長したのだ。

 

 しかし、問題は射精のコントロールであった。

 おっさんの指南をうけてから、毎晩オナニーをしてトレーニングを積んでいるのだが、あれから一ヶ月たっても、持続時間の飛躍的上昇は見られなかった。タイムはいい時でも10分未満といったところだった。調子が悪いと、3分にも満たないこともしばしばある。

 心の内は、射精のコントロールをマスターしないことには、詩織の処女を奪い取れないような気持ちがどこかにあるので、トレーニングを積むしかないと自分自身を奮い立たせて精進するしかないと思っていた。

 そんな思いの中、トレーニングを積んでるうちに分かったことは、持続タイムがいい時は、発射してしまいそうな瞬間に、妄想内でうまく母親の顔を思い浮かべたら瞬時にアソコは萎えてしまうことが出来て、逝きそうな気持ちを我慢できるってことだった。それでも、調子が悪いと、母親は妄想内に現れてくれず、存在自体も忘れてしまうほどに、扱くことに集中してしまい発射してしまうのだった。

 つまり、持続時間を延ばすポイントは、いかに母親を妄想内に出現させることができるか。人気RPG風に言うなれば脳内に召喚できるかにかかっているのだった。

 興味の無い者からしたら途方もなく馬鹿馬鹿しいことを考えていたある日のこと。

 

 僕は、衝撃的な物を見てしまったのだ。それは偶然から目撃してしまったことであった。

 その、衝撃的な物とは……

 

 いや、物と言っては失礼であるかも知れないのだが……

 見てしまった物は、母親の全裸の姿であった。

 それは、母親が入浴していることを知らずにバスノブを廻して中を見てしまったことから起こった悲劇と言っていいだろう。私にとっては衝撃的な映像が目に飛び込んできたのだった。

 

 そんな“大袈裟な”と思う者もいるだろう。

 確かに、母親の裸なら、今までに何度も見たことはあった。

 

 実際に数年前までは親子なので、一緒に風呂に入ったことだって数えきれないほどある。

 しかし、その日見た母親の姿は、僕にとってはトラウマになるぐらいキツイものだったのだ。

 

 バスノブを開けた時、母親は体を洗っているところだった。

 ただ、ふつうに座って洗っているのだったら、そんなに驚きはしなかったと思う。

 

 僕が衝撃を受けたのは、母親の体の洗い方がふつうで無かったからであった。

 その洗い方は、立った状態で股を少し開けて、開けた股の間に泡だったタオルを挟み込んで、股間を激しく前後に摩擦してる姿だったからだ。

 

 それと、子供の時と違ってエロ本などを通して女性の裸に対しては目が肥えてきていることもあって、母親の裸体は見るに耐えないものであった。

 しかも、母親は気持ちがいいのか親父のような声で「あ、う」と唸っていたのである。

 慌てて見てはいけないものを見てしまったと感じて、急いでドアノブを閉めたのだった。

 

 しかし、私にとって、その衝撃的な母親の姿は怪我の功名って言っていいのか、オナニートレーニングに劇的な変化をもたらすことになったのである。

 その変化とは、自在に妄想内に母親を呼び出す、いや召喚することに大いに繋がる役に立つものになったのだった。

 トレーニング中に逝きそうになったら、あの体を洗ってる母親の姿をすぐに脳内に召喚できるようになった。つまり、母親を自在に召喚できる魔法を会得したような気分なのである。

 それからというもの、僕の持続時間は飛躍的に上昇することになった。

 
 母親を召喚出来るようになってから三日目には10分をきることは余裕になり、一週間後には15分オーバーという未踏の境地に踏みいれた。
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