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こんにゃく最高。
しおりを挟む「発想力ってのは、今日、明日で一気にのびるってことはないけど、まぁ、がんばれよ。
そうだ、せっかくだから、お前にいいこと教えてやるよ。実は最近エロ本で得た情報なんだけどな。コンニャクオナニーって知ってるか?」
何が発想力だ、あんたもエロ本でしごいているんじゃないかよ。
コンニャクオナニーってなんだろう? 私は非常に興味をそそられたので聞いてみた。
「コンニャクオナニーって何ですか、先輩?」
先輩は待ってましたとばかりに話だした。
「お前も俺も、まだ女とやったことないだろう。だから、女のあそこの感触がわからないわけだ。でもな、エロ本によると、コンニャクの感触が女性に挿入した感じにむちゃくちゃ似てるそうなんだよ。で、俺はそれを読んでから、早速実践してみたんだよ」
「どうだったのですか、先輩?」
「最高だったよ。マジ気持ちいいから、お前も試して見ろよ。やり方は簡単なんだ。棒状のコンニャクをお前のあれが入るように穴をあけて、あとは、いつも右手でやってるように、コンニャクの穴にあれをさしこんで擦ったらいいだけなんだ。絶対気持ちいいからやってみろよな」
この情報を聞いた時だけは、流石先輩だと心底感動したのであった。
しかし、一体どんな感触なんだろう?
僕はコンニャクオナニーを試したくなってしまった。
先輩はコンニャクオナニーなるものを伝授できて満足したらしく、「試せよな!」と言って練習に戻っていかれた。
先輩とのエロ話が終わって、気分は複雑なものであった。
先輩からコンニャクオナニー方を聞けたことはよかったのだが、先輩が詩織をおかずにしているのは、正直ショックである。
でも、よくよく考えると、先輩は所詮、詩織に関しては妄想であってして、告白された私と比べると雲泥の差がある気がした。
それに、女に対して目の肥えた先輩がおかずにするぐらい詩織がカワイイってことなんで、妙な優越感に浸ることが出来たのである。
とりあえず、今夜あたり先輩に新たに教えてもらったコンニャクオナニーを詩織をおかずにして楽しもうと思うのであった。
でも、この先輩に教えてもらったコンニャクオナニーが私にとんでもない災難をもたらすことになるとはその時の僕は知らなかったのである。
今から思えばコンニャクの感触など、女性器の挿入感と似ても似つかぬ代物だということなど普通に考えればわかるものなのであるが、好奇心と無知でいっぱいのあの頃には冷静な判断など性欲に押しきられてできるような状態ではなかった。
そう、あの頃の僕は自らの欲求に従うままに行動していたのである。
僕は、両親が寝静まったのを確認してから冷蔵庫内を物色していた。もちろん、目的は自慰に使用するためのコンニャク探しの為である。
都合のいいことに、すぐにコンニャクは見つかった。
僕は寝ている母親に気づかれないように、音をださないようにゆっくりと冷蔵庫を閉めると、見つけたコンニャクを自室に持ち帰った。
コンニャクのパッケージには高級芋コンニャクとかかれていて、パッケージごしから、冷んやりとした感触が手に伝わってきた。もちろん、コンニャクの型を取るための調理用器具も事前に台所から拝借しており準備万端ってところである。
コンニャクを袋から取り出すと、くりぬく型を取るために、アソコの先端をコンニャクにあてがう。コンニャクは長く冷蔵庫に入っていたのでかなり冷たく感じられた。
手で触った時よりもアソコの先端部は敏感に冷たさを感じる。そういえば、前に買ったエロ本に先端部は感覚神経の集合したところって書いてあるのを読んだことがあったので、手よりアソコの方が冷たく感じることになるほどと思った。
コンニャクの縦側にマジックで丸く印をつけた。
印をつけたところを調理器具で円柱になるようにくりぬいていく、勃起したことを想定して、少し穴の奥行きを深くするようにくりぬいていった。
コンニャクをオナニーマシーンに加工しながら、詩織のことを考えた。告白した男が夜中にコンニャク相手に一人作業してるなんて事、彼女が知ったら激しく幻滅するだろうなと思ってしまう。
恐らく、告白したこと撤回されてしまうのだろうと思ったりなんかした。でも、詩織もオナニーとかするのだろうか? エロ本に出てくる女は、いろんなものをアソコに入れてるのを見たことがあるのだけど、詩織も同じようなことをするのだろうか? という疑問が生じたりした。
コンニャクの加工が終わると、私はポッカリと開いた擬似膣口にアソコを挿入してみた。さっきまで詩織のことを考えていたのでアソコは反りかえるくらいにビンビンである。
その反りかえりをコンニャクの狭い内部が押さえつける。
なんとも、ヒンヤリ感とヌメヌメ感が入りまざる不思議な感覚であった。
入れた感じでは、たいして気持ちいいとは感じられない。
とりあえず、上下に擦ってみることにしたのだが、コンニャクの表面が水分を含んでいるので、つるつるすべってしまい、うまく擦れない。
仕方がないので、右手に軍手をはめて、擦ることにした。軍手の表面にはグリップがついていたので、コンニャクを安定して持つ事ができるようになった。
そうして、僕はシコシコを開始した。
初めて手製のオナニー器具を使ってのシコシコだったのでかなり興奮した。
もちろん、詩織という新たなおかずがあってからのことなのだが、コンニャクの仕様具合も擦りだすと、それなりに気持ちのいいものだった。
コンニャクとアソコを擦る音もピチャピチャと淫靡な音がしていやらしく感じる。難があるとしたら、アソコがコンニャク臭くなることぐらいだろうか。
僕は妄想で詩織を犯した。
ビニ本でいろいろ勉強した甲斐もあって、妄想の幅も広がっている。なので、詩織に対する妄想行為も以前のシコシコに比べて、より過激さが増したものであった。
興奮に比例して、コンニャクを擦る早さもどんどん上がっていった。
部屋中にコンニャクの匂いが充満した時、僕は果てた。
久々の妄想によるシコシコは満足のいくものであり、コンニャクも匂いはあるものの「使えるな」という印象を持つには十分な破壊力を感じた。
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