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番外編、圭吾と零
愉快なハロウィン
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「とりっくあ~!とりいと!おかしくれないといたずらするぞ~!」
零が用意したおばけマントを着て、ゆいはぱぱにお菓子を要求する。
「わ~やめてー!お菓子あげるから~!」
そんな感じでキャッキャと戯れるゆいと圭吾を見ながら、零はふふふ、と微笑む。
零は現在第二子を妊娠中なので、ゆいの遊び相手は専ら圭吾だ。
ゆいも赤ちゃんのことはわかっているので、無理やりママと遊ぼうとすることはしない。
ただ時々、ママのお腹を触って赤ちゃんに話しかける。
「あかたーん!たしゅけて~!!」
今度は圭吾がおばけ役になったようで、ゆいはいたずらをされそうになっている。
「おかしっ!あげるから~!」
ママのお腹に顔をすりすりしながら身を隠す。
自分が見えなければ、隠れられていると思っているのだろう。
それがかわいくて、零はゆいの頭をなでなでした。
「それにしても、このかぼちゃクッキー美味しいね」
ひたすら遊んで疲れたので、今度は3人でゆっくりお菓子タイムだ。
零は普段からゆいのお菓子は手作りを心掛けているので、ハロウィンも例外はなく、手作り。
かぼちゃクッキーやかぼちゃケーキ、かぼちゃプリンまである。
さすがにこの量を作るとなると大変だが、こうして二人が美味しそうに食べてくれるので頑張れる。
「おいしっ!」
ゆいはもちもちなほっぺたを小さな手で押さえ、
「ほっぺがおちるう~」
と笑う。
「じゃあままがゆいくんのほっぺ食べちゃお~」
がぶがぶ、と効果音付きでゆいのほっぺに吸い付けば、ゆいはキャハハと笑ってくすぐったそうにした。
「圭吾さん…なんて格好させるんですか…」
ゆいが寝た後、夫婦は夜の時間を楽しむ。
と言っても楽しんでいるのは圭吾だけだが、
零は妊娠中で圭吾の欲求をあまり満たしてやれていないこともあって、いつもより抵抗なく着替えてくれた。
「かわい~…食べちゃいたい」
赤ずきんちゃんの格好をした零は、恥ずかしそうに下を向く。
圭吾はそれがかわいくて、
「零くんのかわいいお顔見せて~?」
と覗こうとする。
「もー…今日だけですよ」
零は圭吾の膝に乗って、ぎゅう、と抱きつく。
ちゅ、と小鳥のようなキスをして、しばらくいちゃいちゃは続いた。
行為はできないこともないが、あまりしすぎると身体に障る。
最近は月に一度だけ、挿入ありのセックスをするのだが、それはつい三日前にしてしまった。
それも、零の体調が万全の日と決めているので調整はできない。
仕方がなく二人はお互いの陰部を触り合い、静かに達した。
「んっ…」
終わったあとは零の体調に異常がないかを確認し、部屋着に着替えて寝室で眠るゆいの両隣りに2人で眠った。
零が用意したおばけマントを着て、ゆいはぱぱにお菓子を要求する。
「わ~やめてー!お菓子あげるから~!」
そんな感じでキャッキャと戯れるゆいと圭吾を見ながら、零はふふふ、と微笑む。
零は現在第二子を妊娠中なので、ゆいの遊び相手は専ら圭吾だ。
ゆいも赤ちゃんのことはわかっているので、無理やりママと遊ぼうとすることはしない。
ただ時々、ママのお腹を触って赤ちゃんに話しかける。
「あかたーん!たしゅけて~!!」
今度は圭吾がおばけ役になったようで、ゆいはいたずらをされそうになっている。
「おかしっ!あげるから~!」
ママのお腹に顔をすりすりしながら身を隠す。
自分が見えなければ、隠れられていると思っているのだろう。
それがかわいくて、零はゆいの頭をなでなでした。
「それにしても、このかぼちゃクッキー美味しいね」
ひたすら遊んで疲れたので、今度は3人でゆっくりお菓子タイムだ。
零は普段からゆいのお菓子は手作りを心掛けているので、ハロウィンも例外はなく、手作り。
かぼちゃクッキーやかぼちゃケーキ、かぼちゃプリンまである。
さすがにこの量を作るとなると大変だが、こうして二人が美味しそうに食べてくれるので頑張れる。
「おいしっ!」
ゆいはもちもちなほっぺたを小さな手で押さえ、
「ほっぺがおちるう~」
と笑う。
「じゃあままがゆいくんのほっぺ食べちゃお~」
がぶがぶ、と効果音付きでゆいのほっぺに吸い付けば、ゆいはキャハハと笑ってくすぐったそうにした。
「圭吾さん…なんて格好させるんですか…」
ゆいが寝た後、夫婦は夜の時間を楽しむ。
と言っても楽しんでいるのは圭吾だけだが、
零は妊娠中で圭吾の欲求をあまり満たしてやれていないこともあって、いつもより抵抗なく着替えてくれた。
「かわい~…食べちゃいたい」
赤ずきんちゃんの格好をした零は、恥ずかしそうに下を向く。
圭吾はそれがかわいくて、
「零くんのかわいいお顔見せて~?」
と覗こうとする。
「もー…今日だけですよ」
零は圭吾の膝に乗って、ぎゅう、と抱きつく。
ちゅ、と小鳥のようなキスをして、しばらくいちゃいちゃは続いた。
行為はできないこともないが、あまりしすぎると身体に障る。
最近は月に一度だけ、挿入ありのセックスをするのだが、それはつい三日前にしてしまった。
それも、零の体調が万全の日と決めているので調整はできない。
仕方がなく二人はお互いの陰部を触り合い、静かに達した。
「んっ…」
終わったあとは零の体調に異常がないかを確認し、部屋着に着替えて寝室で眠るゆいの両隣りに2人で眠った。
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