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番外編、圭吾と零

エプロンの紐を解いて。

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※ 花嶺夫婦がひたすらいちゃいちゃらぶらぶしているので、苦手な方はご遠慮ください…!

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息子二人の寝かしつけを終え、そっと寝室の扉を閉めた圭吾は、洗い物を片付けていた零を背後から抱きしめた。
「わっ!ちょっと…!」
お皿落としたらどうするんですか!と顔を赤らめながら注意する零に、圭吾は
「ん~?」
と曖昧な返事をした後、その唇に触れた。
「子供達寝たから、久しぶりに…どう?」
久しぶりと言っても5日前にしたばかりであるが、この二人にとって5日は物凄く長い。
「ん…これ終わるまでもう少し待っててください…」
圭吾は大人しく言うことを聞き、零の片付けを手伝った。
零は二人分のコーヒーを入れ、それをリビングのソファー前にある低めのテーブルに置く。
「ん…ふっ…」
零はソファーに押し倒され、そのまま唇を奪われた。
しばらく濃厚なキスをし、唇が離れた後も手を握ったり零の華奢な首筋にキスの雨を降らす。
零が一旦落ち着いて、とテレビをつけたものの、盛った圭吾はいたずらを繰り返した。
「もう…本当に子供なんですから」
零の黒くて柔らかい髪の毛を触ったり、エプロンの紐を解いて服の中に手を入れたり。
たまにコーヒーを飲みながら、二人はしばらくお互いに触れ合った。
カップの底が見えると、それが合図だったとでも言うように、圭吾は部屋の電気を常夜灯に切り替えた。
ソファに座った圭吾の上に零が跨る。
先程のように服の中に手を入れ、零の感度を上げていく。
上は脱がさず、下半身だけを裸にさせ、零の陰部に触れた。
「んっ…ぁ…」
くちゅ、と静かなリビングに零のいやらしい音が響き、圭吾の興奮は最高潮に達した。
「零…もういい?」
ズボンのポケットからコンドームを取り出し、その封を開ける。
クルクルと下まで下ろすと、ゆっくり零の中に挿入した。
「んぁ…はっ…ぁ…あ…ん…」
零がゆっくりと腰を上下に動かし、
腟内を解していく。
圭吾の汗ばんだ首にしがみつき、その後何度も達した。
「あぁっ…」
圭吾の腿は零の愛液で濡れている。
行為が終わるとそれを丁寧に拭き取り、部屋の換気をして二人でシャワーをあびる。
まだ上気した零の艶かしい肌に、圭吾は何度も丁寧な口付けをする。
もう一度したくなったが、さすがに明日も仕事があるのでぐっと堪えた。
「ふふ…圭吾さん、明日もしましょうね」
それに気がついたかのように微笑む零に、圭吾の心は眠るまで飛び跳ねた。
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