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番外編、〇〇とゆい
おばあちゃんとゆい 2
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「ゆいちゃんお手伝いしてくれる?」
雅子はゆいと二人で買いに行った材料をキッチンに並べ、ゆいの服の袖を捲った。
「じゃあ、ゆいちゃんには野菜を洗ってもらおうかな」
ゆいは任されたじゃがいもとにんじんを一生懸命洗う。
じゃがいもには泥がついており、
綺麗になるのが目に見えてわかる。
「きれーい!」
ゆいはぴかぴかになったじゃがいもを雅子に手渡す。
「あら上手ね~ゆいちゃんありがとうね」
ゆいは褒められたのがうれしくて、
どんどんじゃがいもを洗っていく。
その間に雅子はじゃがいもの皮を剥き、
それを八等分に包丁で切る。
ゆいも一緒にやりたいと言ったが、零の許可をもらっていないので今回は遠慮した。
たまねぎは冷蔵庫でよく冷やしていたので目に沁みることはなく、ゆいが洗ってくれた全ての野菜を切ってボールに移す。
それを火が通りにくい順に炒め、
火が通ると大きめの鍋に移す。
「じゃあゆいちゃん、ここにお水を入れてね。
おばあちゃんがいいよって言うまでよ」
雅子は炒めた野菜と肉の入った鍋に水を入れるようゆいにお願いした。
そしてゆいが水を入れてくれた鍋をコンロにセットし、再び火をつける。
しばらくぐつぐつと煮たら、ゆいの出番だ。
「ここにチャポンってしてくれる?」
雅子はシチューのルーを割り、ゆいに手渡す。
小さなゆいを抱え、鍋が見える高さにしたら、
「えい!」
ゆいがチャポン、と鍋の中にルーを入れた。
「ありがとう、これで美味しくなるわね」
ゆいと雅子は零が起きないよう、静かに
ハイタッチをした。
雅子はゆいと二人で買いに行った材料をキッチンに並べ、ゆいの服の袖を捲った。
「じゃあ、ゆいちゃんには野菜を洗ってもらおうかな」
ゆいは任されたじゃがいもとにんじんを一生懸命洗う。
じゃがいもには泥がついており、
綺麗になるのが目に見えてわかる。
「きれーい!」
ゆいはぴかぴかになったじゃがいもを雅子に手渡す。
「あら上手ね~ゆいちゃんありがとうね」
ゆいは褒められたのがうれしくて、
どんどんじゃがいもを洗っていく。
その間に雅子はじゃがいもの皮を剥き、
それを八等分に包丁で切る。
ゆいも一緒にやりたいと言ったが、零の許可をもらっていないので今回は遠慮した。
たまねぎは冷蔵庫でよく冷やしていたので目に沁みることはなく、ゆいが洗ってくれた全ての野菜を切ってボールに移す。
それを火が通りにくい順に炒め、
火が通ると大きめの鍋に移す。
「じゃあゆいちゃん、ここにお水を入れてね。
おばあちゃんがいいよって言うまでよ」
雅子は炒めた野菜と肉の入った鍋に水を入れるようゆいにお願いした。
そしてゆいが水を入れてくれた鍋をコンロにセットし、再び火をつける。
しばらくぐつぐつと煮たら、ゆいの出番だ。
「ここにチャポンってしてくれる?」
雅子はシチューのルーを割り、ゆいに手渡す。
小さなゆいを抱え、鍋が見える高さにしたら、
「えい!」
ゆいがチャポン、と鍋の中にルーを入れた。
「ありがとう、これで美味しくなるわね」
ゆいと雅子は零が起きないよう、静かに
ハイタッチをした。
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