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番外編、圭吾と零
圭吾の卑猥な策略
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息子の唯を寝かしつけた後、零は寝室の扉をそーっと閉めた。
「唯、寝た?」
残業帰りで遅めの夕食を食べ終えた圭吾が、
お皿を洗いながら聞く。
「はい、やっと寝てくれました。
ぱぱが帰ってくるまで寝ないって言って聞かなくて…」
「それは悪いことをしたな。
そうだ、もう風呂入った?」
申し訳なさそうにする圭吾に、お仕事お疲れ様です。と労いの言葉をかける。
「いえ、今から入るところで…」
急ぎますね、それとも先に入りますか?という零の提案に、圭吾は別の提案をする。
「なら一緒に入ろうか、俺もすぐ行くから先入ってて」
え?と驚いた零を尻目に、圭吾は仕事部屋へ向かった。
ぴちゃ、と水の弾ける音が反響すると同時に、圭吾が浴室のドアを開けた。
その手には、コンドームが3個と、タオルが握られている。
「…圭吾さん」
零はこの、全ての音を反響させる空間で抱かれてしまうのか、と唾を呑む。
寝室からは離れた場所にあるが、普段シャワーを浴びる音なども聞こえてくるので、余程小さい声でないと喘げない。
となると、口を手で抑えて息を殺す必要がある。
ここは圭吾にとって最高の場所であり、
そしてこれ以上ないほど官能的な零の姿が見れる。
圭吾は軽く身体を洗い、冷たい壁に温かいお湯を数秒あて、そこに零の手をつけさせる。
零にとってはこの壁だけが支えとなる。
「ん…」
圭吾は零の綺麗な尻を揉み込むと、
はぁ、と息を吐いた。
そして零の首元に顔を埋め、ちゅ、とキスをする。
ここが零の弱い部分の一つであり、それをされると声を我慢できないということを圭吾は知っている。
「あ…だめですって…」
零のそんな言葉に、圭吾は んー?と軽くあしらう。
声が抑えられず、零は手で口を塞いだ。
「あぅ…ん…んぅ…」
零の胎に繋がる穴に指を入れ、くちゅくちゅと音を立てながら解す。
「んー…んぅ…」
圭吾は声を我慢する零がかわいくて、つい悪戯したくなってしまう。
それでも零の綺麗な身体を傷つけたくないので、
あくまで慎重に触る。
十分に解れたのを見計らい、自分の男根にコンドームを着ける。
するするとコンドームを這わせ、
焦らすように零の尻の割れ目にすりすりと擦り付ける。
「あ…はや、く…」
焦れったいのか、我慢できないと目で訴える零の姿は美しい。
可哀想なのでゆっくりと挿入すると、再び声を抑えるのに必死な零。
「んっんぅ~…や…ぁ…だめ…あっ」
パンッ、と音を立てると、零が驚いて振り向く。
「しー…だめです…!」
必死な姿が愛おしくて、目が回りそうだ。
そして、くるっと零を自分の方に向け、
抱き上げる。
「うぁっ!」
自分の声に驚いたのか、零は急いで口を押さえた。
そうすると、零は自分の性器を隠せなくなる。
これが圭吾の策略だ。
ここは風呂場で、全ての音を反響させる。
そしてそのことを知る零は、声を抑えることに必死で自分の性器を隠せない。
普段前からする時は恥ずかしいと隠されるので、
圭吾はそれを不満に思っていた。
こんなにかわいいのに、どうして隠してしまうのだ、と。
体重の軽い零は圭吾の思うように動かすことができた。
零の膝裏がら腕を回し、自分のモノが入った状態で抱えている。
零を軽く揺すると、一緒にかわいい性器も揺れる。
かわいい。そこにしか目がいかない。
しばらくゆさゆさと零を揺さぶり、溜まっていた精子を吐き出した。
零は腹を痙攣させ、必死に声を押し殺す。
「っん…ん…んっぁ…んんっ」
その後お湯の中と脱衣場で一回ずつ致し、零は疲れて気を失った。
次の日の朝、零から[一緒にお風呂禁止令]を出されることを、圭吾は知らずに眠るのだった。
「唯、寝た?」
残業帰りで遅めの夕食を食べ終えた圭吾が、
お皿を洗いながら聞く。
「はい、やっと寝てくれました。
ぱぱが帰ってくるまで寝ないって言って聞かなくて…」
「それは悪いことをしたな。
そうだ、もう風呂入った?」
申し訳なさそうにする圭吾に、お仕事お疲れ様です。と労いの言葉をかける。
「いえ、今から入るところで…」
急ぎますね、それとも先に入りますか?という零の提案に、圭吾は別の提案をする。
「なら一緒に入ろうか、俺もすぐ行くから先入ってて」
え?と驚いた零を尻目に、圭吾は仕事部屋へ向かった。
ぴちゃ、と水の弾ける音が反響すると同時に、圭吾が浴室のドアを開けた。
その手には、コンドームが3個と、タオルが握られている。
「…圭吾さん」
零はこの、全ての音を反響させる空間で抱かれてしまうのか、と唾を呑む。
寝室からは離れた場所にあるが、普段シャワーを浴びる音なども聞こえてくるので、余程小さい声でないと喘げない。
となると、口を手で抑えて息を殺す必要がある。
ここは圭吾にとって最高の場所であり、
そしてこれ以上ないほど官能的な零の姿が見れる。
圭吾は軽く身体を洗い、冷たい壁に温かいお湯を数秒あて、そこに零の手をつけさせる。
零にとってはこの壁だけが支えとなる。
「ん…」
圭吾は零の綺麗な尻を揉み込むと、
はぁ、と息を吐いた。
そして零の首元に顔を埋め、ちゅ、とキスをする。
ここが零の弱い部分の一つであり、それをされると声を我慢できないということを圭吾は知っている。
「あ…だめですって…」
零のそんな言葉に、圭吾は んー?と軽くあしらう。
声が抑えられず、零は手で口を塞いだ。
「あぅ…ん…んぅ…」
零の胎に繋がる穴に指を入れ、くちゅくちゅと音を立てながら解す。
「んー…んぅ…」
圭吾は声を我慢する零がかわいくて、つい悪戯したくなってしまう。
それでも零の綺麗な身体を傷つけたくないので、
あくまで慎重に触る。
十分に解れたのを見計らい、自分の男根にコンドームを着ける。
するするとコンドームを這わせ、
焦らすように零の尻の割れ目にすりすりと擦り付ける。
「あ…はや、く…」
焦れったいのか、我慢できないと目で訴える零の姿は美しい。
可哀想なのでゆっくりと挿入すると、再び声を抑えるのに必死な零。
「んっんぅ~…や…ぁ…だめ…あっ」
パンッ、と音を立てると、零が驚いて振り向く。
「しー…だめです…!」
必死な姿が愛おしくて、目が回りそうだ。
そして、くるっと零を自分の方に向け、
抱き上げる。
「うぁっ!」
自分の声に驚いたのか、零は急いで口を押さえた。
そうすると、零は自分の性器を隠せなくなる。
これが圭吾の策略だ。
ここは風呂場で、全ての音を反響させる。
そしてそのことを知る零は、声を抑えることに必死で自分の性器を隠せない。
普段前からする時は恥ずかしいと隠されるので、
圭吾はそれを不満に思っていた。
こんなにかわいいのに、どうして隠してしまうのだ、と。
体重の軽い零は圭吾の思うように動かすことができた。
零の膝裏がら腕を回し、自分のモノが入った状態で抱えている。
零を軽く揺すると、一緒にかわいい性器も揺れる。
かわいい。そこにしか目がいかない。
しばらくゆさゆさと零を揺さぶり、溜まっていた精子を吐き出した。
零は腹を痙攣させ、必死に声を押し殺す。
「っん…ん…んっぁ…んんっ」
その後お湯の中と脱衣場で一回ずつ致し、零は疲れて気を失った。
次の日の朝、零から[一緒にお風呂禁止令]を出されることを、圭吾は知らずに眠るのだった。
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