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番外編、圭吾と零
ぱぱとままだけど…
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※行為シーンのため、苦手な方は見ないことをお勧めします。ぬるくえっちしてます。
二人の愛息子、唯が眠っている夜中、
ぱぱとままの時間から、夫婦の時間へと変わる。
「…んっ圭吾さん…」
静かに夫の名前を呼び喘ぐ零は、まるで母親ではないかのように見える。
唯の寝ている部屋はリビングから廊下を挟んだ場所にあり、全ての部屋が防音になっているため、声が漏れる心配はない。
それでも、やはり親である以上、子どもに聞かれるわけにはいかない。
唯の様子はベビーモニターを使ってこまめに確認しているが、それでも行為に集中すればするほど、
確認する間隔は広くなる。
唯が泣くと知らせてくれるようにはなっているが、
もう二歳なので寝起きに泣くことより、
歩いてリビングまでくることが多い。
そのため、唯が家にいる間の行為は慎重かつ手短に終わらせる必要があった。
夫婦の時間を大切にするため、定期的に唯をどちらかの実家に遊びに行かせているが、
二人はまだ若く、新婚とは言えないが交際期間がないため、まだまだお盛んな時期だ。
二人は基本的にリビングのソファーにバスタオルを敷いてするか、お風呂場で立ってする、または圭吾が零を前から抱えるようにしてすることが多い。
二人は最低限のマナーとして、唯のいる空間では致さないと決めている。
なるべく離れて、行為中も唯のことをしっかりベビーモニターで見守ると決めている。
「あっ…だめ…声でちゃ…う…だめ…」
圭吾が少し激しく抽挿すると、零は声が我慢できなくなる。
近くにあったタオルを口にくわえ、くぐもった声で喘いだ。
「ぅ…ん…うぁっ」
瞬間、圭吾が零の中で達した。
それと同時に零も中を痙攣させる。
眉間に皺を寄せ、快感から逃れようと抗う。
達した後、圭吾はしばらく零の中で落ち着くのを待ち、抱きしめ、そしてたくさんのキスを降らす。
零の柔らかな髪を触ったり、
達した余韻で生理的な涙を流している零を優しく撫でた。
しばらくして零の中から自分の男性器を抜くと、
コンドームを丁寧に取り、その口を縛る。
「…いっぱい出ましたね」
零が羨ましそうに口に手を当て、圭吾の子種が入ったコンドームをうっとりと見つめた。
唯が産まれてから、行為をする時は必ずコンドームを着けている。
子を宿すまでは零の中で射精していたが、
二人目はまだ考えていない。
最初に圭吾がコンドームを着けた時、
零はそれをじっと見ていた。
初めて見る光景に、興奮より好奇心が勝ったのだろう。
僕も着けたいです、と言い出し、二回目は零が着けた。
射精した液が溜まる部分が突起になっていて、
そこを摘み、くるくると巻いている部分をゆっくりと下ろしていく。
圭吾もまた、その初めて見る光景には目を逸らさなかった。
だが零と違うのは、それが好奇心ではなく、興奮だったこと。
着けてもらった喜びで、その後圭吾は激しく零を抱いて、怒られた。
行為後は唯が産まれる前と変わらず、圭吾が零を丁寧に拭いた。
意識はあるが眠そうにしているので、白湯を飲ませ、そのまま寝巻きを着せてベットまで運ぶ。
すぅすぅとかわいい寝息を立てる息子と、
その横に眠る愛おしい妻。
圭吾はぐっと幸せを噛み締め、朝までぐっすり眠るのだった。
二人の愛息子、唯が眠っている夜中、
ぱぱとままの時間から、夫婦の時間へと変わる。
「…んっ圭吾さん…」
静かに夫の名前を呼び喘ぐ零は、まるで母親ではないかのように見える。
唯の寝ている部屋はリビングから廊下を挟んだ場所にあり、全ての部屋が防音になっているため、声が漏れる心配はない。
それでも、やはり親である以上、子どもに聞かれるわけにはいかない。
唯の様子はベビーモニターを使ってこまめに確認しているが、それでも行為に集中すればするほど、
確認する間隔は広くなる。
唯が泣くと知らせてくれるようにはなっているが、
もう二歳なので寝起きに泣くことより、
歩いてリビングまでくることが多い。
そのため、唯が家にいる間の行為は慎重かつ手短に終わらせる必要があった。
夫婦の時間を大切にするため、定期的に唯をどちらかの実家に遊びに行かせているが、
二人はまだ若く、新婚とは言えないが交際期間がないため、まだまだお盛んな時期だ。
二人は基本的にリビングのソファーにバスタオルを敷いてするか、お風呂場で立ってする、または圭吾が零を前から抱えるようにしてすることが多い。
二人は最低限のマナーとして、唯のいる空間では致さないと決めている。
なるべく離れて、行為中も唯のことをしっかりベビーモニターで見守ると決めている。
「あっ…だめ…声でちゃ…う…だめ…」
圭吾が少し激しく抽挿すると、零は声が我慢できなくなる。
近くにあったタオルを口にくわえ、くぐもった声で喘いだ。
「ぅ…ん…うぁっ」
瞬間、圭吾が零の中で達した。
それと同時に零も中を痙攣させる。
眉間に皺を寄せ、快感から逃れようと抗う。
達した後、圭吾はしばらく零の中で落ち着くのを待ち、抱きしめ、そしてたくさんのキスを降らす。
零の柔らかな髪を触ったり、
達した余韻で生理的な涙を流している零を優しく撫でた。
しばらくして零の中から自分の男性器を抜くと、
コンドームを丁寧に取り、その口を縛る。
「…いっぱい出ましたね」
零が羨ましそうに口に手を当て、圭吾の子種が入ったコンドームをうっとりと見つめた。
唯が産まれてから、行為をする時は必ずコンドームを着けている。
子を宿すまでは零の中で射精していたが、
二人目はまだ考えていない。
最初に圭吾がコンドームを着けた時、
零はそれをじっと見ていた。
初めて見る光景に、興奮より好奇心が勝ったのだろう。
僕も着けたいです、と言い出し、二回目は零が着けた。
射精した液が溜まる部分が突起になっていて、
そこを摘み、くるくると巻いている部分をゆっくりと下ろしていく。
圭吾もまた、その初めて見る光景には目を逸らさなかった。
だが零と違うのは、それが好奇心ではなく、興奮だったこと。
着けてもらった喜びで、その後圭吾は激しく零を抱いて、怒られた。
行為後は唯が産まれる前と変わらず、圭吾が零を丁寧に拭いた。
意識はあるが眠そうにしているので、白湯を飲ませ、そのまま寝巻きを着せてベットまで運ぶ。
すぅすぅとかわいい寝息を立てる息子と、
その横に眠る愛おしい妻。
圭吾はぐっと幸せを噛み締め、朝までぐっすり眠るのだった。
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