14 / 15
真実
しおりを挟む俺たちは気がつけば、画面が見えなくなるくらい、泣いていた。
瑠璃「お父さん、お父さん!」
幸人「、、、」
瑠璃「酷いこと言ってごめんなさい、私お父さんになんてことを、」
幸人「これから、俺たちで乗り越えよう。お母さんとお父さん、それに、2人のためにも。」
瑠璃「そうだね、悔やんでてもしかたないよね。私、愛奈ちゃんと優奈ちゃんのデータから2人を作り直せるか試してみる!」
幸人「ああ、俺も手伝うよ。」
こうして俺達は、もう一度あのAIを作ることにした。今度は核なんてない、ただの女の子として。
2ヶ月後
瑠璃「出来たわ!」
幸人「え、もう?!」
瑠璃「ええ、いまから起動スイッチをおすよ」
幸人「ああ!」
瑠璃が起動スイッチを押した。
AI 「プログラムを再生します。データ移行が完了しました。これより起動を開始します」
優奈「ん、んーーふぁー~よく寝たなぁーって、幸人さん!!」
愛奈「ん、ファ~、俺もよく寝たぜ、お、幸人!久しぶりだな!」
瑠璃「ふたりとも!」
優奈「あーー!いつかの泥棒猫!」
瑠璃「それは、あなたもでしょ」
優奈「えへへ、私の方が好きですから」
瑠璃「私だって負けてない!」
愛奈「お前ら久しぶりの再開なのによく喧嘩できるな」
優奈「瑠璃ちゃんだからだよ!」
幸人「まぁ、何はともあれ。2人が帰ってきてくれたんだ。おれはそれだけで幸せだ」
優奈「幸人さん!キスをしましょう!」
瑠璃「はあーー~!!ダメ!絶対に!」
愛奈「お前ら本当幸人が大好きだな。」
瑠璃「優奈ちゃんずるい!私もする!」
優奈「あーー!何するんですか!私だけの幸人さんなの!」
瑠璃「独り占めはゆるさないわよ!」
愛奈「しゃーねえな、なら俺も!」
幸人「おいおいおい!ちょっまっ」
優奈、愛奈、瑠璃「問答無用!!!」
幸人「まってくれーーーーーー!」
END
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる