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おけいこのはじまり
12 新しい学校
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あのささくれ荘の日々から変わったことが三つある。
一つは住処だ。新幹線駅に地下鉄で15分ほどの、オートロック管理人付きリモコンシャッター付きの地下駐車場付き10階南向き1LDK。
さして広くはないが、一人暮らしなら気にならない。あのささくれた狭いずぶずぶの畳敷きの一部屋に比べればはるかにいい。そういう意味でも「ささくれ荘」は貴重な経験だったといえる。「足るを知る」ことが出来たのだから。
そしてもう一つは、高校に通い始めたこと。
「御父上から電話があった。『スミレは元気でやっておりますか』と心配されていたぞ」
サキさんから諄々と諭された。
父が自分の身をそれほどまでに案じていると。
面と向かって、あるいは家政婦やマークを使ってのお小言は全然まるきり無視してきたのに、今は何故か素直に聞ける。サキさんという存在は、それほどまでにスミレを変えた。
「出来れば高校だけは卒業させてほしいと仰っておられた。
お前は兄弟姉妹の中で一番出来が良かった。それなのに、すでに社会で、御父上の事業で立派に活躍しているお兄上お姉上とどこが違うのか。それは、努力をするということを怠ってきたからだ、と。そう言っておられたぞ」
それは何度も、直接間接に言われてきた言葉だった。でも今、サキさんの口から聞くと素直に胃の腑に落ちる。自分という者がまともな人間になるには、彼との出会いが必要だったのだと改めて思う。
「お前みたいな八方破れのヤツばかりを集める学校もあるが、そこではレベルが低すぎてお前が満足できまい。だからある程度上のところにした。理事長に直接話をしておいたから編入試験を受けろ。彼にはお前の本当の素性を知らせてあるし、御父上を知っていた。しかし、そのほかの人間に対してはこれからこの名前を使え。もちろんだが学校では見せるなよ」
新しい免許証を貰った。苗字が二条から三条に変わった。名前は変わらなかった。写真は正真正銘の今の自分だ。
一条増えただけか。とは思う。
だがそれは自分にとって大きな一条かもしれない。やさぐれて無軌道だった時間に秩序と目標が与えられ、それを達成しようとする意志を植え付けてくれた。
街の中心のビル群を望む新居のダイニングで、自分で作った朝食を食べコーヒーを飲みながら、新しい免許証をしげしげ眺める。そして、三つ目の変化について、もう一度サキさんの言葉をリフレインする。
「お前に新しい課題を三つ与える。一つは、学年で一番の成績をとること。
もう一つは、車庫入れだ。たかがあんな車一つスペースに収めるのに20分もかかってるんじゃない! この地球上で自分の車を車庫入れするのにベンゴシ使う奴はお前くらいだぞ。
車幅感覚が身についてないからだ。スーパーの開店時間の前に行って練習するとか、教習所の終わった後にやらせてもらうとか、方法はいくらでもある。徹底的に練習しろ! いいな? 返事は!」
「・・・ハイ」
彼は厳しい目でスミレを睨んだ。
「三つめは、一番簡単だ。パートナーを見つけて、僕にセックスを見せること。彼氏でもセックスフレンドでも、形は何でもいい。相手とのセックスで、お前が僕に見られて激しく乱れるのを見たいんだ。お前に心底惚れた相手とが望ましい。しばらくしたらお前にプレイルームもやるからな」
「それって、この間見た別荘?」
「あれは違う。あんなところでプレイなんかできるか。そのうち買い物にも行こうな。揃えるものがいろいろあるから」
「ねえ。今日は抱いてくれないの?」
結局、あのスイートで朝まで散々責められた日から、まだ一度も抱いてもらっていなかった。
「今日は、ちょっとな。いずれたっぷり可愛がってやる。楽しみに待ってな。しっかりクリ、大きくしとけよ」
「サキさん」
「なんだ」
「どうしてサキさんはわたしにそこまでしてくれるの」
「何度も言ったろう」
サキさんはスミレの肩を抱いて優しいキスをくれた。
「おもしろいからだ。お前というヤツが」
テーブルの上のスマートフォンが鳴る。
「お迎えに上がりました」
スズキさん、イコール、ミタライさんが、マンションの前に来てくれている。
何度か、一人で登校できると言ったが、
「お嬢様の日常を観察するのも勤めのうちですので」
その度に言われる。
彼には、サキさんからベンゴシであることを教えてもらったと伝えた。
「今は運転手のスズキでございます。ミタライのことは全く関係ございません。ミタライの時は、スズキのことを全く考えないようにしております」
と彼は言った。
彼も相当な変人だと思う。
食器をシンクに放り込んで、身支度をし、赤いペディキュアを施した足に紺のソックスを穿き、部屋を出た。
校門のだいぶ手前で降ろしてもらう。
「お帰りはいつもの時間でよろしゅうございますか」
「ねえ。もう自分一人で帰れるから。ミタライさんだって、忙しいでしょ?」
「それはご心配なく。今はこれがわたくしの職務ですので。それに、今はただの運転手のスズキでございます」
「付き合い上もいろいろあるの。運転手付きの送迎されてるの知られると、いろいろ面倒な事もあるの!」
「かしこまりました。なにかお困りだったり、御用の際はいつでもスマートフォンでお呼びください」
「ごめんね、ミタライさん。いつも、ありがとう」
「スズキでございます。どういたしまして。行ってらっしゃいませ」
スミレは黒塗りの高級車を見送ると、ホッと息をついて歩き出し、同じような茶色いブレザーの群れの中に入って行った。
夏休み明けから通い出して、もう二週間になる。
席についてケースから黒縁の眼鏡を取り出す。少し遠視の気味がある。だから全くのダテではない。授業は真面目に受けた。今までのところは。
最初と二番目の学校もそうだったが、サキさんを知り、あの赤い馬を与えられてからは余計に周りの同級生たちがガキに見えて困る。だがそれは絶対に封印しなくてはならない感情だ。ここまでのサキさんやミタライさん、それに父のことを思うと、この学校だけは無事に勤め上げなければならないと思う。かつての放蕩三昧の自分とはかけ離れた思いを持っていることに我ながら驚いてしまうが。でも、それが今の正直な気持ちだ。
最初の実力テストでスミレは二百人中十五位の成績を収めることが出来た。第一の課題の達成はそれほど困難では無さそうだった。
第二は、学校に関係ない。
問題は、第三だ。
「サンジョウレイコです。最近、越してきました。運転手をしている祖父と二人暮らしです。こちらは初めてでわからないことも多いですが、どうぞよろしくお願いします」
最初のホームルームで転校生として紹介されたとき、こんな風に挨拶した。こう言っておけば万が一ミタライさんの車に乗っているところを見られても平気だ。
笑顔を心掛けた。今までそれがなさ過ぎて失敗しているからだ。別に好かれる必要はないが、無難に過ごしたかった。少なくとも一番になり、パートナーを見つけるまでは、なんとか耐えたいと思う。
まず最初は同級生や同じ学校を物色し、見つからなければ徐々に範囲を広げて行こうと計画した。ハードルが高いのは承知している。何しろ、セックスだけでなく、それをサキさんに見せなくてはならないのだ。それを承知してくれるコとなると、校内では望み薄だろうと思ってはいた。ネットで募った方が楽だろう。学校では、止めた方がいいかもしれない。そんなことを考えつつ、この二週間を過ごした。スミレがそんなことを考えているとは露ほども思わないであろう、お喋り仲間もできた。
パートナーについてはクラスの中に一人だけ有望株はいた。
外見は私立の進学校にありがちなボンボンっぽいところがあるが、中身は少し違う。何となくアウトローっぽい、なれ合いを拒絶する風なところが気にいった。
だけど自分から「彼女いるの」などと露骨なアプローチはせず、彼から声がかかるように演出した。そんなことはスミレにとって朝飯前だった。
彼の前でノートを落としたり、彼の現れるころに昇降口で考え事の真似をしてみたり、ブレザーの肩に着いた糸くずを取ってあげてすぐに「じゃあね」と言って立ち去ったり、放課後、周囲に他に誰もいないのを確認してから「ねえ、ナカジマ君。現国得意だよね。ここってどういう意味なの」と質問してみたりを繰り返していると、一週間ぐらいで声を掛けてきた。硬派を気取っているくせに、チラチラ上目遣いでスミレの反応を見るのがかわいいと思ってしまう。
「サンジョーってさ、映画とか観るひと?」
「ウン。見るよ、フツーに」
「どういうのが好きなの」
好きなジャンル、言ってみろよ。そんな風に吐き捨てるような、ワザと乱暴な物言いの訊き方が、ますますかわいいと思ってしまう。
「ホラーとか、かな。あと、アクション」
「恋愛ものとか、キョーミないか」
「ううん。観るよ」
「明日、行かないか。チケットもらったんだ」
精いっぱい勇気を振り絞っている風情が、また、堪らない。
「いいよ」
彼とLINEを交換することに、成功した。
一つは住処だ。新幹線駅に地下鉄で15分ほどの、オートロック管理人付きリモコンシャッター付きの地下駐車場付き10階南向き1LDK。
さして広くはないが、一人暮らしなら気にならない。あのささくれた狭いずぶずぶの畳敷きの一部屋に比べればはるかにいい。そういう意味でも「ささくれ荘」は貴重な経験だったといえる。「足るを知る」ことが出来たのだから。
そしてもう一つは、高校に通い始めたこと。
「御父上から電話があった。『スミレは元気でやっておりますか』と心配されていたぞ」
サキさんから諄々と諭された。
父が自分の身をそれほどまでに案じていると。
面と向かって、あるいは家政婦やマークを使ってのお小言は全然まるきり無視してきたのに、今は何故か素直に聞ける。サキさんという存在は、それほどまでにスミレを変えた。
「出来れば高校だけは卒業させてほしいと仰っておられた。
お前は兄弟姉妹の中で一番出来が良かった。それなのに、すでに社会で、御父上の事業で立派に活躍しているお兄上お姉上とどこが違うのか。それは、努力をするということを怠ってきたからだ、と。そう言っておられたぞ」
それは何度も、直接間接に言われてきた言葉だった。でも今、サキさんの口から聞くと素直に胃の腑に落ちる。自分という者がまともな人間になるには、彼との出会いが必要だったのだと改めて思う。
「お前みたいな八方破れのヤツばかりを集める学校もあるが、そこではレベルが低すぎてお前が満足できまい。だからある程度上のところにした。理事長に直接話をしておいたから編入試験を受けろ。彼にはお前の本当の素性を知らせてあるし、御父上を知っていた。しかし、そのほかの人間に対してはこれからこの名前を使え。もちろんだが学校では見せるなよ」
新しい免許証を貰った。苗字が二条から三条に変わった。名前は変わらなかった。写真は正真正銘の今の自分だ。
一条増えただけか。とは思う。
だがそれは自分にとって大きな一条かもしれない。やさぐれて無軌道だった時間に秩序と目標が与えられ、それを達成しようとする意志を植え付けてくれた。
街の中心のビル群を望む新居のダイニングで、自分で作った朝食を食べコーヒーを飲みながら、新しい免許証をしげしげ眺める。そして、三つ目の変化について、もう一度サキさんの言葉をリフレインする。
「お前に新しい課題を三つ与える。一つは、学年で一番の成績をとること。
もう一つは、車庫入れだ。たかがあんな車一つスペースに収めるのに20分もかかってるんじゃない! この地球上で自分の車を車庫入れするのにベンゴシ使う奴はお前くらいだぞ。
車幅感覚が身についてないからだ。スーパーの開店時間の前に行って練習するとか、教習所の終わった後にやらせてもらうとか、方法はいくらでもある。徹底的に練習しろ! いいな? 返事は!」
「・・・ハイ」
彼は厳しい目でスミレを睨んだ。
「三つめは、一番簡単だ。パートナーを見つけて、僕にセックスを見せること。彼氏でもセックスフレンドでも、形は何でもいい。相手とのセックスで、お前が僕に見られて激しく乱れるのを見たいんだ。お前に心底惚れた相手とが望ましい。しばらくしたらお前にプレイルームもやるからな」
「それって、この間見た別荘?」
「あれは違う。あんなところでプレイなんかできるか。そのうち買い物にも行こうな。揃えるものがいろいろあるから」
「ねえ。今日は抱いてくれないの?」
結局、あのスイートで朝まで散々責められた日から、まだ一度も抱いてもらっていなかった。
「今日は、ちょっとな。いずれたっぷり可愛がってやる。楽しみに待ってな。しっかりクリ、大きくしとけよ」
「サキさん」
「なんだ」
「どうしてサキさんはわたしにそこまでしてくれるの」
「何度も言ったろう」
サキさんはスミレの肩を抱いて優しいキスをくれた。
「おもしろいからだ。お前というヤツが」
テーブルの上のスマートフォンが鳴る。
「お迎えに上がりました」
スズキさん、イコール、ミタライさんが、マンションの前に来てくれている。
何度か、一人で登校できると言ったが、
「お嬢様の日常を観察するのも勤めのうちですので」
その度に言われる。
彼には、サキさんからベンゴシであることを教えてもらったと伝えた。
「今は運転手のスズキでございます。ミタライのことは全く関係ございません。ミタライの時は、スズキのことを全く考えないようにしております」
と彼は言った。
彼も相当な変人だと思う。
食器をシンクに放り込んで、身支度をし、赤いペディキュアを施した足に紺のソックスを穿き、部屋を出た。
校門のだいぶ手前で降ろしてもらう。
「お帰りはいつもの時間でよろしゅうございますか」
「ねえ。もう自分一人で帰れるから。ミタライさんだって、忙しいでしょ?」
「それはご心配なく。今はこれがわたくしの職務ですので。それに、今はただの運転手のスズキでございます」
「付き合い上もいろいろあるの。運転手付きの送迎されてるの知られると、いろいろ面倒な事もあるの!」
「かしこまりました。なにかお困りだったり、御用の際はいつでもスマートフォンでお呼びください」
「ごめんね、ミタライさん。いつも、ありがとう」
「スズキでございます。どういたしまして。行ってらっしゃいませ」
スミレは黒塗りの高級車を見送ると、ホッと息をついて歩き出し、同じような茶色いブレザーの群れの中に入って行った。
夏休み明けから通い出して、もう二週間になる。
席についてケースから黒縁の眼鏡を取り出す。少し遠視の気味がある。だから全くのダテではない。授業は真面目に受けた。今までのところは。
最初と二番目の学校もそうだったが、サキさんを知り、あの赤い馬を与えられてからは余計に周りの同級生たちがガキに見えて困る。だがそれは絶対に封印しなくてはならない感情だ。ここまでのサキさんやミタライさん、それに父のことを思うと、この学校だけは無事に勤め上げなければならないと思う。かつての放蕩三昧の自分とはかけ離れた思いを持っていることに我ながら驚いてしまうが。でも、それが今の正直な気持ちだ。
最初の実力テストでスミレは二百人中十五位の成績を収めることが出来た。第一の課題の達成はそれほど困難では無さそうだった。
第二は、学校に関係ない。
問題は、第三だ。
「サンジョウレイコです。最近、越してきました。運転手をしている祖父と二人暮らしです。こちらは初めてでわからないことも多いですが、どうぞよろしくお願いします」
最初のホームルームで転校生として紹介されたとき、こんな風に挨拶した。こう言っておけば万が一ミタライさんの車に乗っているところを見られても平気だ。
笑顔を心掛けた。今までそれがなさ過ぎて失敗しているからだ。別に好かれる必要はないが、無難に過ごしたかった。少なくとも一番になり、パートナーを見つけるまでは、なんとか耐えたいと思う。
まず最初は同級生や同じ学校を物色し、見つからなければ徐々に範囲を広げて行こうと計画した。ハードルが高いのは承知している。何しろ、セックスだけでなく、それをサキさんに見せなくてはならないのだ。それを承知してくれるコとなると、校内では望み薄だろうと思ってはいた。ネットで募った方が楽だろう。学校では、止めた方がいいかもしれない。そんなことを考えつつ、この二週間を過ごした。スミレがそんなことを考えているとは露ほども思わないであろう、お喋り仲間もできた。
パートナーについてはクラスの中に一人だけ有望株はいた。
外見は私立の進学校にありがちなボンボンっぽいところがあるが、中身は少し違う。何となくアウトローっぽい、なれ合いを拒絶する風なところが気にいった。
だけど自分から「彼女いるの」などと露骨なアプローチはせず、彼から声がかかるように演出した。そんなことはスミレにとって朝飯前だった。
彼の前でノートを落としたり、彼の現れるころに昇降口で考え事の真似をしてみたり、ブレザーの肩に着いた糸くずを取ってあげてすぐに「じゃあね」と言って立ち去ったり、放課後、周囲に他に誰もいないのを確認してから「ねえ、ナカジマ君。現国得意だよね。ここってどういう意味なの」と質問してみたりを繰り返していると、一週間ぐらいで声を掛けてきた。硬派を気取っているくせに、チラチラ上目遣いでスミレの反応を見るのがかわいいと思ってしまう。
「サンジョーってさ、映画とか観るひと?」
「ウン。見るよ、フツーに」
「どういうのが好きなの」
好きなジャンル、言ってみろよ。そんな風に吐き捨てるような、ワザと乱暴な物言いの訊き方が、ますますかわいいと思ってしまう。
「ホラーとか、かな。あと、アクション」
「恋愛ものとか、キョーミないか」
「ううん。観るよ」
「明日、行かないか。チケットもらったんだ」
精いっぱい勇気を振り絞っている風情が、また、堪らない。
「いいよ」
彼とLINEを交換することに、成功した。
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