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それからほどなくして遼ちゃんは昇進して課長になった。わたしは彼の後を襲い組織改編によって係から変わったチームのリーダーになった。お互いにそれまでよりもさらに忙しくなり会いにくくなるかと思われたが杞憂だった。
連絡に電話やメールはあまり使わなかった。
広告の会社だからクリエイティブという部署がある。広告企画はそこで作られるわけだが、TV、ラジオ、ネットのCM、SP、イベントのアイディアなどを企画立案できるチャンスが社員全員に与えられていた。各部の課長に提出し、採用されれば金一封。採用数が多ければボーナスに反映した。だから全社員がこぞって応募した。それを利用したりもした。
ワザと下らない企画を書く。遼ちゃんが机に居る時を見計らって出す。遼ちゃんが余白にコメントを加えて返してくる。こそこそしない。堂々とわたしの机に置く。短い文章のあちこちに数字が入っている。順番につなぎ合わせると待ち合わせの時間になる。数字がなく泣いているアライグマのイラストが描いてあれば「今日はNG」となる。
「課長、どうして片桐TLの書類にだけタヌキのマンガ描くんですか」
どの会社にも小煩く目聡い女性社員はいるものだ。他人への僻みを糧にして日々を生きている人種。因みに画が下手過ぎて彼女にはタヌキにしか見えなかったらしい。
「片桐がタヌキに似てるからなんだが。良ければ君にも描いてあげようか。君はカバがいいかな。それともブタかね」
あちこちから失笑が湧き、彼女は顔を赤くして退散した。
そのうちにあまりにも面倒になり、自然に普通の電話メモの体裁をとるようになった。相手先を適当にでっち上げ、「TEL下さい」の下の電話番号の末尾四桁が待ち合わせ時間を、その上の一桁があらかじめ決めておいた待ち合わせ場所の暗号になっていた。例えば、
「連絡お待ちしております。〇九〇-×××六-二一三〇」とあれば、
「九時三〇分ぐらいに終了予定。いつものカフェで待ってて」という具合。
そんなゲーム感覚の情事は楽しかった。
大学時代のわたしは「安い女」だった。
「今日、やれる?」
「いいよ」
彼らは大抵わたしのアパートに来たり自分の部屋に連れ込んだ。後は皆一様に服を脱ぎ脱がされてやることだけやって終わり。誰とでも、というわけではなかったが、嫌な奴でなければ寝た。一晩だけの奴もいたし、同時進行したやつもいた。
だが。
遼ちゃんとの夜はそれまでの男たちとのそれとはまったく違った。大人の情事。とにかくズルくて憎らしかった。燃え上がるだけ燃え上がらせておいて散々にジラして楽しむのだ。やられるほうはたまったものではなかった。毎回必ず最後の一言を言わされた。
「もう、入れて」
「何を」
言わないと絶対に入れてくれなかった。
初めは週一度ほどのペースだったが、半年たたないうちに二度になり、一年もするとウィークデーの隔日で会うようになっていた。わたしの身体はみるみる開発されてゆき、ついには声を聴いただけで濡れるようになってしまった。
これには困った。いつも夜用のナプキンと替えのパンツを多めに携行しなければならなかった。短い時間にそういう女にされてしまった。
いや、違う。
わたしは自ら望んでそういう女になった。
遼ちゃんの喜ぶことはなんだってした。喜んでもらうことが生き甲斐になっていた。それほどまでに遼ちゃんにのめり込み、結局、のめり込むことが遼ちゃんを追い詰め、二人の破局を招いた。
一分でも一秒でも長く遼ちゃんと一緒に居たかった。彼のムスコさんをわたしの中にとどめておきたかった。それだけで十分満足した。ところが彼はわたしを「恋人」とすることに拘った。楽しい遊園地。美しい行楽地。素敵なレストラン。お洒落なバー。そんなシチュエーションでわたしとの「愛」を育もうとしてくれた。
要するにわたしたちは、恋人が欲しかった男とセックスの相手が欲しかった女、だったのだ。
わたしたちは徐々に擦れ違いを感じていたが、お互いに、それに気が付かないふりをしていた。
いつものように彼に奉仕するため裸で彼の股間に跪いていたときだった。
途中で遼ちゃんは強引にわたしのお尻を掴み股間に顔を埋めた。あまりな快感にすぐに音を上げた。
「そんなにしたら出来なくなっちゃうよ」
彼の愛撫が止まった。それはそれで寂しかったからわたしは奉仕を再開し彼が再開するのを待った。すると今度はすすり泣きが聞こえて来た。
びっくりして降りようとしたが、彼はわたしのお尻を掴んで離さなかった。
「どうしたの」
「ちくしょお」と彼は言った。ムスコさんを過去最大級にビンビンにしたまま、泣いていた。
「女房としようとしても、勃たなくなった。それなのに会社じゃあ、お前を見てるだけで勃つ。仕方ないから、お前のケツを思い浮かべながら、女房とするんだ。それでなんとかできるんだ」
普通の女がセックスの最中にパートナーからこんな事を言われたらどうするのだろうか。怒って帰ってしまうだろうか。泣き出すだろうか。彼を慰めるだろうか。自分が勝ったと、喜ぶのだろうか。
わたしはそのいずれでもなかった。目の前に元気いっぱいのムスコさんがある。それだけだった。
した後に猛烈な罪悪感が襲った。だから翌日に辞表を書いた。もう同じ職場にはいられない。そう思った。
遼ちゃんは辞表を受け取るとわたしを会議室に誘った。
入るなり、抱きしめられた。
そして目の前でわたしの一晩かけた力作をびりびりに破いて出て行った。
それが二人の最後になった。
「わたし、今でも遼ちゃんが好き。まだ愛してる、と思う」
わたしはスマホに訴えた。
「でも遼ちゃんのために別れたんだからね。あんないい奥さんと可愛い娘さん悲しませたくないから。遼ちゃんも苦しむから。そんな遼ちゃん見たくないから。だから、別れたんだからね」
「俺だって・・・、俺だってなあ・・・」
「もういいよ。わかってるから」
「わかってねえよ! お前こそ、わかってねえんだよ!」
「わかってる」
わたしはビルの陰に入り、壁に背を持たせる。
「いつも遼ちゃんの気持ち、感じながら仕事してる。遼ちゃんが大切だから、それでも耐えられるんだよ。だって遼ちゃんはわたしを一人前の営業にしてくれた。そして、本当の女にしてくれた。運命の人だもん。恋愛のいいことも辛いことも悲しいことも嬉しいことも全部遼ちゃんが教えてくれた。もし、それがなかったら、今のわたし、いないよ。感謝してる」
「お前、今このビルの裏側か」
「そう。私たち、ビルを挟んで背中合わせになってる」
「こんなもん挟まなけりゃあまともに話も出来ないんだな、俺たち」
「だって、別れたんだから」
「なあ」
「ん?」
「俺たち、やり直せないか」
「やめてよ」
「俺も、お前と一緒に仕事してお前と付き合ってた時が一番だったんだ。お前と別れてからそれに気付いた」
「・・・」
「ウチのには感謝してるし、娘も可愛いさ。だけど、なんかが足りないんだ。渇くんだよ」
「遼ちゃん・・・」
「俺、そのうち会社辞める」
「・・・どうするの」
「大学の友達から一緒にやらんかって誘われてる。東南アジアで商社やるんだ」
「じゃあ、奥さんと娘さんは」
「近々そいつと一緒に現地に行って下準備に入るんだ。立ち上げて、そうだな、二年で結果出す。女房にはそろそろ話をしようかって思ってる。すぐには無理だが、なんとかなる。そしたら・・・」
「ゴメン。その先、聞きたくない」
「俺と一緒に来ないか。いや、来て欲しい。俺、仕事でも人生でも、もう一度お前と組みたいんだ」
「そんな・・・。ズルいよ、遼ちゃん」
「悪かった。俺がはっきりしなかったからお前を苦しめちまったんだ。でも、一緒に来てくれるなら、必ずお前を幸せにする。お前だってそうじゃないのか。そうしたいんじゃないのか、今も」
「ゴメン。もう無理。少なくても今は無理。月曜日に笑顔で遼ちゃん、課長と話したいから、もう切るね」
「佳苗。俺、諦めないぞ。お前を愛してるから!」
遼ちゃんのバカ!
地下鉄への階段を他人に涙を見られないように下りるのはちと面倒だと思った。階段を昇るならよかったんだが、生憎、地下鉄は、地下にある。
連絡に電話やメールはあまり使わなかった。
広告の会社だからクリエイティブという部署がある。広告企画はそこで作られるわけだが、TV、ラジオ、ネットのCM、SP、イベントのアイディアなどを企画立案できるチャンスが社員全員に与えられていた。各部の課長に提出し、採用されれば金一封。採用数が多ければボーナスに反映した。だから全社員がこぞって応募した。それを利用したりもした。
ワザと下らない企画を書く。遼ちゃんが机に居る時を見計らって出す。遼ちゃんが余白にコメントを加えて返してくる。こそこそしない。堂々とわたしの机に置く。短い文章のあちこちに数字が入っている。順番につなぎ合わせると待ち合わせの時間になる。数字がなく泣いているアライグマのイラストが描いてあれば「今日はNG」となる。
「課長、どうして片桐TLの書類にだけタヌキのマンガ描くんですか」
どの会社にも小煩く目聡い女性社員はいるものだ。他人への僻みを糧にして日々を生きている人種。因みに画が下手過ぎて彼女にはタヌキにしか見えなかったらしい。
「片桐がタヌキに似てるからなんだが。良ければ君にも描いてあげようか。君はカバがいいかな。それともブタかね」
あちこちから失笑が湧き、彼女は顔を赤くして退散した。
そのうちにあまりにも面倒になり、自然に普通の電話メモの体裁をとるようになった。相手先を適当にでっち上げ、「TEL下さい」の下の電話番号の末尾四桁が待ち合わせ時間を、その上の一桁があらかじめ決めておいた待ち合わせ場所の暗号になっていた。例えば、
「連絡お待ちしております。〇九〇-×××六-二一三〇」とあれば、
「九時三〇分ぐらいに終了予定。いつものカフェで待ってて」という具合。
そんなゲーム感覚の情事は楽しかった。
大学時代のわたしは「安い女」だった。
「今日、やれる?」
「いいよ」
彼らは大抵わたしのアパートに来たり自分の部屋に連れ込んだ。後は皆一様に服を脱ぎ脱がされてやることだけやって終わり。誰とでも、というわけではなかったが、嫌な奴でなければ寝た。一晩だけの奴もいたし、同時進行したやつもいた。
だが。
遼ちゃんとの夜はそれまでの男たちとのそれとはまったく違った。大人の情事。とにかくズルくて憎らしかった。燃え上がるだけ燃え上がらせておいて散々にジラして楽しむのだ。やられるほうはたまったものではなかった。毎回必ず最後の一言を言わされた。
「もう、入れて」
「何を」
言わないと絶対に入れてくれなかった。
初めは週一度ほどのペースだったが、半年たたないうちに二度になり、一年もするとウィークデーの隔日で会うようになっていた。わたしの身体はみるみる開発されてゆき、ついには声を聴いただけで濡れるようになってしまった。
これには困った。いつも夜用のナプキンと替えのパンツを多めに携行しなければならなかった。短い時間にそういう女にされてしまった。
いや、違う。
わたしは自ら望んでそういう女になった。
遼ちゃんの喜ぶことはなんだってした。喜んでもらうことが生き甲斐になっていた。それほどまでに遼ちゃんにのめり込み、結局、のめり込むことが遼ちゃんを追い詰め、二人の破局を招いた。
一分でも一秒でも長く遼ちゃんと一緒に居たかった。彼のムスコさんをわたしの中にとどめておきたかった。それだけで十分満足した。ところが彼はわたしを「恋人」とすることに拘った。楽しい遊園地。美しい行楽地。素敵なレストラン。お洒落なバー。そんなシチュエーションでわたしとの「愛」を育もうとしてくれた。
要するにわたしたちは、恋人が欲しかった男とセックスの相手が欲しかった女、だったのだ。
わたしたちは徐々に擦れ違いを感じていたが、お互いに、それに気が付かないふりをしていた。
いつものように彼に奉仕するため裸で彼の股間に跪いていたときだった。
途中で遼ちゃんは強引にわたしのお尻を掴み股間に顔を埋めた。あまりな快感にすぐに音を上げた。
「そんなにしたら出来なくなっちゃうよ」
彼の愛撫が止まった。それはそれで寂しかったからわたしは奉仕を再開し彼が再開するのを待った。すると今度はすすり泣きが聞こえて来た。
びっくりして降りようとしたが、彼はわたしのお尻を掴んで離さなかった。
「どうしたの」
「ちくしょお」と彼は言った。ムスコさんを過去最大級にビンビンにしたまま、泣いていた。
「女房としようとしても、勃たなくなった。それなのに会社じゃあ、お前を見てるだけで勃つ。仕方ないから、お前のケツを思い浮かべながら、女房とするんだ。それでなんとかできるんだ」
普通の女がセックスの最中にパートナーからこんな事を言われたらどうするのだろうか。怒って帰ってしまうだろうか。泣き出すだろうか。彼を慰めるだろうか。自分が勝ったと、喜ぶのだろうか。
わたしはそのいずれでもなかった。目の前に元気いっぱいのムスコさんがある。それだけだった。
した後に猛烈な罪悪感が襲った。だから翌日に辞表を書いた。もう同じ職場にはいられない。そう思った。
遼ちゃんは辞表を受け取るとわたしを会議室に誘った。
入るなり、抱きしめられた。
そして目の前でわたしの一晩かけた力作をびりびりに破いて出て行った。
それが二人の最後になった。
「わたし、今でも遼ちゃんが好き。まだ愛してる、と思う」
わたしはスマホに訴えた。
「でも遼ちゃんのために別れたんだからね。あんないい奥さんと可愛い娘さん悲しませたくないから。遼ちゃんも苦しむから。そんな遼ちゃん見たくないから。だから、別れたんだからね」
「俺だって・・・、俺だってなあ・・・」
「もういいよ。わかってるから」
「わかってねえよ! お前こそ、わかってねえんだよ!」
「わかってる」
わたしはビルの陰に入り、壁に背を持たせる。
「いつも遼ちゃんの気持ち、感じながら仕事してる。遼ちゃんが大切だから、それでも耐えられるんだよ。だって遼ちゃんはわたしを一人前の営業にしてくれた。そして、本当の女にしてくれた。運命の人だもん。恋愛のいいことも辛いことも悲しいことも嬉しいことも全部遼ちゃんが教えてくれた。もし、それがなかったら、今のわたし、いないよ。感謝してる」
「お前、今このビルの裏側か」
「そう。私たち、ビルを挟んで背中合わせになってる」
「こんなもん挟まなけりゃあまともに話も出来ないんだな、俺たち」
「だって、別れたんだから」
「なあ」
「ん?」
「俺たち、やり直せないか」
「やめてよ」
「俺も、お前と一緒に仕事してお前と付き合ってた時が一番だったんだ。お前と別れてからそれに気付いた」
「・・・」
「ウチのには感謝してるし、娘も可愛いさ。だけど、なんかが足りないんだ。渇くんだよ」
「遼ちゃん・・・」
「俺、そのうち会社辞める」
「・・・どうするの」
「大学の友達から一緒にやらんかって誘われてる。東南アジアで商社やるんだ」
「じゃあ、奥さんと娘さんは」
「近々そいつと一緒に現地に行って下準備に入るんだ。立ち上げて、そうだな、二年で結果出す。女房にはそろそろ話をしようかって思ってる。すぐには無理だが、なんとかなる。そしたら・・・」
「ゴメン。その先、聞きたくない」
「俺と一緒に来ないか。いや、来て欲しい。俺、仕事でも人生でも、もう一度お前と組みたいんだ」
「そんな・・・。ズルいよ、遼ちゃん」
「悪かった。俺がはっきりしなかったからお前を苦しめちまったんだ。でも、一緒に来てくれるなら、必ずお前を幸せにする。お前だってそうじゃないのか。そうしたいんじゃないのか、今も」
「ゴメン。もう無理。少なくても今は無理。月曜日に笑顔で遼ちゃん、課長と話したいから、もう切るね」
「佳苗。俺、諦めないぞ。お前を愛してるから!」
遼ちゃんのバカ!
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