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第三夜 あなたを昂らせたい
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「悪いけど、今日も少し遅くなるから」
午前中だけ出社の日、紗和にはそう、ウソをついた。
会社を出て少し遅めの昼食を摂り、図書館で時間を潰して、まだ少し時間が早いかとは思いつつ、あの店に行った。
「いらっしゃいませ」
たたずまいは変わらなかったが、カウンターの中のバーテンダーが女性だった。先日の男性と同じいで立ち。ショートボブの似合う妙齢の美人。紗和とは違い、少し欧州人の地が入っているのではと思わせるような鼻筋の通った麗人。
黙って席に着くと、無言で先日賞味したと同じ、スタンダードのダブルのオンザロックが出て来た。譲治はこういうところに素直に感動するタイプだった。
「やあ。きっとまたいらっしゃると思っていましたよ」
これもやはり薄暗いカウンターの奥から、あの夜言葉を交わした老紳士が声を掛けて来た。
私ならお力になれるかも知れません。もちろん、結論は今すぐでなくても結構です。
あの夜、この老紳士にもらった言葉。
それに縋るようにやってきた譲治は、彼の存在に安堵した。
譲治は彼に向き直った。
「先日お申し出いただいた件なのですが・・・」
「・・・よほど、お困りでいらっしゃるのですね」
彼は席を立って先日と同じ、一つ空けた隣の席へ移って来た。
譲治は逸る気持ちを抑えかねてロックグラスを勢いよく煽り、切り出した。
「あなたのお察しの通り、私の懸念は家庭の問題です。夫婦の、問題なのです」
ふむ。というように彼は頷いた。
「夫婦の生活が、行き詰ってまして・・・」
「・・・やはり、左様ですか」
と、彼は言った。
「あなたは、その原因を把握していらっしゃるのですか」
譲治は黙った。
「わからない。あるいは、口に出せない。そのいずれかでしょうね。では、質問を変えましょう。あなたは、その原因があなたと奥様、そのどちらにあるとお思いですか」
「それは・・・」
言い出しかけて、またも譲治は口を噤んだ。
「わかりました」
老紳士は穏やかに微笑み、カウンターの中の女性に目配せした。
「では、一つひとつ、確かめてゆきましょう」
彼の傍らに、美形のバーテンダーが立った。ベストの下にはタイトなスカートを穿き、黒いストッキングをつけている。その女性が譲治に向き直った。老紳士が彼女の尻をポンと叩いたので少し驚いたが、それが合図だったのか、彼女が目の前でスカートをたくし上げ始めたから、もっと驚いた。
彼女は譲治から視線を逸らすことなく、無言で左右交互にたくし上げていった。すると黒いストッキングの上端が赤い縁取りになっているのが見えて来た。挟んでそれを吊っている金属の留め具も。ガーターベルトで留めるタイプのそれを、譲治は初めて見た。
唖然として口を利けずにいる譲治をよそに、女性はさらに裾をたくし上げ、いきなり彼女の濃い陰毛に包まれたそこが露出した。彼女は下着を着けていなかった。ストッキングのせいで股間の淫靡さが強調されているように見えた。
譲治は思わず女性と老紳士を見やった。
すると女性はそのままくるりと後ろを向き、豊かに張り出した尻を向けた。間に置かれたスツールを除け、そのまま老紳士の下半身に手を添え、彼の衣服を開いてそれを露にした。照明は暗かったが、女性のその秘部がすでにヌメヌメと鈍い光を帯びて濡れ光っているのははっきりと見えた。
その尻をさらに突き出し、女性は老紳士のものを盛大な水音を立てて口で愛撫し始めた。
これは関わってはいけないものだ。
我を取り戻した譲治は腰を浮かし、代金を支払おうと内ポケットに手を入れた。
「御覧なさい。彼女はあなたに見て欲しがっていますよ」
女性は紗和よりもはるかに豊かな尻をモジモジさせると、股間の黒い茂みからきれいにエナメルされた美しい指先を突き出させ、そのフードに覆われた核を弄り始めた。
と、老紳士がスツールの角度を少し変えた。女性はそれに合わせてほぼ一歩分、右にステップした。今まで彼女の背中越しで見えなかった、老紳士を口で悦ばせる様を譲治は目にした。それは「老」をつけて呼ぶ歳の男性に似つかわしくないほど逞しい逸物で、少なくとも譲治よりはるかに立派と言えた。暗い照明に深い陰影をつけられたそれは血管が浮き上がってゴツゴツしており、女性の唾液に濡れ光り赤黒くさえ見えた。彼女の魅力的な唇からはその股間からと同様に唾液があとから流れ出し、それをイヤらしく舐め、しゃぶり、赤いチロチロそよぐ舌が唇から飛び出しては塗した唾液を舐めとっていた。そして大きく咥えこんだかと思うと、それを驚くほど深く飲み込み、見ている方が苦しさを覚えるほどに耐えていた。
「むぐあ、おぐ、ん、あぐっ、んむ、んうむ、あがう・・・」
自らこねくり回しているクリトリスの快感に耐えているのだろう。そのあまりにも淫靡すぎる光景に眩暈がしそうだった。
「よければ、お使いになりませんか。彼女もそれを望んでいますよ。キョーコ。お前からもお願いしなさい。欲しいのだろう?」
ぷはあっ・・・。
老紳士の逸物を吐き出した、キョーコと呼ばれた女は、淫らがましい目つきをして譲治を見つめると、乱れた髪をそのままに、彼の指示をことばにした。
「お客様。よろしければ、キョーコのイヤらしいオ●ンコをお使いください。・・・できれば、すぐに。ああ、もう、待ちきれません」
「こう申しております。出来れば使ってやってください」
様々な疑念が頭の中で渦を巻いたが、彼に言われて気づいた。久しく昂りを忘れていた自分のモノが憤り立っていたのだ。それを知り、そんな些末なことはどうでもよくなってしまった。昂奮していた。紗和に迫られても勃起しなかったそれが痛いほど怒張していた。
トラウザーズのベルトをもどかし気に外し、下着を下ろした。そのままキョーコという女性の尻を掴み、あてがい、トロトロに熟した淫裂に挿しいれた。紗和以外の女性のそこに触れたのは何度かある。だが、結婚して以来は、初めてのことだった。その肉の壺は譲治のモノを収めるや壺全体で包み込み、入り口と中ほどと奥の三段階で締めつけて来た。無数の襞がまるでそれぞれ違う生き物のように蠢き刺激して来るのだった。
再び彼の逸物を口に含み頭を上下させていたキョーコは顔を上げ、背後の譲治を顧みて言った。
「はあ・・・。ああ、もっと、もっと突いてくださいっ! わたしのオ●ンコをグチョグチョに犯して下さいっ!」
忘れていたた昂奮。譲治は夢中で腰を振った。途中何度か老紳士の冷たく光る視線を浴びたが少しも意に介さなかった。黙々とその性愛行為に没頭した。その行為が、後に彼と愛する妻にどのような結果をもたらすかを知れば、彼も躊躇したに違いない、その淫らな行為を延々と続け、そして何か月かぶりに昂まりを感じた。
「中に、中に下さいああっ! 出してっ! 出してっ!」
「どうぞ、中に出してやってください。処置しておりますので、大丈夫です」
譲治の昂奮をよそに、彼女の激しい口淫奉仕にも動ぜず、彼は落ち着いた物腰を崩さなかった。
彼女の叫ぶような哀願を受け、彼女の中に放った。それは幾度も込み上げ、大量に注ぎ込んだ彼の樹液が剛直の周りからあふれ出て、ぴくぴくと痙攣する女性の白い内股を流れ落ちて行った。
彼女の豊かな尻を鷲掴みし、彼女の中に何度も放出しながら、久しぶりの爽快感と解放感に浸った。
「キョーコは、先日カウンターの中にいた男の妻なのです。二人とも、私が世話をしている者です。これが私の道楽でしてね」
老紳士の声を聴き、譲治は我に帰り彼女から離れた。物足りなそうに尻を揺すり、自ら愛液と精液でぐちゅぐちゅの股間を弄ろうと、再び快感に崩れようとするキョーコの尻を彼は平手で思いきり叩いた。
パァーン!
「はあうっ!・・・」
すると女は除けたスツールに両手をつき、彼の方に尻を向け直した。
「あなたのお流れをちょうだいいたしますよ」
そう言うと剛直を彼女の尻に押し当て、メリメリズブズブと打ち込んでいった。
「あ、ん、ぐあ、んん・・・」
うっすらと浮き上がる汗で髪を貼りつかせた切なげな彼女の表情(かお)が悩ましい。おとがいを仰け反らせ、背中を逸らし、次には椅子にしがみついてその逸物の圧迫感に耐えているように見えた。それが完全に彼女の膣の中を満たすと、ゆっくりと引き出され、また挿入を繰り返し始めた。
「んああっ、はうあっ、んんっ、ああっ、た、たまりません、せ、先生っ! わたし、も、もうっ!」
「なんだ。もう少しガマン出来ないのか」
「お願いですっ! イキたいですっ、イクのをお許し、はあんっっっ! あ、ダメ、ああ、あ、い、い・・・」
ともすると崩れ落ちて行きそうな身体を必死に支え、女は快感を耐えていた。食いしばった口元からはよだれが流れ、光を帯びた糸がツーっと下に向かって落ちて行った。間欠的な痙攣が次第に連続してゆき、急速に昂まってゆくのを感じた。もう、限界なのだろうと思われた。
「仕方がない。もう一度仕置きが必要なようだな。許してやるからイキなさい」
「は、う、はいい。ありがと、ござい、あ、い、イク、イキます、イキます、い、イッてますゥ・・・、ああ、うああ、んんんんんんっ・・・」
ひざを折り、崩れ落ちそうになるのを必死に立て直そうとしながらガクガク痙攣し。その姿があまりにも哀れで、淫靡で、劣情を呼び、さらに股間を刺激された。
「私はまだ満足していない。それなのに自分だけ気を遣って・・・。どうするつもりなんだ」
「罰を・・・、罰を受けます。それで、お許しください・・・」
キョーコは彼に縋るようにして哀願した。
「私はこれからこのキョーコを罰しなければなりません。・・・もしよろしければ、ご覧になりますか?」
午前中だけ出社の日、紗和にはそう、ウソをついた。
会社を出て少し遅めの昼食を摂り、図書館で時間を潰して、まだ少し時間が早いかとは思いつつ、あの店に行った。
「いらっしゃいませ」
たたずまいは変わらなかったが、カウンターの中のバーテンダーが女性だった。先日の男性と同じいで立ち。ショートボブの似合う妙齢の美人。紗和とは違い、少し欧州人の地が入っているのではと思わせるような鼻筋の通った麗人。
黙って席に着くと、無言で先日賞味したと同じ、スタンダードのダブルのオンザロックが出て来た。譲治はこういうところに素直に感動するタイプだった。
「やあ。きっとまたいらっしゃると思っていましたよ」
これもやはり薄暗いカウンターの奥から、あの夜言葉を交わした老紳士が声を掛けて来た。
私ならお力になれるかも知れません。もちろん、結論は今すぐでなくても結構です。
あの夜、この老紳士にもらった言葉。
それに縋るようにやってきた譲治は、彼の存在に安堵した。
譲治は彼に向き直った。
「先日お申し出いただいた件なのですが・・・」
「・・・よほど、お困りでいらっしゃるのですね」
彼は席を立って先日と同じ、一つ空けた隣の席へ移って来た。
譲治は逸る気持ちを抑えかねてロックグラスを勢いよく煽り、切り出した。
「あなたのお察しの通り、私の懸念は家庭の問題です。夫婦の、問題なのです」
ふむ。というように彼は頷いた。
「夫婦の生活が、行き詰ってまして・・・」
「・・・やはり、左様ですか」
と、彼は言った。
「あなたは、その原因を把握していらっしゃるのですか」
譲治は黙った。
「わからない。あるいは、口に出せない。そのいずれかでしょうね。では、質問を変えましょう。あなたは、その原因があなたと奥様、そのどちらにあるとお思いですか」
「それは・・・」
言い出しかけて、またも譲治は口を噤んだ。
「わかりました」
老紳士は穏やかに微笑み、カウンターの中の女性に目配せした。
「では、一つひとつ、確かめてゆきましょう」
彼の傍らに、美形のバーテンダーが立った。ベストの下にはタイトなスカートを穿き、黒いストッキングをつけている。その女性が譲治に向き直った。老紳士が彼女の尻をポンと叩いたので少し驚いたが、それが合図だったのか、彼女が目の前でスカートをたくし上げ始めたから、もっと驚いた。
彼女は譲治から視線を逸らすことなく、無言で左右交互にたくし上げていった。すると黒いストッキングの上端が赤い縁取りになっているのが見えて来た。挟んでそれを吊っている金属の留め具も。ガーターベルトで留めるタイプのそれを、譲治は初めて見た。
唖然として口を利けずにいる譲治をよそに、女性はさらに裾をたくし上げ、いきなり彼女の濃い陰毛に包まれたそこが露出した。彼女は下着を着けていなかった。ストッキングのせいで股間の淫靡さが強調されているように見えた。
譲治は思わず女性と老紳士を見やった。
すると女性はそのままくるりと後ろを向き、豊かに張り出した尻を向けた。間に置かれたスツールを除け、そのまま老紳士の下半身に手を添え、彼の衣服を開いてそれを露にした。照明は暗かったが、女性のその秘部がすでにヌメヌメと鈍い光を帯びて濡れ光っているのははっきりと見えた。
その尻をさらに突き出し、女性は老紳士のものを盛大な水音を立てて口で愛撫し始めた。
これは関わってはいけないものだ。
我を取り戻した譲治は腰を浮かし、代金を支払おうと内ポケットに手を入れた。
「御覧なさい。彼女はあなたに見て欲しがっていますよ」
女性は紗和よりもはるかに豊かな尻をモジモジさせると、股間の黒い茂みからきれいにエナメルされた美しい指先を突き出させ、そのフードに覆われた核を弄り始めた。
と、老紳士がスツールの角度を少し変えた。女性はそれに合わせてほぼ一歩分、右にステップした。今まで彼女の背中越しで見えなかった、老紳士を口で悦ばせる様を譲治は目にした。それは「老」をつけて呼ぶ歳の男性に似つかわしくないほど逞しい逸物で、少なくとも譲治よりはるかに立派と言えた。暗い照明に深い陰影をつけられたそれは血管が浮き上がってゴツゴツしており、女性の唾液に濡れ光り赤黒くさえ見えた。彼女の魅力的な唇からはその股間からと同様に唾液があとから流れ出し、それをイヤらしく舐め、しゃぶり、赤いチロチロそよぐ舌が唇から飛び出しては塗した唾液を舐めとっていた。そして大きく咥えこんだかと思うと、それを驚くほど深く飲み込み、見ている方が苦しさを覚えるほどに耐えていた。
「むぐあ、おぐ、ん、あぐっ、んむ、んうむ、あがう・・・」
自らこねくり回しているクリトリスの快感に耐えているのだろう。そのあまりにも淫靡すぎる光景に眩暈がしそうだった。
「よければ、お使いになりませんか。彼女もそれを望んでいますよ。キョーコ。お前からもお願いしなさい。欲しいのだろう?」
ぷはあっ・・・。
老紳士の逸物を吐き出した、キョーコと呼ばれた女は、淫らがましい目つきをして譲治を見つめると、乱れた髪をそのままに、彼の指示をことばにした。
「お客様。よろしければ、キョーコのイヤらしいオ●ンコをお使いください。・・・できれば、すぐに。ああ、もう、待ちきれません」
「こう申しております。出来れば使ってやってください」
様々な疑念が頭の中で渦を巻いたが、彼に言われて気づいた。久しく昂りを忘れていた自分のモノが憤り立っていたのだ。それを知り、そんな些末なことはどうでもよくなってしまった。昂奮していた。紗和に迫られても勃起しなかったそれが痛いほど怒張していた。
トラウザーズのベルトをもどかし気に外し、下着を下ろした。そのままキョーコという女性の尻を掴み、あてがい、トロトロに熟した淫裂に挿しいれた。紗和以外の女性のそこに触れたのは何度かある。だが、結婚して以来は、初めてのことだった。その肉の壺は譲治のモノを収めるや壺全体で包み込み、入り口と中ほどと奥の三段階で締めつけて来た。無数の襞がまるでそれぞれ違う生き物のように蠢き刺激して来るのだった。
再び彼の逸物を口に含み頭を上下させていたキョーコは顔を上げ、背後の譲治を顧みて言った。
「はあ・・・。ああ、もっと、もっと突いてくださいっ! わたしのオ●ンコをグチョグチョに犯して下さいっ!」
忘れていたた昂奮。譲治は夢中で腰を振った。途中何度か老紳士の冷たく光る視線を浴びたが少しも意に介さなかった。黙々とその性愛行為に没頭した。その行為が、後に彼と愛する妻にどのような結果をもたらすかを知れば、彼も躊躇したに違いない、その淫らな行為を延々と続け、そして何か月かぶりに昂まりを感じた。
「中に、中に下さいああっ! 出してっ! 出してっ!」
「どうぞ、中に出してやってください。処置しておりますので、大丈夫です」
譲治の昂奮をよそに、彼女の激しい口淫奉仕にも動ぜず、彼は落ち着いた物腰を崩さなかった。
彼女の叫ぶような哀願を受け、彼女の中に放った。それは幾度も込み上げ、大量に注ぎ込んだ彼の樹液が剛直の周りからあふれ出て、ぴくぴくと痙攣する女性の白い内股を流れ落ちて行った。
彼女の豊かな尻を鷲掴みし、彼女の中に何度も放出しながら、久しぶりの爽快感と解放感に浸った。
「キョーコは、先日カウンターの中にいた男の妻なのです。二人とも、私が世話をしている者です。これが私の道楽でしてね」
老紳士の声を聴き、譲治は我に帰り彼女から離れた。物足りなそうに尻を揺すり、自ら愛液と精液でぐちゅぐちゅの股間を弄ろうと、再び快感に崩れようとするキョーコの尻を彼は平手で思いきり叩いた。
パァーン!
「はあうっ!・・・」
すると女は除けたスツールに両手をつき、彼の方に尻を向け直した。
「あなたのお流れをちょうだいいたしますよ」
そう言うと剛直を彼女の尻に押し当て、メリメリズブズブと打ち込んでいった。
「あ、ん、ぐあ、んん・・・」
うっすらと浮き上がる汗で髪を貼りつかせた切なげな彼女の表情(かお)が悩ましい。おとがいを仰け反らせ、背中を逸らし、次には椅子にしがみついてその逸物の圧迫感に耐えているように見えた。それが完全に彼女の膣の中を満たすと、ゆっくりと引き出され、また挿入を繰り返し始めた。
「んああっ、はうあっ、んんっ、ああっ、た、たまりません、せ、先生っ! わたし、も、もうっ!」
「なんだ。もう少しガマン出来ないのか」
「お願いですっ! イキたいですっ、イクのをお許し、はあんっっっ! あ、ダメ、ああ、あ、い、い・・・」
ともすると崩れ落ちて行きそうな身体を必死に支え、女は快感を耐えていた。食いしばった口元からはよだれが流れ、光を帯びた糸がツーっと下に向かって落ちて行った。間欠的な痙攣が次第に連続してゆき、急速に昂まってゆくのを感じた。もう、限界なのだろうと思われた。
「仕方がない。もう一度仕置きが必要なようだな。許してやるからイキなさい」
「は、う、はいい。ありがと、ござい、あ、い、イク、イキます、イキます、い、イッてますゥ・・・、ああ、うああ、んんんんんんっ・・・」
ひざを折り、崩れ落ちそうになるのを必死に立て直そうとしながらガクガク痙攣し。その姿があまりにも哀れで、淫靡で、劣情を呼び、さらに股間を刺激された。
「私はまだ満足していない。それなのに自分だけ気を遣って・・・。どうするつもりなんだ」
「罰を・・・、罰を受けます。それで、お許しください・・・」
キョーコは彼に縋るようにして哀願した。
「私はこれからこのキョーコを罰しなければなりません。・・・もしよろしければ、ご覧になりますか?」
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