VRハケン社員斗夢 1st.season〜バーチャル男子のエロスな日常〜

MIKAN🍊

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VRニューエイジの中で自分の思いを遂げるのは至難の業だった。
何故ならこの世界を形成しているベースとなっているのが僕自身の潜在意識だからだ。
その事が僕にもやっと少し理解出来るようになった。

例えばその1、現実では女好きの木立由孝(コダチヨシタカ)は、紅麗亜の中では桜蘭(オーラン)となり僕を追いかけ回してる。

例えばその2、凌 艶子(シノギエンコ)は僕を意識しているのに僕を平手打ちする。

例えばその3、現実の玉木さんは僕に凄いコトを要求してきたけれど、ミルドレッドは今のところ僕をスルーしていた。

現実の僕は木立が好きなのだ。それは友情だと思っていたけどおそらく無意識下では彼を性的にも振り向かせたいと願っている。
友情以上の関係を築きたいと願っている反面で、自分からは到底言い出せないという現実(木立はLGBTに否定的)が、VRでは逆に桜蘭の積極性として発芽しているのだろう。

矢嶋風夏(ヤジマフウカ)は僕にまったく興味がない。彼女にとって僕はただの年下の同僚だ。
ところがVRの中では妙に僕を意識し反発してくる。
僕の事が好きなのかとも思ってしまうけれど、たぶんそれは僕の無意識が転換されてるのだ。
女子全般に対する畏怖の念と、性的好奇心。
女の子の心理に過剰反応してしまう、そのもどかしい思いが凌 艶子の言動に反映してるのだとしたら筋は通る。

玉木さんに関しては僕は安心し切っている。
カッコいいけど性の対象としては見ていないのだ。彼がどんなに僕を口説こうとしても無理だ。きっとタイプじゃないんだ。
ミルドレッドのクールさは未来永劫縮まらないであろう二人の距離を暗示している。

こう整理すると表層的な僕の感情はVRの中ではまったく通用しない事がわかってきた。
思い通りにはならないって事だ。
むしろ感情の裏側にある心理こそが、桜蘭や艶子やミルドレッドの人格を作り込んでいるのだ。
彼らは僕の実際の気持ちとはほぼ反対の思いを表現している所が面白い。
深層心理とはそういうものなのか。
それがニューエイジが僕の潜在意識(無意識)を反映しているという意味なのだ。
そして、無意識をコントロールするのは不可能に近い。

志風音(シフォン)の存在は現実には心当たりがない。
出会った当初から彼は僕に好意を持っていたし、僕も一目惚れした。
どうしてうまくいっているのか。
それは志風音が僕の理想だからだ。
潜在意識も表層的な情操もその両方が彼を求めている。そうとしか思えない。
理想は現実には存在しっこない。だからこそこれほど愛しいのだ。

__志風音と、ひとつになった…

その言葉でスイッチが入った。

サブメニュー画面表示!
視点変換モード展開!
仮想スクリーン投影画像生成開始!
変換パラメータ演算処理速度最速!
記憶部異常判定値クリア!
サイドカメラ画像及びリアカメラ画像視点合成一致!
仮想スクリーン展開角度指示!
画像繋ぎ目に座標変換!
立体物抽出部トップビュー画像検出!
視点変換部所定視点位置一致!
画像補正!
主画像切り替え!
視点変換!

__携帯電話が接続されていません。携帯電話を忘れていませんか?

再起動。

__今日は、カレーうどんの日です。


……ン…。シアワセ。お尻の中が… 斗夢でいっぱぃ……

デジャヴ?誰の声だ?

と、お尻に強烈な圧迫感が!!

ちょちょちょ、待ってくれー!!

ぐ、ぐわあァァァ…!!

お尻の穴が火がついたように熱い!!
拷問か!?
手術なのか!?
とゆーか、もの凄い異物感がジェット戦闘機の衝撃波のようにお尻全体に広がっていく!!

とにかく、や、やめ…て。

僕はシーツに顔を埋める。

誰かの手がお尻を押さえてる。
誰だ!離せー!

う、ウガ… 動くなや…

あぁ… こ、これは…?

ち、ちんぽか… チンポが入ってるのか… お尻の穴に!?

僕はそっと後ろを覗き見た。

な、ナニーッ!?

恍惚の表情にゆがんだ僕自身の顔があった。
素っ裸で背後から僕のお尻を抱きかかえている。
僕が、僕のお尻を!?

ひえ~~ッ!!気持ちわるいィィー!!

鏡か?鏡なのか??
それにしても視界がおかしいぞ。上下が逆になったような気がする。

あー、なんか吐きそうだ。

「痛くない?志風音?」
誰なんだよ!さっきからその声は!!
そして、志風音はどこにいるんだよ!!

「動かしていい?」

いいわけないだろー!バカやろー!!

「ぃーょ… ゆっくり…ね」

えっ!?誰が言った?今誰が…

ゔ… うわあ"ぁぁぁぁぁ… お、お尻がぁぁぁぁ… 焼けるぅぅぅぅ…!!

僕は自分の人差し指を噛んだ。
細くて小さな…

ん~っ!?
僕は両手を見つめた。

僕の手じゃない!!

「斗夢… 斗夢… お尻が熱いょ…ボク…」

志風音の声?耳の中で聞こえてる。いや、それはそーなんだけど!!

「すごぃ締まってる… キツキツだよ志風音のお尻」

ナニ言ってんだ!こいつは!!いーからチンポを抜けよ!!
ど変態ヤロー!!

「ぁ… 気持ちィ…」

志風音?そーかそうか… カワイイな…

とー!急にお尻がジンジンしてきた。
さっきまでの衝撃が和らぎ、お尻の奥から痺れるような快感が広がってきた。

あ… なんだこりゃ… 何だかヘンな感じだ。
そして、何故かすごく恥じらいの気持ちが僕を襲った。

あ… イャん… もっと…

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