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6、タイツの男達とクリの花の香り

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二人はお揃いの七分丈ボトムス・タイツを履いてる。
動きやすく吸汗速乾で夏場の作業に適してるのだ。
ヘルメットを脱ぎ捨てるとノースリーブのアンダーアーマーを着た短髪の男が、英字プリントのタンクトップを着たポニーテールの男を抱き寄せた。
二人は見つめ合いすぐキスを始めた。
一分一秒も待ってられない。そんな感じだ。
互いにシャツの下に手を差し入れ立ったまま股間を擦り寄せる。
恋人たちの熱気がこっちまで伝わってくる。
僕は目を凝らした。焦点を変えると自動的にズームする仕組みだ。
キスをしたままノースリーブの男がタンクトップのタイツをまさぐる。
力強く尻を揉み、太股の内側に手を這わす。
焦らされ続けたタンクトップのそこにようやくノースリーブの手が押し当てられ、タイツの上からそっとそこを握り締めた。
見てるこっちまで濡れてきそうだ。
握っては緩め、緩めては握り返す。
間断ない愛撫でみるみる股間が張り出していく。
タンクトップが仰け反った。甘い喘ぎ声が漏れる。
ノースリーブの男の舌が仰け反る男の首筋に絡みつく。
小刻みに震えるタンクトップの腰に回した手がゆっくりタイツをずり下げていく。
ピンと張った出っ張りが引っかかって思うように下がらない。
タンクトップは自らタイツを脱ぐ。
怒張したそれをノースリーブがしっかり掴む。
股間を掴まれたタンクトップはノースリーブの口を激しく吸う。
タンクトップは掴んだモノを静かにシゴき始めた。
やがてヘタヘタとその場にしゃがみ込むタンクトップ。

ノースリーブもタイツを下げ硬度を増した急所をタンクトップの顔の前に曝け出した。
タンクトップは蒸気したイチモツに手を添えしばらく撫でてから口に含んだ。
「あぁ…」
タンクトップは竿の部分を持ち上げ、裏筋に舌を延ばす。
玉袋を執拗に吸い上げ、手指でノースリーブの尻の割れ目をまさぐった。
タンクトップのそれは今にもはち切れそうだ。
もう一度口に含む。ノースリーブの顔が上下にゆっくり動き出す。
しゃぶっているんだ。
僕もきっと濡れている。
そばにいる桜蘭の鼻息が怪しい。
ふと見ると桜蘭のジーンズから男の肉の塊りが露出していた。
「な、なにしてる?」
「黙れ。ぶっ飛ばすぞ」
桜蘭は露出したペニスをしきりに撫で回していた。
僕の喉はカラカラに乾いていた。
タイツ姿の男たちの絡み。ナマ勃起した桜蘭のペニス。
生唾の代わりに溢れ出る僕のカウパー腺液…

「イキそうなんだ。斗夢」
僕は過呼吸に襲われそうだった。
まさかな!まさかだ。そのまさかが起きてる。
「斗夢。頼みがあるんだ」
「ダメだ。イヤだよそんなの」
「まだ何も言ってない」
「だからムリだって」
「いいから」
「よくない!」
「ヤラせろとか言ってない。舐めろとか」
「絶対やらない」
「これだ。見ろ」
桜蘭は僕にペニスを向けた。
先端から溢れる透明の液。
僕の目は釘付けになった。
「ちょっとだけだ」
桜蘭は小さな割れ目から溢れた我慢汁を人差し指ですくって、僕の鼻先に差し出した。
「変な味がしないかみてくれ」
そんな言い方ってズルくないか?
「斗夢。頼むよ。ちょっとで良い」
「もうやめにしたい」
「俺もだ。だからちょっとだけだ」
僕は桜蘭の指先に光る雫に唇を近づけた。
ムリだ。きっと。
理性とは裏腹に僕は桜蘭の人差し指を舐めた。

「あー、イク…」
その蜜は不思議な味がした。
少し塩っぱくて、そのくせ甘い。
「貸せ」
そう言って桜蘭は僕のポケットからハンカチタオルを奪い取った。
「斗夢!」か細く叫んで桜蘭は射精した。
僕のハンカチタオルの中に。
彼は僕の肩に頭を乗せて少しの間震えていた。
僕は彼の息が整うまで黙っていた。
彼の髪を撫でたりはしなかった。それはやり過ぎだ。
タイツの男達はいつの間にか居なくなっていた。

「サンキュー。すまなかったな」
桜蘭は僕から奪ったハンカチタオルを返してきた。
僕はそれを広げて桜蘭の痕跡を確認した。
クリの花の匂いがした。
「お前も出したいだろ?」
「うん」僕は正直に言った。
「チンポ出しなよ」
僕は自分のチンポが勃ってるとこを始めて他人に見せた。
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