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98.美しさと傲慢さ
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深夜。泣く子も黙る丑三つ時。
住宅街の一角にブルーのハイラックス・ピックアップが停まっている。
運転席には桜蘭。そして助手席には僕。
「ここが艶子の家?」
「うん」
「夜中だぞ。大丈夫なのか?」
「大丈夫じゃなかったら即出てくるよ」
「おいおい。そのジュノンてのは本当に志風音の居所を知ってるんだろうな」
「そう言ってたね」
「何だか頼りないな。やっぱり俺も一緒に行こう」
「いや、いいって。話しがややこしくなるよ。桜蘭を連れてってジュノンがヘソを曲げたら困るし」
「そん時はブッ飛ばせばいい」
「ダメだよ!艶子さんの従弟なんだから!」
「まあ、そうだな。艶子を怒らせたら厄介だ。ジュノンは気に入らないが、お前の言う通りかもな。俺は外で待ってる。何かあったら呼んでくれ」
「そうする。サンキュー!じゃあ行ってくる」
僕はトラックを降りて玄関に向かった。
チャイムを鳴らすかどーか迷っているとドアが開いた。
僕は中に入りそっと扉を閉めた。
奥に明かりが見え人の気配がした。
僕はスニーカーを脱いでゆっくり歩みを進める。
明かりの元はダイニングキッチンの間接照明だった。
中央にテーブルがあり、ジュノンがこちらを向いて腰掛けていた。
カーリーヘアでめちゃめちゃイケメン。
ティモシー・シャラメを思わせる妖艶なる美貌の持ち主だ。
「来たぞ」
「見ればわかる。座って肩の力を抜けよ。緊張し過ぎだ」
ジュノンは黒地にゴールドの装飾を施したヴェルサーチのTシャツをラフに着こなしていた。
OFFの時の彼はハイブランド志向らしい。
派手なTシャツが天性の美しい容姿にとても良く似合ってる。
「艶子さんは?」
「艶子姐は熟睡中だ。安心しろ。それともこの前みたく部屋に押し入ってヤラシー事でもするか?案内してやるぞ?」
「バカ言え。それより志風音は何処に居るんだ?」
「ここに居るとは言ってない」
「居ないのか?」
「そう焦るなって。こっちに来て座れよ」
「座って話してる暇なんてない」
「そっかー」
ジュノンは立ち上がり僕の真正面にやってきた。
近くで見るとホントすごく色っぽい男だ。
彼は僕の股間に手を伸ばした。
「何するんだ」
「触って欲しいくせに」
レギンスの上から僕のモノに触る。
「いつもノーパンなんだな。これはいつでも触ってくれって意味なんだろう?」
「そんなんじゃないよ」
美しさと傲慢さと繊細なタッチ。
ジュノンの手に揉まれて僕はすぐに反応を開始した。
住宅街の一角にブルーのハイラックス・ピックアップが停まっている。
運転席には桜蘭。そして助手席には僕。
「ここが艶子の家?」
「うん」
「夜中だぞ。大丈夫なのか?」
「大丈夫じゃなかったら即出てくるよ」
「おいおい。そのジュノンてのは本当に志風音の居所を知ってるんだろうな」
「そう言ってたね」
「何だか頼りないな。やっぱり俺も一緒に行こう」
「いや、いいって。話しがややこしくなるよ。桜蘭を連れてってジュノンがヘソを曲げたら困るし」
「そん時はブッ飛ばせばいい」
「ダメだよ!艶子さんの従弟なんだから!」
「まあ、そうだな。艶子を怒らせたら厄介だ。ジュノンは気に入らないが、お前の言う通りかもな。俺は外で待ってる。何かあったら呼んでくれ」
「そうする。サンキュー!じゃあ行ってくる」
僕はトラックを降りて玄関に向かった。
チャイムを鳴らすかどーか迷っているとドアが開いた。
僕は中に入りそっと扉を閉めた。
奥に明かりが見え人の気配がした。
僕はスニーカーを脱いでゆっくり歩みを進める。
明かりの元はダイニングキッチンの間接照明だった。
中央にテーブルがあり、ジュノンがこちらを向いて腰掛けていた。
カーリーヘアでめちゃめちゃイケメン。
ティモシー・シャラメを思わせる妖艶なる美貌の持ち主だ。
「来たぞ」
「見ればわかる。座って肩の力を抜けよ。緊張し過ぎだ」
ジュノンは黒地にゴールドの装飾を施したヴェルサーチのTシャツをラフに着こなしていた。
OFFの時の彼はハイブランド志向らしい。
派手なTシャツが天性の美しい容姿にとても良く似合ってる。
「艶子さんは?」
「艶子姐は熟睡中だ。安心しろ。それともこの前みたく部屋に押し入ってヤラシー事でもするか?案内してやるぞ?」
「バカ言え。それより志風音は何処に居るんだ?」
「ここに居るとは言ってない」
「居ないのか?」
「そう焦るなって。こっちに来て座れよ」
「座って話してる暇なんてない」
「そっかー」
ジュノンは立ち上がり僕の真正面にやってきた。
近くで見るとホントすごく色っぽい男だ。
彼は僕の股間に手を伸ばした。
「何するんだ」
「触って欲しいくせに」
レギンスの上から僕のモノに触る。
「いつもノーパンなんだな。これはいつでも触ってくれって意味なんだろう?」
「そんなんじゃないよ」
美しさと傲慢さと繊細なタッチ。
ジュノンの手に揉まれて僕はすぐに反応を開始した。
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