VR斗夢/SEASON.2 〜Stop fucking around〜 人がいない時にも定期的に水が流れます。

MIKAN🍊

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52.女の子みたいな声

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「先輩!僕、お背中流しますよ!」
「え?あそう?なんか悪いね。気遣わせちゃって」
「遠慮しないで下さい!」
まさきは手に泡をつけて僕の後ろに回った。
首筋から肩にかけて皮膚をさするように素手で石鹸を広げていく。
皮膚一枚だけを動かすような優しいタッチで。

「ん~気持ちいいね…」
「でしょう?リンパの流れを活性化してあげてるんですよ」
「マッサージなの?」
「というか、手指で弱めに圧をかけてリンパを流してるだけなんです。流す方向とかは間違っちゃいけませんけど。本当はアロマオイルとか使うんですけどここの石鹸も質が良いンで」

「へえ。物知りだね!」
「たまに隣りに座った人にしてあげる時もあるんですよ」
そうゆーのがアブナイと思うんだけど。考え過ぎなのかな…

「後頭部や頸部。鎖骨のくぼみにもリンパ節があります」
そう言って前に回した手が僕の鎖骨をすべる。
「ふふ…!くすぐったいネ」

「ココが腋窩リンパ節です」
まさきの手が脇の下にスッと入ってきて優しく撫であげた。
4本の指をグッと入れえぐるような感じで入念に揉みほぐす。

「あ… ちょ…」
脇をくすぐられるようでつい身をよじってしまう。
「くすぐったいですか?」
「まあ、ちょっとね…」
「このゴリゴリしたのは揉みほぐした方が良いンです。ちょっと我慢して下さいね」

「あン…」

「感じやすいンですね。先輩、可愛いなあ」
ドキ…
「う、うん。まあね… あはは」

「皮膚のすぐ下に流れる毛細リンパ管を刺激するので、そっと撫でるような優しいタッチが必要なんです」
まさきは円を描くよーに指を動かし、脇から鎖骨の範囲をほぐしていく。
中指と薬指を脇の下に当て軽く押しながらクルクル回す…

「まだくすぐったいですか?」
「いや… そんなには」
「気持ちいいでしょ?」
「うん…」

「今度は胸から脇へ流しますね」
手はグーにして関節部分の表面を使いらせんを描くようにマッサージ。
時々お乳の辺りをコリっと通過していく。

「あン…!ン…」

「痛いですか?やめます?」
「あ、いや。大丈夫…」
「ココが凝ってるのかナ?」
まさきが指の腹でいきなり乳首をクルクルした。

「ひゃあ!ィャ…!」

「びっくりしたあ。先輩、女の子みたいな声出すんですね?」

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