上 下
4 / 4
第一章

蒼い獣人

しおりを挟む
 夜と朝のはざまで夢の微睡に溺れていると、近くでパタンっと物音が聞こえた気がした。
 遠くからパタパタぱたぱたと数人の足音がする。
 それは小さな体格で、そう――仔犬よりは大きい。
 ゴブリンよりも大きいが、それほどあくどいというわけでもない。
 中型犬が立った程度の背丈で、生まれてまだ数年という幼さを持つだけだ。
 ただ無邪気さという神から与えられた暴虐を尽くすだけであって‥‥‥決して、悪意あるものではない。
 しかし、朝早くはそろそろ勘弁して欲しい。
 アレックスは巨大なその体躯を乗せるには小さく見えるダブルサイズのベッドの上で、青と白のまだら模様に染まった狼の耳を前後させた。
 さあ、来るぞ。一、二、三‥‥‥。
 数えた通り、四になるまえに彼らは到来する。
 彼の家には扉を閉めるというルールはない。娘夫婦はそうでもなかったが、彼の自室にはそんなものは儲けていない。
 だから、「わーっ!」と明るいはしゃぎ声とともに飛び込んできて、そのままベッドの上に寝そべる祖父の腹や胸の上にジャンピングする孫たちを遮るものは何もなかった。
 三人。三つ子の兄妹たちは、同じように跳ね、同じように着地してから、口々にそれぞれ思っていたことを口に出す。
「おじいちゃん、おはよう!」
「おめでとう! 今日だよね」
「ばっか、違うよ。明日だよ!」
「あれ、そうだっけ?」
「そうだよ、エルゼは忘れ物ばっかり」
「そんなことないよ。アーシタの方が多いじゃない。先生だって言っていた」
「俺よりロンメルの方が多いよ!」
「僕は‥‥‥」
 と、一番気弱だが最初に生まれた長兄が次兄に口ごもると、末妹のエルゼが「そうそう」と次兄の肩を持つ。
「おいおい。俺の上でケンカは止めろ。それから、ロンメルが一番上のお兄ちゃんだ。年上にはちゃんと敬意を払うんだ」
「おじいちゃん、古いー」
「ほんとう。生まれた日は同じなのに」
「僕はどうでもいいよ」
 三者三様。一卵性三生児は本日も賑やかだ。
「あーはいはい。俺の定年退職は明後日だ。だから、もう少し寝かせてくれ、な?」
「それより、テレビ! なんかやっているよ。白骨死体って」
「白骨死体?」
 まだ眠いのに、それは無視されてしまい、アレックスはベッドから居間へと連行された。身長は百八十あるかないか。暑い胸板に、ぶっとい腕、上半身裸で下はスウェット一枚だが、その腹はきっちり八つに別れている。
「なんだ、今朝見つかったのか」
 ベッドの側に置いてあった腕時計のような何かを左腕に装着すると、それはパネル式になっていて数種類の波形を描き出す。
「正常だな」
 そう呟くと、頭上にある狼の獣耳。白と青に彩られたそれを後ろに向けたまま、三人の孫と共に長椅子に腰を据えた。左にアーシタ、右にロンメル、真ん中にエルゼが座りいつもの特等席が完成する。
「また起こしたの? この子達ったら」
「いいよ。エマも忙しいだろう。面倒は見ておく」
「ごめんなさい、お父さん」
 壁面のテレビの向こう側、キッチンから娘が顔を出した。その頭には獣耳はなく、黒髪と鳶色の目をしている。
 その向こうからは、「お父さん、すいません。もう出ます!」と、娘婿のフランが挨拶をしたが、そちらも枯れ草色の髪に苔色の瞳をしていて、人間だ。
 必然、孫たちにも獣耳も長い立派な狼の尾もない。
 エマは養女でフランはその夫。どちらも人間族だった。いま出て行ったフランを含めても、この家のなかで異質なのは‥‥‥アレックス。彼だけだった。
「今日のニュースです。塔の街として知られるカルサイト市の路上で、死体が発見されました。遺体は損傷がひどく、警察や総合ギルドではこの遺体の持ち主を‥‥‥」
「総合ギルド? なんでうちが」
 父親似の男ども、母親似の孫娘をあやしながら、八歳になる彼らと共に、アレックスは大きく首を傾げた。祖父の真似をして孫たちもまた、それぞれに首を傾げる。
 エルゼがふいっと立ち上がり、考え事をしていると右に左にと深く揺れる祖父の尾を撫でて「よしよし。お前は落ち着くのよ?」なんて言いながら抱きしめていた。
「総合ギルド?」「なんで? 警察は?」と、兄たちは不思議そうな顔をして祖父を見上げている。
「さて、なんでだろうな?」
 一番、俺が知りたいぞ。その理由を。
「どうやら死因は自殺と見られており、人通りの少ない裏路地に遺体があったことからも、飛び降りた日は数日前と見られている模様です」
 画面がナレーターから現場へと切り替わる。
 白黒の映像しか映らないそれだが、陰惨な事件現場まで子供たちに見せるのは教育上よくない。
「お前ら、そろそろ学校に行く支度をしなさい」
 アレックスはリモコンを手にすると、そっとチャンネルを変えて孫たちに促した。
「えー」
「はーい」
「なんでギルド‥‥‥?」
 と口々に言って孫たちは散っていく。
「どっかの国の高官でも死んだかね? 内務調査まで回って来なきゃいいんだが」
 しかし、一瞬だけカメラに映り込んだギルド職員の中には、見覚えのある同僚の顔があった。
「お父さん、明後日のことなんだけれど。早く帰宅できそう?」
 壁向こうからエマの問いかける声がする。
 明後日。
 アレックスは四十歳の定年退職を迎える。その記念を祝おうと、家族全員でささやかなパーティーをしようという話になっていたのだ。
「局に妙な調査が入らなきゃ、どうにかそうだな‥‥‥十九時には戻れると思う」
「なら、その頃に用意できるようにしておくわ」
 孫たちが食卓を囲み朝食を食べ始めたのを確認すると、アレックスは自室に向かった。
 ベッドの上を丁寧に整頓し、ブラシを取り出すと自慢の尾にそれをかけはじめる。
 寝癖であちこちが爆発していたそれがようやく整う頃、孫たちを連れてエマが先に出るわ、と玄関先で声を上げた。
「ああ、わかった。気をつけてな」
 そう一言返すと、衣装棚を開き、ギルドの制服‥‥‥ではなく、クラッシックスーツを取り出して、それをいそいそと身に纏い始めた。
 尾はお尻よりも少し上にあり、そこだけシャツの穴から出すとスボンにはかからずに済む。ジャケットを羽織り、ワイシャツの袖口を止め、ネクタイを結んでから用意は整う。
 そのまま革靴にスリッパから履き直すと、壁にかかったいまは亡き相棒と両親の写真に挨拶をして、玄関の施錠をする。
 おとといからの雨が綺麗に止んで、視界の空を初夏の入道雲が占拠していた。
「この初夏の時期に、死体が何日も発見されないなんてことはまずないだろうしなあ」
 そうぼやくと、中古で手に入れた四枚ドアの箱型の車をガレージから引っ張り出して街を流すこと十数分。中央通りにある総合ギルドビルの前は、朝のこの時間になるといつも混雑している。路面には線路が敷かれ、その上を蒸気機関車が止まった車の合間を縫うようにして走っていく。窓を開けていたらあの黒鉛が紛れ込んでスーツに煤が着くから、多少の暑さは我慢する必要があった。
「なんかおかしい‥‥‥嫌な朝だ。市内の魔力も曇ってやがる」
 蒼い狼の獣人はその身に風の精霊を宿している。
 彼らがよどんだ大気を嫌うように、アレックスの尾もまた不機嫌に揺れ、そこから漏れ出した魔力は腕に付けた装置の波形を大きく乱した。
 この装置はアレックスの魔力を制御する役割を果たしていた。
「俺は機械に制限されなきゃ生きられない獣人かよ、まったく」
 暑さと共に辟易するようにぼやく。
 しばらく待って渋滞を抜けると、ギルドビルの地下駐車場の車を押し込んだ。
 暑さで脱いだジャケットを片手に取ると、忘れていたと思い出し、腰のベルトに二つ、ホルスターを通す。そこには二挺の拳銃が収まっていた。
 そのまま窮屈な車体から大柄な肉体を押し出すと、地上へと向かう階段に足を掛けた時だ。
 仕事用ではなく、私的な用事に利用するための通信器具。
 俗に言われる双方向対話式携帯用魔道具。携帯が鳴ったのは。
 長方形の薄い金属板のようなそれの一部に発信番号が表示されている。
 相手は見覚えのない、というか公衆通信魔道具からの発信だった。訝しみながらそれに出る。
「はい、俺だ」
「アレックスか!」
「ああ、ドンか。どうした久しぶりだな」
「至急、会って話したいことがあるんだ。時間は空いてないか?」
「時間? いや、いま忙しくてな」
 相手は軍隊に所属していた頃の戦友だった。急いでいるようには見えないおっとりとした声で話すものだから、こちらとしてもそんなに急用ではないのかもしれない、と思ってしまう。
「どうだ、明後日は? 俺の引退する日だよ。良かったら家に来てくれ、招待する」
「いや、そうしたいんだが‥‥‥ああ、だめだ。また連絡する」
 それだけ言って、通話は切れてしまった。
「なんだ?」
 まあ、招待はしたし、また掛けてくるだろう。
 あと二日。
 何事もなく終わって欲しい。そう祈ると、アレックスは階段を上がり始めた。

 彼の職場はビルの高層階にある。
 華やかなギルドの受付嬢たちとは真逆の、堅実な捜査が売り物になるそんな場所。
 表の世界で華々しく活躍するギルドの冒険者たちが不正を働いていないか、その遂行した任務内容に虚偽の報告がなかったかなどを探索するのが、内務調査局の役割だ。
 アレックスはその中でも、外務部と呼ばれる外国から国内に持ち込まれた事件処理に関して調査をすることを専門にしていた。
 朝一のミーティング。
 その議題はもちろん、あの飛び降り事件だった。
「二日前だ。雨とサソリのせいで死亡推定時刻の判別に手間取ってな」
「サソリ? どうしてそんなものが」
「やつら、何でも喰っちまうんだよ。魔力も服も遺体も‥‥‥遺されたのは白骨死体だけだ」
「……惨いな」
 会議室の画面には立体的な映像が映し出されている。さまざまな角度の写真などもそこには含まれていた。
「誰なんだ?」
 その場の責任者が分からん、と告げる。
「サソリが魔力反応や痕跡ごと丸のみしちまった。当人かどうかの判別も怪しい。だが遺留品の持ち主は‥‥‥」
「なんてこった」
 アレックスはそこに投影された女性の写真を目にして呻いた。それは彼の知り合いで、さらに戦友の娘だった。
「メイル・バナーシー。市立図書館の司書をしている、二十六歳。昨日、遺留品の身分証明書に登録されている住所に警官をやったが、当人はいなかった。同居している家族の話では、二日前から戻っていないそうだ」
「つまり、当人で間違いなし。そういうことか」
 ならいいんだがな、と責任者は渋そうな顔をする。
 さっき彼から連絡があったのはこのことかと、アレックスは納得した。メイルはドンの、娘だ。父親としては‥‥‥いや、連絡してくる必要があるか? それも困ったこと? どういう意味だ、と眉根を寄せる。
 その答えは次の瞬間、明らかになった。
「姉がいる。リタ・エゲナー、二十六歳。メイルとは一卵性双生児で、見た目もうり二つ。魔力反応もうり二つ。二日前から行方不明らしい」
「ああ……」
 ドンの要件はそれだったかと理解する。
 くそっ、切らずに聞いておけばよかった。
 あの焦り方は、姉の方が行方不明になったままだからだったのだ。
 なんとなく手遅れだという感覚が胸の奥に生まれてくる。ここは犯罪も多い田舎町なのだ。女性が行方不明になって二日も戻らないとあれば、その多くの結末は――死が待っている。
 知人の不幸に顔を曇らせるアレックスに、上司は「悪いんだが」と前置きを付けて新しい命令を下した。
「このリタ・エゲナーは‥‥‥魔王フェイブスタークの部下だそうだ。知っていたか?」
 明らかに知っているな? という口ぶりだった。
 リタは内務調査局ではそれなりに有名人だ。魔王軍の将校として、このカルサイトの街で兵士募集などの事務所運営をしている。王国の中枢ともつながりが深い女性だった。
「ここに居る奴なら、誰でも知っていますよ」
「なら、話が早い。外交特権の問題で魔王軍に捜査権を譲ることになる。二日後だ。それまでに」
 なんだ?
 事件を解決しろ?
 そんな短期間でか、無茶を言うな。
 そう反論しようとしたら、違った。
「あちらから専任の捜査官が今夜、到着する。二日間でいい、街を案内してやってくれ」
「捜査は‥‥‥?」
「魔王ごときに好き勝手されてたまるか。ここはギルドの足元なんだぞ」
 つまり、どうにか口実を付けて捜査期間を引き伸ばしたいらしい。
 魔王軍の関係者を捜査に極力関わらせるな。
 それは残り二日間で引退するアレックスに課された、最後の任務になりそうだった。
 

しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。

ファンタジー
〈あらすじ〉 信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。 目が覚めると、そこは異世界!? あぁ、よくあるやつか。 食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに…… 面倒ごとは御免なんだが。 魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。 誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。 やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。

魔法の数はステータス!? 転移した先は女性ばかりが魔法を使う世界!

三原みぱぱ
ファンタジー
ある日、剣と魔法のファンタジー世界に放り込まれた竜ヶ峰清人(リュウガミネ キヨト)。 美少女レイティアが嫁として現れる。 しかし、そんな甘い事ばかりではない。 強力な魔法が使えるのは女性のみ! 使える魔法の数がステータス(社会的地位)となる女性が強い世界。 男は守られるべき存在のこの世界で、魔法も剣も使えない主人公。   モンスターと戦えば足手まといと怒られ、街中で暴漢を止めようとするとぼこぼこにされる。 そんな俺Yoeee主人公は、金髪美少女のレイティアに恋人として認められるのか? 師匠である剣豪ムサシマル助けられながら、恋のライバル、アレックスやソフィアを交えて進む、ラブコメファンタジー! 感想、心よりお待ちしております。 完結しました! ノベルアッププラスで「ゼロの転移者」としてリニューアル連載していますよ。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい

616號
ファンタジー
 不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。

性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。

狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。 街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。 彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)

ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者

哀上
ファンタジー
チートを貰い異世界転生。何も成し遂げることなく35年……、ついに前世の年齢を超えた。

処理中です...