思考停止の小説家ブランク傍にはナイフ君がきっかけを作れば明日の朝僕は消えているかもしれないと告げる

偉大さよりも卑しさ

私は自分のことをケチだと思う。酒を飲むとき、量が足りないと思ったら水でも注ぎ足して満足満足。

アルコールは薄めた方が安全である。信じられないなら、抹消の静脈にビールを入れてみるといい。どうなるか、私は知らない。無知な想像に任せると吐き気が襲ってくる。

毎日最低限の生活しかしない。だから、1日1000円くらいの収入があればなんとか暮らせる。ああっ、昔を思い返すと、本当に凄かったんだよ。私はとある有名な文学賞にノミネートされて、一時期注目を浴びた。この時は小説が売れまくって、そのまま収入にも結びついた。しかしながら、今はどうかというと、一々説明する必要はない。

今では恐ろしいことに、収入だけを気にするようになった。今日の収入は33円である。10円のお菓子を3つ買って、駄菓子屋の婆ちゃんに笑顔を見せる。