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その1
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「後からつけられているんじゃないかと不安になるのです」
「そうかそうか、そいつはストーカーってやつじゃないのかね?」
「ストーカー……それだけ魅力的だってことですかね?」
「そうなんだね。羨ましいよ」
「羨ましいだなんて、そんな……」
ハエのように暑苦しくやってくるストーカーをやっつけないと、私はそのうち殺されるかもしれない。
早く手を打たないと……。
「誰かに見つけてもらいましょう……」
そこで、私たちは夢の中で追いかけっこを始めた。
「終わりだ!」
私はストーカーの首を掴んだ。
「どうしてですか?これほどまでに愛しているのに……」
「あなたの存在自体が邪魔!」
クソに好かれたって嫌だからね。殺しても仕方がないんだ。
「そうかそうか、そいつはストーカーってやつじゃないのかね?」
「ストーカー……それだけ魅力的だってことですかね?」
「そうなんだね。羨ましいよ」
「羨ましいだなんて、そんな……」
ハエのように暑苦しくやってくるストーカーをやっつけないと、私はそのうち殺されるかもしれない。
早く手を打たないと……。
「誰かに見つけてもらいましょう……」
そこで、私たちは夢の中で追いかけっこを始めた。
「終わりだ!」
私はストーカーの首を掴んだ。
「どうしてですか?これほどまでに愛しているのに……」
「あなたの存在自体が邪魔!」
クソに好かれたって嫌だからね。殺しても仕方がないんだ。
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