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その14
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「何をヒソヒソと話しているの!!!!!!!」
テヌート様は叫びました。そして、私はテヌート様に切先を向けました。すると、今度はいやしくも命乞いを始めました。
「フィンゴリモド様の許可は得ておりますので……どうか、勘違いなさらずに。これは、私の一存ではございませんから…………」
私がこう言いますと、テヌート様は、
「なにがなんだか分からないけれど……命だけは助けて!!!!!!」
と言って泣き出しました。ああ、実に身勝手な人間です。でも、私はこのタイプの人間を軽蔑しました。そして、こういう人間を消すのも、私の残された仕事だと思いました……。
私は静かに、切先をテヌート様の胸に付き宛てました。
「一瞬で終わりますから……短い間でございましたけれども……お世話になりました!!!!!!!!」
テヌート様は叫びました。そして、私はテヌート様に切先を向けました。すると、今度はいやしくも命乞いを始めました。
「フィンゴリモド様の許可は得ておりますので……どうか、勘違いなさらずに。これは、私の一存ではございませんから…………」
私がこう言いますと、テヌート様は、
「なにがなんだか分からないけれど……命だけは助けて!!!!!!」
と言って泣き出しました。ああ、実に身勝手な人間です。でも、私はこのタイプの人間を軽蔑しました。そして、こういう人間を消すのも、私の残された仕事だと思いました……。
私は静かに、切先をテヌート様の胸に付き宛てました。
「一瞬で終わりますから……短い間でございましたけれども……お世話になりました!!!!!!!!」
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