妹に婚約者を寝取られたので姉を辞めます~婚約破棄という運命に抗って~

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その27

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「ならば……そう言うのでしたら、レイナを私の使用人として、差し出していただけませんか?????????」

「それはまた……どのような意味でございましょうか?????????」

「いや、ですから、事の発端は全てレイナにあることはもう間違いないわけでございますから。なので、そんなレイナを私の奴隷としてこき使う……こんなのは面白いと思いませんか?????????」

チャーリーはやはり、人間が腐っているみたいだった。勿論、レイナは最初から分かっていた。だが、改めてこんなことを言われてしまったら、もう返す言葉が見つからなかったのだ…………。

「はあ、それが王子様の望みでありましたら!!!!!!!!!!!!」

公爵は最後まで反論することがなかった。レイナはいよいよ、怒りが爆発寸前だった…………。
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