18 / 98
その18
しおりを挟む
「ところで……お姉様??????」
「何かしら??????」
レイナは、なんとか抑えようと必死に頑張っていたが、それでも、イコンがはしゃぎすぎると、やはり、このまま冷静さを保つことはできないと思ったのだった……。
「お姉様……そんな怖い顔をしないでくださいよ?????????こう見えたって、私はお姉様思いなのですからね!!!!!!」
何を言っているんだ……レイナはそう思った。
「最近ですね、チャーリー様がですね!!!!!!!!!」
婚約破棄された相手のことを話題にするなんて、全くどんな神経をしているんだ……レイナの怒りのボルテージが少し上がった。
「チャーリー様がですね!!!!!あれ??????お姉様、ひょっとして、チャーリー様のこと、忘れちゃったんですか???????」
「そんなわけないでしょう…………。それで??????なんなのよ…………」
「はいっ!!!!!!実はですね、チャーリー様がですね、私に愛してるって、言ってくださったのですよ!!!!!!!!!」
「…………それだけ??????????」
「それだけって……お姉様、ひどくないですか????????あれほどお姉様のことを愛していたあの、チャーリー様がですね、私のことを愛しているんですって!!!!!!!」
「だから…………それがなんなのよ…………」
レイナの怒りのボルテージはうなぎ登りだった。まあ、当然と言えば当然なのだろう。
「あれっ……ひょっとして、お姉様?????????私にやきもちでもやいているのですか??????」
「そんなことはない…………」
「いいんですよ???????強がらなくても!!!!!!!!!お姉様のことは、この私、全てお見通しでございますから!!!!!!!」
「そんなことはないって言っているでしょうが!!!!!!!!!!!」
レイナは思わず声を荒げてしまった…………。
「何かしら??????」
レイナは、なんとか抑えようと必死に頑張っていたが、それでも、イコンがはしゃぎすぎると、やはり、このまま冷静さを保つことはできないと思ったのだった……。
「お姉様……そんな怖い顔をしないでくださいよ?????????こう見えたって、私はお姉様思いなのですからね!!!!!!」
何を言っているんだ……レイナはそう思った。
「最近ですね、チャーリー様がですね!!!!!!!!!」
婚約破棄された相手のことを話題にするなんて、全くどんな神経をしているんだ……レイナの怒りのボルテージが少し上がった。
「チャーリー様がですね!!!!!あれ??????お姉様、ひょっとして、チャーリー様のこと、忘れちゃったんですか???????」
「そんなわけないでしょう…………。それで??????なんなのよ…………」
「はいっ!!!!!!実はですね、チャーリー様がですね、私に愛してるって、言ってくださったのですよ!!!!!!!!!」
「…………それだけ??????????」
「それだけって……お姉様、ひどくないですか????????あれほどお姉様のことを愛していたあの、チャーリー様がですね、私のことを愛しているんですって!!!!!!!」
「だから…………それがなんなのよ…………」
レイナの怒りのボルテージはうなぎ登りだった。まあ、当然と言えば当然なのだろう。
「あれっ……ひょっとして、お姉様?????????私にやきもちでもやいているのですか??????」
「そんなことはない…………」
「いいんですよ???????強がらなくても!!!!!!!!!お姉様のことは、この私、全てお見通しでございますから!!!!!!!」
「そんなことはないって言っているでしょうが!!!!!!!!!!!」
レイナは思わず声を荒げてしまった…………。
1
お気に入りに追加
1,013
あなたにおすすめの小説

アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。



【完結】離縁など、とんでもない?じゃあこれ食べてみて。
BBやっこ
恋愛
サリー・シュチュワートは良縁にめぐまれ、結婚した。婚家でも温かく迎えられ、幸せな生活を送ると思えたが。
何のこれ?「旦那様からの指示です」「奥様からこのメニューをこなすように、と。」「大旦那様が苦言を」
何なの?文句が多すぎる!けど慣れ様としたのよ…。でも。

【完結】幼い頃から婚約を誓っていた伯爵に婚約破棄されましたが、数年後に驚くべき事実が発覚したので会いに行こうと思います
菊池 快晴
恋愛
令嬢メアリーは、幼い頃から将来を誓い合ったゼイン伯爵に婚約破棄される。
その隣には見知らぬ女性が立っていた。
二人は傍から見ても仲睦まじいカップルだった。
両家の挨拶を終えて、幸せな結婚前パーティで、その出来事は起こった。
メアリーは彼との出会いを思い返しながら打ちひしがれる。
数年後、心の傷がようやく癒えた頃、メアリーの前に、謎の女性が現れる。
彼女の口から発せられた言葉は、ゼインのとんでもない事実だった――。
※ハッピーエンド&純愛
他サイトでも掲載しております。

五歳の時から、側にいた
田尾風香
恋愛
五歳。グレースは初めて国王の長男のグリフィンと出会った。
それからというもの、お互いにいがみ合いながらもグレースはグリフィンの側にいた。十六歳に婚約し、十九歳で結婚した。
グリフィンは、初めてグレースと会ってからずっとその姿を追い続けた。十九歳で結婚し、三十二歳で亡くして初めて、グリフィンはグレースへの想いに気付く。
前編グレース視点、後編グリフィン視点です。全二話。後編は来週木曜31日に投稿します。
不遇な王妃は国王の愛を望まない
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝ある時、クラウン王国の国王カルロスの元に、自ら命を絶った王妃アリーヤの訃報が届く。王妃アリーヤを冷遇しておきながら嘆く国王カルロスに皆は不思議がる。なにせ国王カルロスは幼馴染の側妃ベリンダを寵愛し、政略結婚の為に他国アメジスト王国から輿入れした不遇の王女アリーヤには見向きもしない。はたから見れば哀れな王妃アリーヤだが、実は他に愛する人がいる王妃アリーヤにもその方が都合が良いとも。彼女が真に望むのは愛する人と共に居られる些細な幸せ。ある時、自国に囚われの身である愛する人の訃報を受け取る王妃アリーヤは絶望に駆られるも……。主人公の舞台は途中から変わります。
※設定などは独自の世界観で、あくまでもご都合主義。断罪あり。ハピエン🩷
※稚拙ながらも投稿初日からHOTランキング(2024.11.21)に入れて頂き、ありがとうございます🙂 今回初めて最高ランキング5位(11/23)✨ まさに感無量です🥲

私の婚約者でも無いのに、婚約破棄とか何事ですか?
狼狼3
恋愛
「お前のような冷たくて愛想の無い女などと結婚出来るものか。もうお前とは絶交……そして、婚約破棄だ。じゃあな、グラッセマロン。」
「いやいや。私もう結婚してますし、貴方誰ですか?」
「俺を知らないだと………?冗談はよしてくれ。お前の愛するカーナトリエだぞ?」
「知らないですよ。……もしかして、夫の友達ですか?夫が帰ってくるまで家使いますか?……」
「だから、お前の夫が俺だって──」
少しずつ日差しが強くなっている頃。
昼食を作ろうと材料を買いに行こうとしたら、婚約者と名乗る人が居ました。
……誰コイツ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる