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雨音は静かな響き
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桜が満開になり「花びらが落ちる頃に降る雨を桜ちらしの雨」と志乃は言った。
何とも綺麗な言葉だと裕士は感心して聞いていた。
志乃はその桜の花びらが川を伝わっていく、花筏が特に好きだった。
そんな週末の夜に目黒川に出掛けたが、雨に降られ、川沿いにあるレストランの2階から川に流れる花筏を眺めた。
志乃は「一度この花筏を見たかったの。ライトアップでピンクの花びらが一面に流れていく幻想的な風景を、、、」軽くお酒を飲んだ事もあり、志乃の顔も薄くピンクに染まっていた。
食事が終わり、二人は裕士の家に向かった。
道すがら歩いていくとまだまだ夜は冷たい風も吹いて家についたら、裕士は暖房を入れた。
そして「志乃にお酒が入っているので今日は湯に入らずシャワーを浴びて来た方がいいですよ」と話した。
そう言われ、志乃は裕士からバスタオルを受け取って浴室に入った。
志乃は先ほど見た花筏の幻想的な風景を思い出して、頭からシャワーを浴びた。
気持ちいい湯が体に当たり流れ行く湯は乳房にも当たり、乳首の先から下に落ちていった。
体が暖まり、水滴をバスタオルで拭いて出ていくと入れ替わりに裕士が浴室に入った。
簡単に頭からシャワーを浴びてバスタオルを腰に巻いて裕士は志乃と共にベッドの横に座った。
志乃のバスタオルを取って、二人は全裸になり抱き合って口づけをした。
もう、志乃とこのような関係になって3ヶ月になる。
始めこそぎこちない関係だったが今ではお互いが満足できる関係へと近づいた。
裕士の指先が乳房を揉みながら舌先で乳首を弄んだ。志乃は徐々に興奮をしながら小さな声で悶えた。
志乃は指先を裕士の性感帯に触れて興奮を誘った。
裕士のその興奮がMAXになり、はち切れそうなほど大きくなっていた。
裕士は志乃をこちらに満ち美いて、二人は一つになった。
それと同時に志乃は激しく悶え「もっと、激しく、、、奥に、、、」と声をあげ
「いくーー」といって体を硬直させた。
裕士も後を追うようにその中にすべてをを放出した。
裕士は避妊具をゴミ箱に捨て、ティッシュで拭いて、裸のまま二人は布団の中に入った。
雨音が家に帰った時よりも静かな音を響かせて時の時間を進ませた。
志乃は裕士の腕枕で静かに眠りについた。
翌朝起きたら、コーヒーの香ばしい香りで目が覚めて、一段落して志乃がシャワーを浴びていると
裕士は裸のまま入ってきて「おはよう」と言って一緒にシャワーを浴びた。
気持ちいいシャワーで目が覚めて、二人は朝食を食べた。
裕士は「これからどうするの?」と聞いたら志乃は「一先ず家に帰って洗濯と掃除をします」
そう言って志乃は帰り支度をして、自分のマンションへと戻ったら、
同僚の美鈴さんから電話があり「相談したいことがあるのだけどと言われ、これからそちらに行ってもいいですか?」と聞かれた。
志乃は「3時過ぎでしたら」と答えた。
美鈴さんはそれを聞いて「3時にそちらに寄ります」と答えた。
その間に志乃は洗濯をして部屋の中をきれいにした。
ちょうど3時に美鈴さんが部屋の扉をノックしたので出迎えた。
志乃はキリマンジャロの豆を挽いて香り立つコーヒーを作り美鈴さんの前に出した。
そして「相談事はなんですか?」と聞いた。
美鈴さんは今年短大を卒業してこの会社に入社して、志乃の隣に座っていた。
よく昼には連れだって昼食を食べに行ったりお酒を飲んだりしている仲だった。
「実は気になっている男性が居てこの前デートしたんですが、、、」
志乃は「誰か出来たんですか?」と聞いたら、
美鈴さんは「営業の前沢晃さんなんですが、すごく気になって、、、」
「この前のデートでキスをしてしまいました。この次は求めてくるのではと、、だけど私、今まで経験したことがないのでどう過ごしたらいいか?わからないんです」
「それで志乃さんに聞きに来ました」
志乃はそれだったら「彼が好きならすべて彼にまかせなさい。ただ、避妊だけはしなさいね」
それを聞いて美鈴さんは安心したようだった。
志乃は「私も初めて会った時、今の彼が大好きで、その時はすべて彼にまかせました。
それでよかったと思っています」
美鈴さんはそれを聞いて安堵した。
「志乃さんに聞いてよかったです」
それから1月が立ち、美鈴さんから電話があり、やっと、晃さんと結ばれました。
最初はすごく痛かったですが志乃さんの言う通り彼を信じてすべてまかせました。
私にとっては悔いのない経験でした。そういって電話は切れた。
朝からじめじめした天気だったが、美鈴さんの声を聞いていたら、雨音も静かな響きに聞こえた。
もう少ししたら雨季に入り、新たな季節を迎えるがその時は志乃は裕士と鎌倉にいって見たくなった。
雨季に入り1週目の週末に二人は鎌倉に出掛けた。
相変わらず人通りの多い町で、その間を縫って鎌倉の町を散策した。
やはりこの時期は、アジサイの時期で明月院は人が多かった、
入口を入って、横に枯山水の庭があり、そこを抜けてアジサイの庭を見ていたら、
そこに美鈴さんと晃さん、そして、沙耶香さんがこちらに向かって歩いてきた。
志乃さんが「美鈴さん」と声をかけたら、美鈴さんは「ここで会えるなんて偶然ですね。
会社のメンバーでここに来ました」
美鈴さんは「私の先輩の志乃さんです。そして、彼氏さんです」
「よろしくね」と言った。
志乃さんは「一通り見てどこかで休みませんか?」と話したら、
美鈴さんが「そうですね」と言って、5人でアジサイを見て小さなレストランに入った。
裕士は「志乃さんに聞いていた二人ですね。仲がいいですよ」と言った。
「結構お似合いかも、、、」と話した。
5人でたわいのない話をしていたら、窓に雨音が響くような強い雨が降ってきた。
しばらくは、どこにも移動できないのでそのレストランで時間を潰していたら、30分ほどしたら、
雨音が優しくなり、小雨になった。
ふっと、裕士は志乃との初めての夜が甦ってきた。
付き合いはじめて3週間目だったか、何度目かのデートで雨に降られ、
服が濡れてしまいこのままでは風邪を引きそうだったことから裕士は自分のマンションに迎えた。
そこで志乃を抱いた。志乃は初めての経験だった。
志乃は緊張していたが、ホテルに入ったことから気持ちを切り替えて、裕士にすべてを任せた。
初めての二人だけの風呂はとても初々しかった。
そして、二人だけの経験は思い出に残るものだった。
その日の夜は静かな雨音が窓辺を濡らしていたのが印象的だった。
5人はそのまま鎌倉駅に向かい、そこで解散をした。
美鈴さんは晃さんと家に向かい、沙耶香さんは自宅に帰り、志乃さんと裕士さんは志乃さんの家に向かった。
志乃さんは「私が出掛ける時っていつも雨が降るんですよ、雨女なのかも」何て笑っていた。
途中でお酒とつまみを買って家に着いたらまず、お風呂に入ることにした。
志乃は裕士にバスタオルを渡した。裕士は濡れている服を衣紋掛けに掛けてそのまま浴室に向かった。
シャワーの音が聞こえるのを確認して志乃は裸になって浴室に入った。
裕士の横に入ってきて頭からシャワーを浴び、冷たかった体を暖めて、浴室を出た。
志乃は冷蔵庫から冷たい缶ビールを裕士に渡した。
それを二人で飲んでそのままベッドに横になった。雨はしとしとと静かな音を立てて流れていった。
ふっと、二人の間に静かな時間が過ぎていった。
志乃が「美鈴さんと晃さんうまく粋そうですね」
「何となく二人は気が合いそうですよ」と、裕士さんが言った。
「静かな雨の夜も時にはいいですね。何か洗われたような気がします」そういっているうちに、
志乃は軽い寝息をかいて眠りに着いた。
翌朝は雨もやんでスッキリした晴れになった。
裕士は志乃の作ってくれた朝食を食べて、自宅に帰った。
それから2時間後に志乃の家の電話が大きく鳴った。
志乃が受け取ると警察の人から裕士さんが建設現場の下で機材が落ちて、全身打撲で亡くなったことを知らされた。
志乃はビックリして取り敢えず病院に行き裕士の亡骸を確認した。
あまりにも突然のことで何も言うことがなかった。
後から親と兄弟が来て余りのショックで何も言えなかった。
志乃は「今日の朝まで一緒にいたのに、、、」そういって大きな声で泣いた。
志乃は挨拶もそこそこにひとまず家族に任せて家に帰った。
後日、知人と葬式に出て、荼毘に付されたが、その日以来、気の抜けたような日を過ごしていた。
会社の方はしばらく有給で休み、ふっと、彼と行った鎌倉に出掛けてみたくなった。
朝から曇りだして昼には雨が降ってきたが、彼とあの時出掛けた明月院に出かけた。
雨に濡れたアジサイはどことなく優しい彼を思い出させてくれた。
思わずほほに涙を濡らしたが、雲の間から日が射して、美しい虹が表れた。
そして、彼の顔が浮かんできた。
裕士さんはいつも君の前にいるよ、前を向いて頑張ってくださいといっているようだった。
何とも綺麗な言葉だと裕士は感心して聞いていた。
志乃はその桜の花びらが川を伝わっていく、花筏が特に好きだった。
そんな週末の夜に目黒川に出掛けたが、雨に降られ、川沿いにあるレストランの2階から川に流れる花筏を眺めた。
志乃は「一度この花筏を見たかったの。ライトアップでピンクの花びらが一面に流れていく幻想的な風景を、、、」軽くお酒を飲んだ事もあり、志乃の顔も薄くピンクに染まっていた。
食事が終わり、二人は裕士の家に向かった。
道すがら歩いていくとまだまだ夜は冷たい風も吹いて家についたら、裕士は暖房を入れた。
そして「志乃にお酒が入っているので今日は湯に入らずシャワーを浴びて来た方がいいですよ」と話した。
そう言われ、志乃は裕士からバスタオルを受け取って浴室に入った。
志乃は先ほど見た花筏の幻想的な風景を思い出して、頭からシャワーを浴びた。
気持ちいい湯が体に当たり流れ行く湯は乳房にも当たり、乳首の先から下に落ちていった。
体が暖まり、水滴をバスタオルで拭いて出ていくと入れ替わりに裕士が浴室に入った。
簡単に頭からシャワーを浴びてバスタオルを腰に巻いて裕士は志乃と共にベッドの横に座った。
志乃のバスタオルを取って、二人は全裸になり抱き合って口づけをした。
もう、志乃とこのような関係になって3ヶ月になる。
始めこそぎこちない関係だったが今ではお互いが満足できる関係へと近づいた。
裕士の指先が乳房を揉みながら舌先で乳首を弄んだ。志乃は徐々に興奮をしながら小さな声で悶えた。
志乃は指先を裕士の性感帯に触れて興奮を誘った。
裕士のその興奮がMAXになり、はち切れそうなほど大きくなっていた。
裕士は志乃をこちらに満ち美いて、二人は一つになった。
それと同時に志乃は激しく悶え「もっと、激しく、、、奥に、、、」と声をあげ
「いくーー」といって体を硬直させた。
裕士も後を追うようにその中にすべてをを放出した。
裕士は避妊具をゴミ箱に捨て、ティッシュで拭いて、裸のまま二人は布団の中に入った。
雨音が家に帰った時よりも静かな音を響かせて時の時間を進ませた。
志乃は裕士の腕枕で静かに眠りについた。
翌朝起きたら、コーヒーの香ばしい香りで目が覚めて、一段落して志乃がシャワーを浴びていると
裕士は裸のまま入ってきて「おはよう」と言って一緒にシャワーを浴びた。
気持ちいいシャワーで目が覚めて、二人は朝食を食べた。
裕士は「これからどうするの?」と聞いたら志乃は「一先ず家に帰って洗濯と掃除をします」
そう言って志乃は帰り支度をして、自分のマンションへと戻ったら、
同僚の美鈴さんから電話があり「相談したいことがあるのだけどと言われ、これからそちらに行ってもいいですか?」と聞かれた。
志乃は「3時過ぎでしたら」と答えた。
美鈴さんはそれを聞いて「3時にそちらに寄ります」と答えた。
その間に志乃は洗濯をして部屋の中をきれいにした。
ちょうど3時に美鈴さんが部屋の扉をノックしたので出迎えた。
志乃はキリマンジャロの豆を挽いて香り立つコーヒーを作り美鈴さんの前に出した。
そして「相談事はなんですか?」と聞いた。
美鈴さんは今年短大を卒業してこの会社に入社して、志乃の隣に座っていた。
よく昼には連れだって昼食を食べに行ったりお酒を飲んだりしている仲だった。
「実は気になっている男性が居てこの前デートしたんですが、、、」
志乃は「誰か出来たんですか?」と聞いたら、
美鈴さんは「営業の前沢晃さんなんですが、すごく気になって、、、」
「この前のデートでキスをしてしまいました。この次は求めてくるのではと、、だけど私、今まで経験したことがないのでどう過ごしたらいいか?わからないんです」
「それで志乃さんに聞きに来ました」
志乃はそれだったら「彼が好きならすべて彼にまかせなさい。ただ、避妊だけはしなさいね」
それを聞いて美鈴さんは安心したようだった。
志乃は「私も初めて会った時、今の彼が大好きで、その時はすべて彼にまかせました。
それでよかったと思っています」
美鈴さんはそれを聞いて安堵した。
「志乃さんに聞いてよかったです」
それから1月が立ち、美鈴さんから電話があり、やっと、晃さんと結ばれました。
最初はすごく痛かったですが志乃さんの言う通り彼を信じてすべてまかせました。
私にとっては悔いのない経験でした。そういって電話は切れた。
朝からじめじめした天気だったが、美鈴さんの声を聞いていたら、雨音も静かな響きに聞こえた。
もう少ししたら雨季に入り、新たな季節を迎えるがその時は志乃は裕士と鎌倉にいって見たくなった。
雨季に入り1週目の週末に二人は鎌倉に出掛けた。
相変わらず人通りの多い町で、その間を縫って鎌倉の町を散策した。
やはりこの時期は、アジサイの時期で明月院は人が多かった、
入口を入って、横に枯山水の庭があり、そこを抜けてアジサイの庭を見ていたら、
そこに美鈴さんと晃さん、そして、沙耶香さんがこちらに向かって歩いてきた。
志乃さんが「美鈴さん」と声をかけたら、美鈴さんは「ここで会えるなんて偶然ですね。
会社のメンバーでここに来ました」
美鈴さんは「私の先輩の志乃さんです。そして、彼氏さんです」
「よろしくね」と言った。
志乃さんは「一通り見てどこかで休みませんか?」と話したら、
美鈴さんが「そうですね」と言って、5人でアジサイを見て小さなレストランに入った。
裕士は「志乃さんに聞いていた二人ですね。仲がいいですよ」と言った。
「結構お似合いかも、、、」と話した。
5人でたわいのない話をしていたら、窓に雨音が響くような強い雨が降ってきた。
しばらくは、どこにも移動できないのでそのレストランで時間を潰していたら、30分ほどしたら、
雨音が優しくなり、小雨になった。
ふっと、裕士は志乃との初めての夜が甦ってきた。
付き合いはじめて3週間目だったか、何度目かのデートで雨に降られ、
服が濡れてしまいこのままでは風邪を引きそうだったことから裕士は自分のマンションに迎えた。
そこで志乃を抱いた。志乃は初めての経験だった。
志乃は緊張していたが、ホテルに入ったことから気持ちを切り替えて、裕士にすべてを任せた。
初めての二人だけの風呂はとても初々しかった。
そして、二人だけの経験は思い出に残るものだった。
その日の夜は静かな雨音が窓辺を濡らしていたのが印象的だった。
5人はそのまま鎌倉駅に向かい、そこで解散をした。
美鈴さんは晃さんと家に向かい、沙耶香さんは自宅に帰り、志乃さんと裕士さんは志乃さんの家に向かった。
志乃さんは「私が出掛ける時っていつも雨が降るんですよ、雨女なのかも」何て笑っていた。
途中でお酒とつまみを買って家に着いたらまず、お風呂に入ることにした。
志乃は裕士にバスタオルを渡した。裕士は濡れている服を衣紋掛けに掛けてそのまま浴室に向かった。
シャワーの音が聞こえるのを確認して志乃は裸になって浴室に入った。
裕士の横に入ってきて頭からシャワーを浴び、冷たかった体を暖めて、浴室を出た。
志乃は冷蔵庫から冷たい缶ビールを裕士に渡した。
それを二人で飲んでそのままベッドに横になった。雨はしとしとと静かな音を立てて流れていった。
ふっと、二人の間に静かな時間が過ぎていった。
志乃が「美鈴さんと晃さんうまく粋そうですね」
「何となく二人は気が合いそうですよ」と、裕士さんが言った。
「静かな雨の夜も時にはいいですね。何か洗われたような気がします」そういっているうちに、
志乃は軽い寝息をかいて眠りに着いた。
翌朝は雨もやんでスッキリした晴れになった。
裕士は志乃の作ってくれた朝食を食べて、自宅に帰った。
それから2時間後に志乃の家の電話が大きく鳴った。
志乃が受け取ると警察の人から裕士さんが建設現場の下で機材が落ちて、全身打撲で亡くなったことを知らされた。
志乃はビックリして取り敢えず病院に行き裕士の亡骸を確認した。
あまりにも突然のことで何も言うことがなかった。
後から親と兄弟が来て余りのショックで何も言えなかった。
志乃は「今日の朝まで一緒にいたのに、、、」そういって大きな声で泣いた。
志乃は挨拶もそこそこにひとまず家族に任せて家に帰った。
後日、知人と葬式に出て、荼毘に付されたが、その日以来、気の抜けたような日を過ごしていた。
会社の方はしばらく有給で休み、ふっと、彼と行った鎌倉に出掛けてみたくなった。
朝から曇りだして昼には雨が降ってきたが、彼とあの時出掛けた明月院に出かけた。
雨に濡れたアジサイはどことなく優しい彼を思い出させてくれた。
思わずほほに涙を濡らしたが、雲の間から日が射して、美しい虹が表れた。
そして、彼の顔が浮かんできた。
裕士さんはいつも君の前にいるよ、前を向いて頑張ってくださいといっているようだった。
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