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ウィーン編
別れ④
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十一月二十日
ウィーン駅
(´・ω・`) ざわ…ー(⚭-⚭(⚭-⚭( ⚭-⚭ )⚭-⚭)⚭-⚭) ---ざわ… ┃柱┃
あの柱の下が、待ち合わせの場所なんだ
人混みは相変わらずだけど もう慣れたよ
テクテク┏(´・ω・`)┛
(´^ω^`)「あ、いた!」
(´・ω・`)「お待たせ アドルフ!」
(# ゚Д゚)「は?誰だよお前!」
(。゚ω゚)!!
( ;´-ω-` )「ご、ごめんなさい 人違いです…」
(# ゚Д゚)「ったく………気安く声をかけんな!」
アドルフによく似た青年
と言っても服装と背丈だけだけど、は悪態をついて去っていった
(;´・ω・` ) .。oO(はぁ、ビックリした)
あれ…でも、アドルフはいない?
さてはまた遅くまで起きてて寝坊したんだな…
( ;´-ω-` )「全く 手紙には今日のこの時間だって書いたのに…」
仕方ない、柱にもたれながら待つか
五分後
┃柱┃
(´・ω・`)
二十分後
┃柱┃
(´・ω・`) .。oO(……待合室にいるのかな?)
テクテク┏(´・ω・`)┛
(・ω・`;≡;´・ω・)
(´・ω・`)……
(´・ω・`) .。oO(戻ろう……)
┗(`・ω・´)┓テクテク
一時間後
┃柱┃
(;´・ω・` ) .。oO(おかしい…)
っていうかアドルフが時間を破るなんてありえない
(。゚ω゚)「まさか……病気!?」
そうだ、そうに違いない!
そういえば手紙にまた気管支カタルがぶり返してるって書いてた!
いそいで借家に行こう!
ε三三┏(;´・ω・` )┛
借家
ガチャガチャ
(;´・ω・` )「あれ?鍵が閉まってる」
(;´・ω・` )っ「おーいアドルフ ボクだよ 開けてよ」ドンドン
(・∞・)「なんだい騒がしいね!」
Σ(・∞・)「あれ?クビチェク君じゃない」
(´ᴖωᴖ`;)「お久しぶりです すみませんちょっと鍵がかかってて…」
大家のツァクライス婦人は不思議そうな顔をしてる
(・∞・)「鍵がかかってるって当たり前じゃない…」
(・∞・)「だってその部屋は空き部屋ですもの」
(;´・ω・` )「え?何を言ってるんですか…」
(;`・ω・´)「ここはボクとアドルフの部屋ですよ!」
(;・∞・)「……もしかして何も知らないのかい?」
(;´・ω・` )「え?」
(;・∞・)(´・ω・`; )
ツァクライス婦人から次の三つのことを告げられた
アドルフは家賃を払うと姿を消したこと
別れの挨拶も何もなかったこと
手紙やメモも何も残さなかったこと
( ;´-ω-` ) .。oO(アドルフ…)
一体何があったんだ……
……
(`・ω・´) .。oO(そうだ!)
そもそもあの部屋はボクがピアノを弾くために借りたんだ
きっとアドルフは一人であの広い部屋を持て余したんだ
だから引っ越したんだ!
アドルフはせっかちで抜けている所があるから
いろいろ無作法なことをして……
……
(´・ω・`) .。oO(……アドルフがそんなことをする?)
急いで部屋を借り
知りうる限りの知人、考えられる限りの関係者のもとに走った
そしてボクの住所を教えた
アドルフを見かけたら知らせて欲しい、伝えて欲しいと言伝をして
しかし、一週間たっても、二週間たっても
なんの音沙汰もなかった……
ウィーン駅
(´・ω・`) ざわ…ー(⚭-⚭(⚭-⚭( ⚭-⚭ )⚭-⚭)⚭-⚭) ---ざわ… ┃柱┃
あの柱の下が、待ち合わせの場所なんだ
人混みは相変わらずだけど もう慣れたよ
テクテク┏(´・ω・`)┛
(´^ω^`)「あ、いた!」
(´・ω・`)「お待たせ アドルフ!」
(# ゚Д゚)「は?誰だよお前!」
(。゚ω゚)!!
( ;´-ω-` )「ご、ごめんなさい 人違いです…」
(# ゚Д゚)「ったく………気安く声をかけんな!」
アドルフによく似た青年
と言っても服装と背丈だけだけど、は悪態をついて去っていった
(;´・ω・` ) .。oO(はぁ、ビックリした)
あれ…でも、アドルフはいない?
さてはまた遅くまで起きてて寝坊したんだな…
( ;´-ω-` )「全く 手紙には今日のこの時間だって書いたのに…」
仕方ない、柱にもたれながら待つか
五分後
┃柱┃
(´・ω・`)
二十分後
┃柱┃
(´・ω・`) .。oO(……待合室にいるのかな?)
テクテク┏(´・ω・`)┛
(・ω・`;≡;´・ω・)
(´・ω・`)……
(´・ω・`) .。oO(戻ろう……)
┗(`・ω・´)┓テクテク
一時間後
┃柱┃
(;´・ω・` ) .。oO(おかしい…)
っていうかアドルフが時間を破るなんてありえない
(。゚ω゚)「まさか……病気!?」
そうだ、そうに違いない!
そういえば手紙にまた気管支カタルがぶり返してるって書いてた!
いそいで借家に行こう!
ε三三┏(;´・ω・` )┛
借家
ガチャガチャ
(;´・ω・` )「あれ?鍵が閉まってる」
(;´・ω・` )っ「おーいアドルフ ボクだよ 開けてよ」ドンドン
(・∞・)「なんだい騒がしいね!」
Σ(・∞・)「あれ?クビチェク君じゃない」
(´ᴖωᴖ`;)「お久しぶりです すみませんちょっと鍵がかかってて…」
大家のツァクライス婦人は不思議そうな顔をしてる
(・∞・)「鍵がかかってるって当たり前じゃない…」
(・∞・)「だってその部屋は空き部屋ですもの」
(;´・ω・` )「え?何を言ってるんですか…」
(;`・ω・´)「ここはボクとアドルフの部屋ですよ!」
(;・∞・)「……もしかして何も知らないのかい?」
(;´・ω・` )「え?」
(;・∞・)(´・ω・`; )
ツァクライス婦人から次の三つのことを告げられた
アドルフは家賃を払うと姿を消したこと
別れの挨拶も何もなかったこと
手紙やメモも何も残さなかったこと
( ;´-ω-` ) .。oO(アドルフ…)
一体何があったんだ……
……
(`・ω・´) .。oO(そうだ!)
そもそもあの部屋はボクがピアノを弾くために借りたんだ
きっとアドルフは一人であの広い部屋を持て余したんだ
だから引っ越したんだ!
アドルフはせっかちで抜けている所があるから
いろいろ無作法なことをして……
……
(´・ω・`) .。oO(……アドルフがそんなことをする?)
急いで部屋を借り
知りうる限りの知人、考えられる限りの関係者のもとに走った
そしてボクの住所を教えた
アドルフを見かけたら知らせて欲しい、伝えて欲しいと言伝をして
しかし、一週間たっても、二週間たっても
なんの音沙汰もなかった……
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